【体験談】赤ちゃんのつかまり立ち。頭を保護する対策や環境づくり

コーナーガードやヘルメットを使う工夫

【体験談】赤ちゃんのつかまり立ち。頭を保護する対策や環境づくり

赤ちゃんがつかまり立ちをするようになると、転んで頭を打つこともあるかもしれません。頭を保護するための対策としてどのような方法があるのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、ヘルメットなど保護グッズやコーナーガードを使うなどの環境づくり、意識したポイントを体験談を交えてご紹介します。

赤ちゃんのつかまり立ちでヒヤリとするとき

赤ちゃんがつかまり立ちができるようになると、目線や視界が変わることから進んでやりたがるようになることもあるかもしれません。その姿が微笑ましい反面、危ない場面があるとヒヤリとするママもいるのではないでしょうか。

実際にママたちは、つかまり立ちする赤ちゃんのどのようなときに危ないと感じるのでしょう。

「つかまり立ちをした後、バランスを崩して後ろに転倒しそうになることが何度かありました。そこで、赤ちゃんの頭を保護するためのグッズはあるのか、どのようなタイプがおすすめなのか気になりました」(生後11カ月のママ)

「テーブルでつかまり立ちをしたとき、手を滑らせて角に頭を打ってしまったことがありました。どのようなガードをしておけばよいのか気になりました」(1歳児のママ)

つかまり立ちの姿勢が安定しない頃は転倒しやすいと感じ、頭を打ってしまうのではないかと心配に思うことがあるようです。実際に、ママたちは赤ちゃんの頭を保護するための対策としてどのようなことをしているのでしょう。

赤ちゃんに用意した頭を保護するグッズ

着ぐるみを着た赤ちゃん
© chihana - Fotolia

転倒して頭を打つことへの対策として、赤ちゃんの身につけるタイプの保護グッズを用意したママもいるようです。実際に、ママたちが使ったことのあるグッズをご紹介します。


リュック

「つかまり立ちから後ろに転ぶことが多いと感じたので、後頭部を保護できるタイプのリュック型のクッションを使いました。それをつけるようになってからは、転んでびっくりして泣くもののすぐに泣き止むようになりました」(生後10カ月のママ)

「赤ちゃんが背負うぬいぐるみタイプのクッションを用意しました。肩紐はゴムで調整しやすく、軽量なタイプだったので赤ちゃんの動きにも負担にならないようでした」(生後11カ月のママ)

赤ちゃんが背負うリュックタイプのクッションもあるようです。転んだときに、背中から後頭部にかけてガードしてくれるタイプのようなので、後ろに転びやすい赤ちゃんに用意するのもよいかもしれません。


ヘルメット

「うちの子は後ろより横によく倒れそうになることが気になりました。そのため頭全体をガードしてくれるヘルメットを用意しました」(生後11カ月のママ)

ママのなかには、赤ちゃんの首の負担にならない軽量タイプや、かわいい柄のデザインのヘルメットなどがあることから目的に応じて選んだいうママの声もありました。

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つかまり立ちの時期にした環境づくり

赤ちゃんがつかまり立ちをする時期に、家のなかの環境をどのように工夫すればよいのか知りたいママもいるかもしれません。ママたちに、環境づくりで気をつけたことについて聞いてみました。


家具の配置を考える

椅子と観葉植物
iStock.com/Scovad

「小さな収納棚は赤ちゃんがつかまったときに安定しにくいと思ったので別の部屋に移し、重心の安定したローテーブル使ってつかまり立ちができるようにしました」(生後10カ月のママ)

「ローラーつきのラックは、赤ちゃんがつかまったときに動いて危ないと思いました。そこで、赤ちゃんが普段すごす部屋には不安定な家具を置かないようにしました」(1歳児のママ)

家具の配置を考えることもつかまり立ちする赤ちゃんを保護できると考えて、部屋の環境を整えたママもいるようです。赤ちゃんがつかまったときに動いてしまう不安定な家具や、角のある家具などはできるだけ赤ちゃんの周りに置かないこともひとつの工夫かもしれません。


やわらかい物を敷く

「テーブルでつかまり立ちして後ろに転んだとき、固い床から頭を保護する必要があるでははないかと思いました。そこで、赤ちゃんがすごす部屋にやわらかい素材のジョイントマットを敷き詰めました」(生後10カ月のママ)

赤ちゃんが転んだときのことを考えて、頭を固い床からガードするためにクッション性のあるマットを敷いたママもいるようでした。他にも、つかまり立ちしそうな場所にタイル型のカーペットや長座布団を敷いておいたというママの声もありました。


コーナーガードを使う

「赤ちゃんが机の角に頭を打つことから保護するために、家具用のコーナーガードを用意しました。机の脚や壁から出た柱の角など、危ないと感じる場所には全て貼りました」(生後11カ月のママ)

「つかまり立ちを頻繁にするようになった赤ちゃんのためにコーナーガードを用意しようと考えました。机の側面や出入り口の柱の角などにもテープタイプのコーナーガードを長さ調整しながら貼りました」(1歳児のママ)

机の角などに頭を打つことへの対策グッズの一つとして、コーナーガードがあるようです。デザインもさまざまあるようなので、クリアタイプや家具と同色系のガードを選ぶと、部屋の雰囲気にも馴染みやすいかもしれません。

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赤ちゃんがつかまり立ちするときに意識したポイント

赤ちゃんがつかまり立ちをするとき、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ママたちに、意識したポイントについて聞いてみました。


目を離さない

「赤ちゃんとすごすときは目を離さないよう意識していました。赤ちゃんがどのような動きをするのかよく観察することで、転倒しないよう対策もしやすくなりました」(30代ママ)

つかまり立ちをする時期の赤ちゃんからは、目を離さないよう意識していたママもいるようです。できるだけ注意深く赤ちゃんから目を離さず様子を見ることで、赤ちゃんの危険にも気づきやすくなるかもしれません。


離れるときは安全対策する

「少し目を離した隙に、赤ちゃんが転んで泣くことがありました。それからは、家事のためやトイレなど、赤ちゃんから離れるときはベビーサークルを使うようにしました」(20代ママ)

赤ちゃんのそばを離れるときは、安全対策をしてから移動するママもいるようでした。他にも、赤ちゃんをベビーチェアに座らせたりベビーベッドに入れたりしてからそばを離れるようにしていたというママの声もありました。

転倒対策をして赤ちゃんのつかまり立ちを見守ろう

つかまり立ちの練習をする親子
© polkadot - Fotolia

赤ちゃんがつかまり立ちをする時期、ヘルメットやリュックなどで転倒したときの衝撃から頭を保護していたママもいるようでした。部屋のなかでは、コーナーガードを使うなどして赤ちゃんが頭を打つことへの対策をしておくとよいかもしれません。

つかまり立ちしている赤ちゃんのそばを離れるときは、安全への配慮もしながら見守れるとよいですね。

2018.12.13

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