産休中の過ごし方。安静のときにしたことや1日のスケジュールなど

有意義に過ごすためにママたちが考えたこと

産休中の過ごし方。安静のときにしたことや1日のスケジュールなど

産休は、働いているママが出産の前後にとるお休みですが、出産を待つママの中には、休暇中の過ごし方がわからないという声もあるようです。今回は、安静のときにしていたことや一日のスケジュールなど、産休中のママたちがどのように過ごしていたのか、体験談をきいてみました。

産休中はどのように過ごす?

産休は出産前後の体をいたわる大切なお休みですが、いざ休みに入ると、働いていたときの忙しさとのギャップに戸惑うママもいるようです。暇をもてあまして何をしたらいいかわからなかったという声や、今だけの自由な時間を有意義に過ごしたいと考えたという声がありました。

今回は、同じ悩みをもつママに向けて、実際に産休をとったママたちがどのように過ごし、何に気をつけていたのか、体験談をあつめました。

ママたちにきいた産休中の過ごし方

出産前の産休は、おなかの中にいる赤ちゃんの誕生を楽しみにしつつ、体調に気をつけながら過ごす時期でしょう。

自宅で安静にしていたママや、積極的におでかけしていたママなど、産休中の過ごし方についてはさまざまな体験談がありました。


出産準備をする

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「ハイローチェアやチャイルドシートなど、どれを購入するか迷っていたベビー用品について、時間をかけてリサーチしました。ベビーベッドをセッティングするなど、自宅の出産準備も進めました」(30代ママ)

赤ちゃんをおうちに迎えるために、模様替えをしたり出産準備品を買い足したというママがいました。産休中だからこそじっくり選ぶ時間をもてたので、よかったという声もありました。


妊婦検診へ行く

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「臨月に産休に入ったので、妊婦検診は一週間に一回でした。検診の帰りにお店へ寄ったりして、おでかけもあわせて楽しみました」(30代ママ)

自宅でゆったり過ごしたいママも、妊婦検診の日だけは外出することになるでしょう。病院へ行ったついでに、買い物やカフェを楽しんだというママがいました。


保育園の申請準備をする

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「上の子と同じ保育園に入れるため、なるべく早く入所の申請をしたいという気持ちがありました。役所の窓口へ行き、スケジュールを確認したり申請書をもらったりしました」(30代ママ)

働いているママにとって、保育園に希望通り入所できるかどうかは重要なポイントでしょう。出産前から役所へ行って、申請書類や申請のスケジュールについて確認したママがいました。

また、自治体によっては出産前から保育園入所の申請ができる場合もあるようです。


家の掃除をする

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「赤ちゃんが生まれてからはゆっくり掃除できないと思い、水回りや床の汚れを徹底的に落としました。不要なものを捨てる断捨離も行いました」(30代ママ)

産後は子育てで忙しくなることを予想し、時間がある産休中に自宅の掃除をしたというママがいました。赤ちゃんを迎える環境を整える上でも、掃除は大切かもしれませんね。


おでかけを楽しむ

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「産後はなかなかゆったりした時間を持てなくなると思い、カフェめぐりをしました。子連れでは入れない落ち着いた雰囲気のお店なども、今だけと思い楽しみました」(30代ママ)

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「赤ちゃんが産まれると、上の子を連れてお出かけできることが少なくなると思ったので、近所の公園などへ連れていきゆっくり遊ぶ時間をもちました」(30代ママ)

赤ちゃんが生まれ育児で忙しくなると、産前のように自由に出かけられなくなる場合もあるでしょう。産休のうちに子連れでは行きにくい場所へおでかけしたり、公園などで上の子との時間を楽しんだママがいました。

また、運動を兼ねて散歩を習慣にしていたというママもいました。


体を休める

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「赤ちゃんが産まれると、上の子を連れてお出かけできることが少なくなると思ったので、近所の公園などへ連れていきゆっくり遊ぶ時間をもちました」(30代ママ)

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「自宅でゆっくりしながら、たまっていたドラマの録画を一気に観ました。働いていたときにはなかなかできなかったことなので、幸せな時間でした」(30代ママ)

自宅安静を指示されたり、疲れやすくなったと感じて、体を休めて過ごしていたママがいました。産後に振り返ってみると、ゆっくり休めた最後の時間だったと思うママもいるようです。

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産休中の一日のスケジュール

時計とカレンダー
iStock.com/WestLight

働いていたときとは過ごし方の変わる産休中、ママたちはどのようなスケジュールで一日を過ごしていたのでしょうか。

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「6時に起きて朝食を食べ、午前中は家事や近所へ買い物に出かけていました。12時に昼食をとった後、午後はゆっくり過ごし、16時ごろに夕食の準備をはじめていました。夕食は18時ごろ、就寝は23時でした」(30代ママ)

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「朝はゆっくり休んで10時ごろに起きていました。午後にお昼寝や読書をして、体調がよければお散歩や買い物などへ出かけました。19時ごろに夕食をとり、だいたい23時に寝ていました」(30代ママ)

起きる時間や過ごし方はさまざまですが、ゆっくり休む時間を持ちながら家事などをしていたママがいました。上の子がいる場合は、保育園への送迎などにあわせたスケジュールになることもあるようです。

体がつらいと感じたらすぐに休めるよう、一日に複数の予定は入れないようにしていたという声もありました。

産休中に気をつけること

妊婦
iStock.com/Milatas

産休中に活発に動いていたママや、自宅でゆっくりしていたママもいるようですが、それぞれどのようなことに気をつけながら過ごしていたのでしょうか。


体調にあわせて行動する

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「産休中はお腹が張りやすく、動きすぎるとお腹が痛くなっていたので、妊娠前の7割ぐらいを意識して行動するようにしていました」(30代ママ)

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「妊娠後期に入院生活を経験しました。赤ちゃんが生まれてもいい体重になって一度退院したのですが、体が疲れやすくなっていたので、なるべく一人での外出はしませんでした」(30代ママ)

出産目前の体調はママによって、またそのときによって異なるようです。外出や運動も無理をせず、体の変化にすぐ気づけるようにしたほうがいいかもしれません。


遠いところへのおでかけは控える

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「いつ生まれるかわからないので、遠い場所へのおでかけはしないようにしていました。出産前に実家でゆったり過ごす時間を持ちたいと思いましたが、車で数時間かかる距離なので、帰省は臨月に入る前に済ませました」(30代ママ)

体調に変化があったときや、生まれそうになった場合を考えて、すぐかかりつけの病院に行けるよう遠出は控えたというママの声がありました。

おでかけを考える場合は、その場所から病院までどのくらいの時間で行けるかなどを調べておくのも一つの方法でしょう。


出産に備える

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「急に生まれた場合に備えて、近所へ外出するときも、母子手帳を持ち歩くようにしていました。予定日が近くなると、いつでも入院できるように出産準備セットをつくっておきました」(30代ママ)

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「緊急時に私が自分で連絡できない状況でも、その場に居あわせた人や救急隊員が、私のスマホから夫や家族にすぐ連絡できた方がいいと考えました。迷いなく家族へ発信できるよう、電話番号とわかりやすい表示名を設定しました」(30代ママ)

急な出産に備えて、母子手帳を持ち歩いていたというママが多くいました。また、緊急時の家族への連絡手段を整えたという声もありました。

起こりうるさまざまな状況を考えて、準備しているママがいるようです。

産休の貴重な自由時間を楽しもう

妊婦
iStock.com/monzenmachi

産休中のママたちは、これから迎える出産と産後の忙しさを考えながら、自由な時間を思い思いに過ごしていたようです。安静にしながらもテレビ鑑賞や読書を楽しんだり、無理のないスケジュールでゆったり過ごせる贅沢を味わえたという声がありました。

働いているときにはなかなかできなかったことや、時間ができたらしてみたいと思っていたことなどに、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

2019年05月15日


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