幼児の睡眠時間はどのくらい?昼寝の時間の取り方など

音楽などの睡眠をとりやすくするコツ

幼児の睡眠時間はどのくらい?昼寝の時間の取り方など

幼児の睡眠時間について気になっているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、幼児の夜の睡眠や昼寝の様子、睡眠スケジュールの整え方、音楽を使うなどの睡眠を取りやすくするための工夫について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

幼児の睡眠時間についてのママたちの悩み

2歳から6歳までの子どものいるママやパパは、睡眠時間についてどのように考えているのでしょう。幼児の睡眠時間についての悩みをママたちに聞いてみました。

「子どもの睡眠時間がだんだん少なくなっているので、1日の睡眠時間の合計が何時間くらいあるとよいのかが気になります」(4歳児のママ)

「お昼寝を午前と午後の2回していますが、年齢にあうお昼寝の仕方を知りたいです」(2歳児のママ)

「子どもが小学校に入学する前に睡眠などの生活スケジュールを整えたいと思っています。どのような睡眠スケジュールがよいのでしょう」(6歳児のママ)

幼児の睡眠時間をどのくらいとるとよいのか悩んでいるママがいました。睡眠時間は年齢やお昼寝の時間などによって変わることもあるようです。睡眠時間はどのくらい確保するとよいのでしょう。

幼児の睡眠時間について

2歳から6歳の幼児はどのくらいの睡眠時間なのでしょう。夜の睡眠やお昼寝の時間などをママたちに聞いてみました。


2歳から3歳の睡眠時間

寝室
iStock.com/evgenyatamanenko

「うちの子は、2歳になって夜は10時間以上睡眠をとるようになりました。1日の睡眠時間を12時間は確保したいと思うので、午後2時間ほどお昼寝をしています」(2歳児のママ)

「普段は午後のお昼寝を1時間から2時間ほどして、夜は10時間前後睡眠を取っています。お昼寝をしなかった日は夜の睡眠時間が長くなり、11時間ほどまとめて寝ることがあります」(3歳児のママ)

2歳から3歳の幼児のママたちに聞くと、1日の睡眠時間を12時間から13時間ほどにするためにお昼寝を取り入れることがあるようです。2歳になったばかりの頃は1日14時間の睡眠時間を確保したいと考えて、午前と午後にお昼寝をしたというママの声もありました。


4歳から6歳までの睡眠時間

「平日は保育園でお昼寝をしているため家では夜10時間の睡眠を取るだけです。休日はお昼寝しないですごすことが多く、その分早めに寝かしつけて11時間ほどの睡眠時間になるようにしています」(4歳児のママ)

「小学校の入学が近づいたのでお昼寝をしない習慣をつけたいと思い、夜9時には寝かしつけて10時間の睡眠時間を確保するように心がけています。しかし、幼稚園の活動で疲れた日などは夕方に少しお昼寝をすることもあります」(6歳児のママ)

保育園や幼稚園に通う頃になるとお昼寝の時間が少なくなったり、お昼寝をしないことがあったりするようです。ママたちに聞くと、夜の睡眠時間が足りないと感じたときは夕方短時間睡眠を取る時間を作り、1日の睡眠時間を確保するようにしているという声もありました。

こちらの記事も読まれています

睡眠スケジュールの整え方

幼児の睡眠時間を確保するために睡眠スケジュールを整えようと考えることもあるのではないでしょうか。睡眠時間の整え方について、ママたちに聞いてみました。


早寝早起きを心がける

「子どもの睡眠時間の確保をするために早寝早起きの習慣をつけることを心がけています。夜も決めた時間に寝ることで毎日の睡眠時間がしっかり整うのではないかと思います」(4歳児のママ)

睡眠スケジュールを整えるために就寝時刻や起床時刻を決める方法もあるようです。子どもが早寝できない場合はお昼寝の時間を短くしてもよいかもしれません。他には、睡眠スケジュールが整わないと感じたときは早起きをすることから調整をしたというママの声もありました。


体を動かして遊ぶ

おもちゃ
iStock.com/Shangarey

「夜しっかり睡眠が取れていないと感じたときは、昼間の遊び方を見直すようにしています。子どもの体力がついてくると体をよく動かさなかった日はすぐに寝つけないこともあるようなので、適度な運動を取り入れることを心がけています」(3歳児のママ)

睡眠時間を確保するために、昼間の遊び方を考えるママもいるようです。幼児は年齢や体格などによって遊んだ後の疲れ方に違いがある場合もあるようなので、様子を見ながら体を動かす遊びを取り入れるといった工夫をしてもよいかもしれません。


夕方のすごし方を考える

「小学校入学が近づき徐々に体力がついてきたのか、夕方まで遊ぶことが増えてきました。遅い時間帯まではしゃいだときなどは、夜なかなか寝つけないようだったので夕方から夜にかけては本の読み聞かせや積み木など、静かにすごせる遊びを取り入れるようにしています」(6歳児のママ)

幼児が夜、なかなか寝つけないと感じたときは夕方のすごし方を見直してみるとよいかもしれません。ママのなかには、家事を早めに片づけて子どもといっしょにすごせるよう意識したという声もありました。

睡眠を取りやすくするためにママたちが工夫したこと

幼児がスムーズに睡眠できるようにするためにどのようなことをするとよいのでしょう。ママたちが実際に行った工夫を聞いてみました。


明るさを調節する

「子どもがお昼寝をするときには、カーテンで明るさを調節するようにしています。気持ちよく眠れる明るさにするように工夫することで、短時間でも眠りが充実するように意識しています」(2歳児のママ)

「夜はスムーズに眠ることができるように、夕方すぎから少しずつ部屋の明るさを調整しています。就寝時間になったら子どもが早めに眠りにつけるように部屋をできるだけ暗くすることを心がけています」(5歳児のママ)

幼児が睡眠を取りやすくするために部屋の明るさを調節しているママがいました。お昼寝と夜の睡眠では眠る時間に違いがあるため、子どもの様子を見ながら明るさなどの睡眠環境を整えるとよさそうです。あまり暗いと眠れない子どもの場合には、間接照明を取り入れて明るさを調節するのもよいかもしれません。


音楽を使う

「子どもの睡眠の導入に音楽を取り入れています。赤ちゃんの頃から音楽を聴きながら眠っているので成長してからも続けて使っていたところ、最近では好きな音楽を自分で選ぶようになってきました」(4歳児のママ)

幼児の睡眠の導入に音楽を使うこともあるようです。睡眠用の音楽にはリラックスできる音楽やオルゴールの音楽などさまざまあるようですが、子どものお気に入りの歌を取り入れても気もちよく眠ることができるかもしれませんね。

子どもの睡眠時間を整えよう

ママと赤ちゃん
iStock.com/itakayuki

幼児の睡眠時間は年齢や体力などによっても違いがあるようです。子どもが気もちよく眠れるように音楽の使い方や明るさを工夫しているママがいました。睡眠時間をしっかり確保したいと考えたときは、昼寝の時間や夕方のすごし方を考えて睡眠のためのスケジュールを整えることができるとよいですね。

【体験談】5歳児の睡眠時間。短いときの対処法とは

【体験談】5歳児の睡眠時間。短いときの対処法とは

2019.03.04

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。