兄弟の真ん中の子どもの育て方。呼び方や声のかけ方

真ん中の子どもあるあるは?

兄弟の真ん中の子どもの育て方。呼び方や声のかけ方

兄弟の真ん中の子どもの性格や呼び方について気になっているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、真ん中の子あるあるや特徴、真ん中の子の育て方で意識したこと、愛情のかけ方などの3人兄弟を育てるときに意識したことについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

真ん中の子の育て方で気になること

3人兄弟の子育てをしているママやパパは、どのようなことが気になっているのでしょう。真ん中の子の育て方などの悩みをママたちに聞いてみました。

「私は真ん中の子の名前の呼び方が気になっています。私と夫は3人を名前で呼んでいますが、子どもたちは『お兄ちゃん』と呼んだりニックネームで呼んだりして呼び方がまちまちなので、同じような呼び方にした方がよいのか気になります」(30代ママ)

「私と夫は真ん中の子の育て方が気になっています。気がつかないうちに上の子に手をかけたり下の子をかわいがったりしているのではないかと思い、真ん中の子がさびしい思いをしていないかとときどき気になります」(40代ママ)

3人兄弟の場合、名前の呼び方やそれぞれへの関わり方で悩むこともあるようです。真ん中の子だけ性別が違う場合、関わり方に悩むことがあるというママの声もありました。

では、兄弟の真ん中の子にはどのような特徴があり、どのように育てるとよいのでしょう。

兄弟の真ん中の子あるある

兄弟の真ん中の子はどのような性格なのでしょう。また、どのような特徴があるのでしょう。真ん中の子あるあるをママたちに聞いてみました。


負けず嫌いの性格

おもちゃ
iStock.com/FabrikaCr

「兄弟2人に挟まれて育つ真ん中の子は、負けず嫌いの性格かなと感じることがときどきあります。例えば上の子が逆上がりができるようになると自分もできるまで何度も練習をするなど、上の子に負けないようにがんばるところが真ん中の子あるあるではないかと思います」(40代ママ)

兄弟の真ん中の子が負けず嫌いな性格をしていると考えるママがいました。真ん中の子は上の子ができるようになったことやママやパパに褒められる様子を見て、自分も負けたくないと何度も練習をすることもあるのかもしれません。


マイペースな性格

「3人兄弟の真ん中の子はマイペースな性格をしていると感じています。上の子と下の子がいっしょに絵本を見ているときに、真ん中の子は積み木で遊んでいるというようなことがあり、マイペースなところがこの子の特徴なのだなと思います」(30代ママ)

兄弟と別の行動をするマイペースな性格の真ん中の子もいるようです。家族でお出かけをするためにみんながあわただしく準備をしているときに、真ん中の子は絵本を読んでいることがあり、真ん中の子あるあるなのかもしれないと感じたというママの声もありました。


周りに気づいができる性格

「真ん中の娘は周りの状況をよく見ていて、気づかいができる性格だと思います。下の子が積み木を出し始めると、いっしょに用意をし『何を作りたい?』などと話しかけながら遊ぶ姿を見ると、気づかいの仕方が真ん中の子あるあるかなと感じます」(40代ママ)

真ん中の子には周囲の人や兄弟への気づかいができる特徴があると考えるママがいました。他には、ママが家事で疲れた様子を見ると、真ん中の子がすぐに『肩たたきしてあげる』と言ってくれるという声もありました。

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真ん中の子の育て方で意識したこと

兄弟の真ん中の子を育てるときにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょう。ママたちが意識したことを聞いてみました。


上の子との違いを認める

縄跳びを持つ女の子
iStock.com/Masaru123

「真ん中の子に関わるときには、私も夫も『上の子と違う』ということを意識するようにしています。上の子が縄跳びをじょうずに跳べるようになったときには、真ん中の子が得意な折り紙の折り方を褒めるなど、それぞれの特徴にあわせて認めるようにしています」(40代ママ)

真ん中の子は、上の子を見てうらやましく思ったり悔しくなったりすることがあるかもしれません。上の子と比べないように意識して接することで、子どもたちそれぞれが自分の得意なことに自信をもてるようになったようだというママの声もありました。


よいことをしたらすぐに褒める

「真ん中の子がよいことをしたときは、すぐに褒めるように意識しています。上の子は何もかもが初めてで下の子はまだ幼いということもあり、私たちも上の子と下の子に目が行きがちになるので、真ん中の子の様子をしっかり見ようと夫婦で心がけています」(30代ママ)

真ん中の子の様子を意識して見て、よいことをしたときなどには欠かさずに褒めるようにしているママやパパもいるようです。上の子の小学校入学などで忙しいときにも、真ん中の子の様子に目を向けるように気をつけているというママの声もありました。


甘えられる場を作る

「3人兄弟の上の子や下の子が私に甘えているときに、真ん中の子は一人で行動していることがあるので、真ん中の子が甘えられる場を意識して作るようにしています。真ん中の子が何かに夢中になっているとき以外は、私から声をかけたりスキンシップをとったりしています」(30代ママ)

真ん中の子は一人で行動することが好きなこともあるようですが、様子を見ながらコミュニケーションをとるとよいかもしれません。ママのなかには、真ん中の子が好きな積み木でできるだけいっしょに遊ぶようにしているという声もありました。

兄弟3人を育てるときのポイント

兄弟3人を育てるときにはどのようなことをポイントにするとよいのでしょう。実際に、3人兄弟の育児をしているママたちに聞いてみました。


平等になるように気をつける

「我が家では3人それぞれの性格や特徴にあった声かけや関わり方をすることで、各々が平等に愛情を感じられるように工夫しています」(40代ママ)

3人兄弟を育てるときには、どの子どもにも同じように愛情を注ぐことが大切かもしれません。真ん中の子と接した時間が少なかったと感じた日は、夜寝かしつけるときに楽しかったことなどを聞くようにしているというママの声もありました。


それぞれのよさを見つける

「私も夫も3人の兄弟それぞれのよいところを見つけて、それを子どもたちにしっかり伝えるようにしています。3人とも違うよさがあり、とても大切に思っているということを言葉にして伝えることが子育てのポイントではないかと思います」(30代ママ)

3人ともママとパパの大切な子どもだと伝えることを、3人兄弟の育児のポイントと考えているママがいました。3人それぞれの違ったよさを見つけて、子どもたちを大切に育てることができるとよいですね。

真ん中の子の性格にあう育て方を工夫しよう

ママと女の子達
iStock.com/Masaru123

真ん中の子あるあるなどの特徴を考えて、育て方や接し方を工夫しているママやパパがいました。兄弟の性格や名前の呼び方はさまざまなようですが、どの子どもにも愛情をもち、それぞれの性格にあう育て方を工夫できるとよいですね。

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2019.05.01

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