共働き家庭でもペットを飼いたいとき。犬や猫などを飼うコツとは

ペットを飼う前にしておきたいことなど

共働き家庭でもペットを飼いたいとき。犬や猫などを飼うコツとは

子どものいる共働き家庭では、ペットを飼いたいと考えることもあるのではないでしょうか。今回の記事は、犬や猫、うさぎなど実際に共働き家庭がペットとして飼った動物やママたちがペットを飼う前にしておいたこと、共働き家庭でペットを飼うときのコツなどについて体験談を交えてお伝えします。

共働きでもペットを飼いたいとき

パパやママが動物好きな場合や子どもが犬や猫を飼いたいと言ったときなどに、共働きで忙しい場合でもペットを飼いたいと考えることもあるのではないでしょうか。ママたちに聞くと、ペットを飼う前にしておきたいことや実際に他の家庭はどのようなペットを飼っていたか、共働きで時間に余裕がないなかでもできる、ペットを飼うときのコツがあれば知りたいといった声が聞かれました。

そこで、今回は実際に共働き家庭でペットを飼っているママたちに、どのようなペットを飼っているのかや飼うときに工夫していることなどを聞いてみました。

ペットを飼う前にしておいたこと

共働き家庭がペットを飼う前には、どのようなことをしておけばよいのでしょう。


住居がペット飼育可か確認する

20代ママ
20代ママ

まず、住んでいるマンションがペットに対応しているかどうか確認しようと思いました。管理人さんに相談したところ、小型の室内犬と猫なら飼ってもよいと確認できたので、その後ペットを探しました。

飼う前に、まず住んでいる住居でペットの飼育ができるかどうか確認したママがいるようです。

家族で気持ちよくペットを迎えられるよう、マンションやアパートなどの賃貸住宅の場合は管理人さんへ相談や確認をしておくと安心かもしれません。


お世話について話しあう

飼い主と犬
iStock.com/Rawpixel
30代ママ
30代ママ

子どもが『すぐに犬を飼いたい』と言ったので、家族でペットを飼うことについて話しあいました。日中留守番をさせる場合はどうするかや、散歩や餌などお世話をしてあげなければならないことなどペットを迎えることがどういうことなのかじっくり話し、お世話に関するお約束をつくりました。

ペットを迎える前に、共働き家庭でペットを飼った場合どのようにお世話をしていくのかよく話しあっておくことも大切かもしれません。

ほかにも、ペットの鳴き声が近隣に迷惑をかけないよう配慮できるかや家族旅行をするときは誰に預けるのかも話しあっておいたという声もありました。

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共働き家庭でペットとして飼った動物

実際に、共働き家庭ではペットとしてどのような動物を飼っているのでしょう。


20代ママ
20代ママ

我が家は共働きですが、夫婦ともに子どもの頃から好きな犬を飼っています。留守番が長時間になった場合でも愛犬が快適にすごせるよう、広めのスペースを取ったり排泄にも備えてトイレも複数用意しています。

夫婦揃って日中外出することが多い共働きの場合でも、工夫しながら犬を飼うこともできるようです。

犬に日中お留守番させる場合は、危険なものがある箇所やいたずらをしそうな場所には一応柵をしているという声もありました。


30代ママ
30代ママ

うちでは猫を飼っています。以前、出かける前に餌を多めに用意しておいたら、1度に食べてすぎてしまい吐いてしまったことがありました。それからは、猫への餌は朝仕事に行く前と、帰宅した夜に1回ずつの最低2回にわけてあげるようにしています。

猫を飼っている共働き家庭もあるようです。仕事の日など決まった時間にあげるのが難しい場合は、猫に餌を自動で補給してくれる便利な商品もあるようなので、活用してもよいかもしれません。

ほかにも、日中の猫の様子が心配だったので仕事中でも家の室内を確認できるペットモニターを購入して使っているという声もありました。


うさぎ

うさぎ
iStock.com/kate_sept2004
20代ママ
20代ママ

子どもが『かわいいから飼ってみたい』と言ったのをきっかけに、うさぎを飼い始めました。うさぎは夜行性のようなので、毎日帰宅してから寝る前の8時頃から遊んでいます。名前も憶えているようで、呼ぶと寄ってきてジャンプして喜びを表現する姿がかわいいです。

うさぎを飼っている共働き家庭のママもいるようです。夏には留守中もうさぎのいる部屋にエアコンをつけて、冬には温かい敷物やペット用の電球型ヒーターを使って暑さ対策や寒さ対策をしているという声もありました。

共働き家庭でペットを飼うコツ

ママたちに、共働き家庭でペットを飼うときのコツを聞いてみました。


体力がついてきた月齢の子を迎える

20代ママ
20代ママ

ペットショップの店員さんに相談したところ、家で留守番をするには子犬よりもある程度体力のついてきた生後5カ月以降の犬がよいとのことでした。安心して留守番ができるよう、我が家には生後6カ月の犬を迎えました。

共働き家庭は長時間留守をさせることも考え、ある程度体力がついてきたペットを迎えたママがいるようです。

犬や猫、うさぎなど生後3カ月以内の動物は1回に食べられる量も少ないため餌をあげる回数も比較的多いことから、飼い主が不在になる状況では飼育が難しいようです。身体が大きくなり、ご飯の回数も減ってきた頃のペットを迎えるとよさそうです。


飼い主がいないときの居場所を作る

30代ママ
30代ママ

猫を飼っていますが、私たちが留守をしていても、ペットが安心できる居場所を作ってあげたいと思いました。ゲージのなかにトイレや水飲み皿、餌の皿やおもちゃを置くことも考え猫のサイズより大きめのものを用意しました。

仕事中など、飼い主がいないときにペットが安心できる居場所を作ることも大切かもしれません。ペットの縄張りになるような場所を作ってあげることで、飼い主がいない部屋でも安全にすごすことができそうですね。


いっしょにいる時間を大切にする

20代ママ
20代ママ

普段平日は日中家を空けていることが多いので、家族が休みの日にはできるだけ愛犬と触れあうようにしています。子どもと長めの散歩をしたりスキンシップをとったりと、家族としていっしょにすごす時間を大切にしています。

仕事をする日は留守番をしてもらう日があるぶん、休日や家にいるときにペットといっしょにいる時間を大切にしているママもいるようです。共働きでも、ペットをどれだけ家族と同じように大事にできるかいつも意識しているというママの声もありました。

家族でよく話しあってペットを迎えよう

家族とペット
iStock.com/kumikomini

共働き家庭のママたちは、犬や猫、うさぎなどさまざまなペットを飼っているようです。実際に飼う前に、子どもとペットのお世話についてよく話しあっておいたというママの声もありました。

いっしょにいる時間を大切にするなど飼うときのコツも参考にしながら、家族の一員であるペットと楽しくすごせるとよいですね。

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