春や夏のおくるみはどう選ぶ?素材や選ぶときのポイント

手作りおくるみの作り方

春や夏のおくるみはどう選ぶ?素材や選ぶときのポイント

春生まれや夏生まれの赤ちゃんのおくるみに、どのような素材を選ぶとよいのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、おくるみを使う場面や生まれた時期別のおくるみの素材、手作りのおくるみの作り方や春、夏のおくるみを選ぶときのポイントについて、ママたちの体験談をまじえてご紹介します。

春と夏におくるみを使う場面

春から夏にかけて出産を控えているママや、赤ちゃんが生まれたばかりのママの中には、赤ちゃんのためにおくるみを用意しようと考える方もいるのではないでしょうか。ママたちはどのようなときにおくるみを使っているのでしょうか。春と夏におくるみを使う場面をママたちに聞いてみました。


寝かしつけ

「出産後赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれないことに悩んでいたとき、おくるみで抱っこするとよいと助産師さんに教えてもらいました。おくるみにくるんでから抱っこをすると抱きやすく、子どもが落ち着いてくれることもありました」(20代ママ)

抱っこをするときに赤ちゃんをくるむ、寝た後に赤ちゃんの上にかけるなど、おくるみを寝かしつけに利用していたというママもいるようです。抱っこに慣れないときにもおくるみを利用することで抱きやすくなったというママも声もありました。


おでかけ

広場のベンチ
iStock.com/dar_st

「おでかけで授乳が必要になったとき、おくるみを授乳ケープとして使うことがありました。薄手の素材だったので、春夏の暖かい気候のときでも暑くなりにくかったです」(30代ママ)

「夏場のスーパーは冷房がかなりきいているので、赤ちゃんの体が冷えないようにおくるみを利用していました。抱っこのときは抱っこ紐の上から巻く、ベビーカーのときは上にかけるなどしていました」(40代ママ)

おでかけのときにおくるみを使ったというママもいるようです。授乳ケープや日除け、冷房対策としても使うことができるので、外出のときは1枚持っておくと便利かもしれません。


オムツ替えや着替え

「我が家ではおくるみをオムツ替えシートとしても使っていました。友人宅などに遊びに行ったときは、直接畳などの上でオムツ替えをするのではなく、おくるみを敷いて替えるようにしています」(30代ママ)

オムツ替えや着替えのときにおくるみを使用したというママもいるようです。外出先で赤ちゃんを寝かせておくときにおくるみを下に敷いていたというママの声もありました。

【体験談】生まれた時期別おくるみの素材

春生まれや夏生まれの赤ちゃんにはどのような素材のおくるみを選ぶとよいのでしょうか。ママたち選んだおくるみの素材を生まれた時期別にご紹介します。


春生まれ

「息子は春生まれですが、寒い日と暑い日それぞれに対応できるようにモスリンコットンのおくるみを購入しました。コットンの肌触りがよいところもおくるみを選ぶ決め手になりました」(20代ママ)

寒かったり暑かったりして寒暖差も考えられることから、春生まれの赤ちゃんには適度な厚さがあるコットンや綿素材のおくるみを選んだというママもいるようです。これらの素材のおくるみは一年中使いやすく、洗濯のしやすいところが便利だというママの声もありました。


夏生まれ

おくるみの素材
iStock.com/alexat25

「夏生まれの我が子のおくるみには、通気性のよいガーゼ素材のものを選びました。ちょっとしたおでかけのときにも熱がこもりにくく、クーラーをつけた部屋でのお昼寝のときは適度な温かさの肌掛けとして重宝しました」(30代ママ)

夏生まれの赤ちゃんのおくるみの素材には、通気性のよいガーゼや吸水性の高いパイルを選んだというママもいるようです。汗をかくことを考慮して、洗い替えができるようにおくるみを2枚用意していたというママの声もありました。

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手作りおくるみの作り方

おくるみを手作りしたいと考えるママもいるかもしれません。手作りおくるみの作り方をまとめてみました。


材料

  • 表生地
  • 裏生地
  • バイアステープ

表生地と裏生地は同じ大きさのものを用意し、一度水通しをしてアイロンをかけておきます。表と裏で色や素材を変えるのもよいかもしれません。好みに応じてカラフルなものやレースのついたバイアステープをつけると、オリジナリティのあるおくるみを作ることができそうです。


作り方

1.2枚の生地をそれぞれ裏返してあわせ、マチ針で留めておきます。

2.1センチほどの縫いしろを取りながら、返し口を10センチほど残して四方を縫います。

3.返し口から手を入れて布を返し、一度アイロンをかけて形を整えます。

4.生地の四方をバイアステープで挟み、ミシンで縫いつけて完成です。


フードをつける場合は、事前に別布でフード部分を作っておき、最後にメインの生地といっしょに縫いつけるとよいようです。バイアステープはミシンで縫いつけるものの他にアイロンで接着できるものもあるようなので、使いやすさにあわせて選ぶとよいかもしれません。

春、夏のおくるみ選びのポイント

春や夏のおくるみを選ぶときにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょう。春、夏のおくるみ選びのポイントをママたちに聞いてみました。


大きさ

「長く使いたいと思っていたので、使い勝手のよい120センチ四方の大判のおくるみを買いました。肌掛けに使うときも折る回数を変えることで暖かさを調整できました」(40代ママ)

使い勝手のよい大判のおくるみを選んだというママもいるようです。退院のときに小さい赤ちゃんを抱っこしやすいように、小さめのおくるみを選んだというママの声もありました。


デザイン

「春は風が強いこともあるので、顔周辺の風を防げるようにフードつきのおくるみを選びました。猫の耳がついていて、とてもかわいらしいところが気に入っています」(30代ママ)

フードつきのものや足つきのものなど、おくるみをデザインで選んだというママもいるようです。お気に入りのキャラクターのものを選んだり、ベビーカーの色と統一したりしたというママの声もありました。

赤ちゃんやママにあったおくるみを選ぼう

おくるみに包まれた赤ちゃん
iStock.com/phonprom

ママたちは春生まれの赤ちゃんには綿、夏生まれの赤ちゃんにはガーゼなど、生まれた時期や使用する季節によっておくるみの素材を選んでいるようです。赤ちゃんがすごしやすい素材のものを選んだりママが使いやすい大きさのものを手作りしたりするなどして、赤ちゃんやママにあったおくるみを用意することができるとよいですね。

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