親子で料理をしよう。子どもと作った食事やデザートのレシピ

献立を決めるときのポイントなど

親子で料理をしよう。子どもと作った食事やデザートのレシピ

子どもが料理の手伝いをしたがるとき、親子で料理したいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、献立を決めるなど親子で料理するときの流れや親子で料理した食事やデザートのレシピを体験談を交えてご紹介します。

親子で料理をしたいとき

子どもに料理や食事について関心をもってもらいたいとき、親子で料理したらどうかと考えるママもいるかもしれません。どのようなときに、親子で料理を楽しみたいと思うのかママたちに聞いてみました。

「私が料理していると、子どもが横に来て『私もやりたい!』と言ってきました。子どもの気持ちを大切にしたいと思い、親子でいっしょに料理しました」(3歳児のママ)

「料理の本を見ながら献立を考えていたら、子どもが興味をもったようで覗いてきました。子どもといっしょに料理ができたら楽しいだろうと思ったので、子どもといっしょに簡単に作れるレシピを探していっしょに作れるようにしました」(5歳児のママ)

子どもが料理に興味をもったときなどに、親子で料理したいと感じたママがいるようです。他にも、テレビで親子が料理をしている番組を見ていた子どもが「ぼくもママとお料理してみたい」と言ったことをきっかけに親子で料理をしたいと思ったというママの声もありました。

親子で料理するときの準備

親子で料理をするとき、どのような準備をするとよいのでしょうか。ママたちに、親子で料理をするときに準備したことを聞いてみました。


子ども用のアイテムを用意する

調理道具
iStock.com/ikuyan

「子ども用の包丁を用意しました。刃先が丸くなっているので、初めて包丁を使うときも安心だと思いました」(6歳児のママ)

「子ども用の踏み台を用意しました。踏み台があると子どもの目線が高くなるだけでなく、作業しやすくなるようなので重宝しています」(3歳児のママ)

包丁や踏み台など子ども用のアイテムを用意したママがいるようです。他にも、子どもの好きな柄のエプロンや三角巾を用意し、楽しく料理しやすくなるよう工夫したというママの声もありました。


献立を決める

「夕食を作るとき、いっしょに作る料理を相談しながら献立を決めました。主菜とスープ中心に、使う食材のバランスを見ながらいっしょに考えたところ、実際に料理するときも楽しく作れました」(4歳児のママ)

事前に献立を決めておくことで、料理の途中で今は何を作っているのかが子どもにもわかりやすいかもしれませんね。ママのなかには、子どもの好きな献立にしたら積極的に料理に参加してくれたという声も聞かれました。

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サンドイッチ

「食パンの耳を切り落としてバターを塗っておきます。洗ったレタスの水気をキッチンペーパーで拭き取ってから乗せ、ツナやハムなど好みの具をレタスの上に乗せます。食パンをもう1枚重ね、包丁で2等分したら完成です。子どもにはバターを塗ってもらったり、レタスの水気を拭き取る作業を担当してもらいました」(3歳児のママ)

親子でサンドイッチを作ったとき、子どもにもできる部分を手伝ってもらったママがいるようです。子どもが包丁が使える場合は、食パンの耳を切り落とす作業を担当してもらうのもよいかもしれません。


お好み焼き

「卵と水、お好み焼き粉をボウルに入れてよく混ぜ、刻んだキャベツとシーフードミックスを加えて生地を作ります。生地をホットプレートに広げ、蓋をして蒸し焼きにします。火が通ったらひっくり返して両面焼いたら完成です。子どもには材料を混ぜる作業や、お好み焼きをひっくり返す手伝いをしてもらいました」(5歳児のママ)

子どもといっしょにお好み焼きを作るとき、子どもといっしょに生地をすくったりひっくり返したりするのも楽しそうですね。子どもがお手伝いしやすくなるコツとして、ひき肉を使うと生地がバラバラになりにくいので子どもだけでも返しやすいといったママの声もありました。


餃子

フライパンに乗った餃子
iStock.com/maroke

「みじん切りにした長ネギとキャベツ、ひき肉をボウルに入れます。塩コショウとしょうゆを加えて混ぜ、肉ダネを作ります。肉ダネを2枚の餃子の皮で挟み、フライパンで両面蒸し焼きにしたら完成です。子どもに包む部分を担当してもらうときは、肉ダネの量の調節の仕方をアドバイスするなど上手く包めるよう工夫しました」(4歳児のママ)

包み方が少し難しい餃子も、2枚の皮を使って挟むように包むと、小さな子どもも作りやすくなるかもしれません。肉ダネを作るときに、包みやすい大きさに1つずつ丸めておくと簡単だったというママの声もありました。

親子で料理したデザートのレシピ

子どもといっしょに作りやすいデザートには、どのようなものがあるのでしょうか。ママたちに親子で料理したデザートのレシピを聞いてみました。


クッキー

「ボウルに卵黄とバター、グラニュー糖を入れてよく混ぜます。小麦粉を加えて混ぜたら生地をひとまとめにし、ラップで包んで冷蔵庫で寝かします。生地を薄く伸ばして型抜きし、予熱したオーブンで焼いたら完成です。材料をボウルに入れてもらったり、型抜きをしてもらったりと親子でクッキー作りを楽しみました」(2歳児のママ)

型抜きクッキー作りを楽しんだ親子がいるようです。寝かせた生地を3等分し、ココアや抹茶パウダーをそれぞれ混ぜると3色のクッキーができて子どもが喜んでくれたというママの声もありました。


トライフル

「いちごとバナナ、スポンジケーキを一口サイズに切っておきます。透明のカップを用意し、具材の半量を入れます。その上にホイップクリームを絞り、残りのスポンジケーキを乗せてさらにクリームを絞ったら残りの果物を飾りつけて完成です。具材をどの順番で入れるかを子どもに任せると、自分なりに考えて集中して作っていました」(3歳児のママ)

果物やクリームを重ねて作るトライフルは、子どもと簡単に作りやすい献立のひとつかもしれません。具材を重ねる順番に決まりがないので、幼児期の子どもと親子で料理しやすかったというママの声もありました。


フルーツゼリー

「ゼリーミックスをお湯で溶かしてよく混ぜ、水を加えてさらに混ぜてゼリー液を作ります。一口サイズに切った果物をカップに入れ、ゼリー液を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。混ぜたり入れたりといった動作が簡単なので、2歳の娘とも楽しめました」(2歳児のママ)

ゼリーミックスを使うと準備や手間もかからず簡単に作れることから、初めての親子料理に選びやすかったというママの声もありました。エンゼル型を使って、誕生日にケーキ風のフルーツゼリーを作るのも楽しいかもしれませんね。

親子で楽しく料理しよう

クッキーをアレンジしている
iStock.com/monzenmachi

親子で料理をするきっかけには、子どもが手伝いをするようになったことなどがあるようです。子どもといっしょに献立を考えると、実際に料理をするときにスムーズに進められるかもしれません。

子ども用の料理グッズを用意するなど工夫して、親子で楽しく料理ができるとよいですね。

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