おしゃぶりの卒業時期と方法。夜泣き時の対応など

おしゃぶりを使わない寝かしつけやいつ卒業したか

おしゃぶりの卒業時期と方法。夜泣き時の対応など

子どものおしゃぶりを卒業したいけれど、夜泣きをするときや寝かしつけのときどうすればよいのか悩んでいるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、子どもがおしゃぶりをしていた時期はいつまでだったのかや慣れるまで何日かかったのか、卒業の仕方などをママたちに聞いてみました。

子どものおしゃぶり、いつ卒業した?

子どもがおしゃぶりを使っているけれど、そろそろ卒業させようと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。卒業するための工夫しているけれど、なかなか卒業できないと悩んでいる方もいるかもしれません。

今回は、子どものおしゃぶりの卒業の仕方や時期、おしゃぶりを使わない寝かしつけ方法などをママたちの体験談からご紹介します。まずは、いつまでおしゃぶりを使っていたのかや、卒業まで何日かかったのママたちに聞いてみました。

おしゃぶり
iStock.com/PaulaConnelly

1歳から2歳頃

「1歳半頃おしゃぶりを卒業しました。夜の寝かしつけに使っていたので初日は夜30分泣き続けていましたが、2日から3日ほどで慣れていました」(30代ママ)

「2歳頃に卒業しました。卒業できるように普段から少しずつおしゃぶりを変えてみたりと試していました」(40代ママ)

1歳から2歳のあいだに卒業できるようにしていたというママの声がありました。卒業の時期を決めて、夜だけおしゃぶりを使うなど使用時間を少しずつ短くしていき、決めた時期までに卒業するのもよいかもしれません。


3歳頃

「なかなか卒業できないで3歳までしていました。しかし、最終的には自分でやめようと思ったようで、保育園に入る前に卒業することができました」(50代ママ)

おしゃぶりを卒業できないで長く使用していたという声もありました。しかし、卒業を無理強いはせず少しずつ卒業できるように進めていたようです。

おしゃぶり卒業の時期は子どもによって差があるようです。焦らず子どものペースで卒業に向けて進んでいくことも大切かもしれませんね。

おしゃぶりの卒業の仕方

おしゃぶりをどのように卒業すればよいのか、卒業の仕方を知りたいママやパパも多いのではないでしょうか。ママたちが行っていたおしゃぶり卒業の方法を聞いてみました。


事前に話をする

「『おしゃぶりは他の赤ちゃんのところに行くからバイバイだよ』と伝えました。他の赤ちゃんにも貸してあげようというイメージで伝え、卒業につなげました」(30代ママ)

「子どもの性格上、『保育園に入るからやめよう』というとプレッシャーに感じるかもしれないと思ったので、『3歳になったらやめようね』と、何カ月も前から話しをしていました」(50代ママ)

子どもにおしゃぶりを卒業することを伝えて、理解してもらおうとしていたママは多いようです。突然やめるのではなく、やめる時期を決めて子どもに伝えるのもよいかもしれませんね。


たくさん遊ぶ

原っぱで遊ぶ赤ちゃん
iStock.com/sugarfar

「日中たくさん遊ぶと、夜は疲れておしゃぶりをする間もなく眠っていました」(50代ママ)

たくさん遊んだ後は、おしゃぶりをしたい気持ちより眠たい気持ちが勝って寝てしまうこともあるようです。「おしゃぶりがなくても寝られた」という経験を積み重ねて卒業を促すのも方法のひとつかもしれません。


おしゃぶりを変える

「おしゃぶりを変えると卒業できることがあると聞いたので、おしゃぶりを別のものに変えました。ゴムの部分の味が変わって嫌だったようで卒業できました」(40代ママ)

おしゃぶりが新しくなったときに、ゴムの味や形などが好みでなくおしゃぶりをやめることもあるそうです。

おしゃぶりの卒業の仕方で子どもに合う方法はそれぞれかもしれません。子どもが無理せず卒業できる方法を探してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事も読まれています

おしゃぶりを使わない寝かしつけ

おしゃぶりを寝かしつけに使っていたため、卒業後どう寝かしつけるとよいのか迷うママやパパもいるかもしれません。ママたちが行っていた寝かしつけ方法を聞いてみました。


絵本を読む

「おしゃぶりでの寝かしつけから、絵本を読んでの寝かしつけに切り替えました。おしゃぶりの卒業を機にひとりで寝る練習のためにも、絵本を読み終わったらおやすみをして部屋を出るようにしていました」(30代ママ)

「子どもを膝の上に乗せて絵本の読み聞かせをして、スキンシップを取ってから寝るようにしていました」(50代ママ)

絵本を読んで寝かしつけをしていたママが多いようです。絵本を読み聞かせるときも、少し小さな声で読んだり、ゆっくり読むなどして工夫してみるとよいかもしれません。


添い寝する

「おしゃぶりを卒業してからはしばらく添い寝していました。心細そうな様子のときは抱っこして安心させてから寝かしつけました」(50代ママ)

子どもが安心するようにスキンシップを取ってから寝るようにしていたママもいました。おしゃぶり以外で子どもが安心して寝られる方法を見つけてみるとよいかもしれません。

おしゃぶり卒業で夜泣きするとき

おしゃぶり卒業を機に、子どもが夜泣きをするようになったという悩みを抱えるママやパパもいるのではないでしょうか。夜泣きをするとき、ママたちはどのようにしていたのか聞いてみました。

「初日はとくに夜泣きがありました。しかし、おしゃぶりがなくても寝られるということを分かってほしかったのでトントンしながら見守っていました」(30代ママ)

「夜泣きがあるときはトントンで寝かしつけようとしていました。それでもダメなときは、一旦抱っこして落ち着かせていました」(40代ママ)

おしゃぶり卒業後、夜泣きをする子どもも多いようで、慣れなかったり不安な気持ちから夜泣きをするのかもしれません。落ち着いて寝られるまでは隣で寝たり、抱っこやトントンでスキンシップを取るなどして子どもが落ち着く対応をしてみてはいかがでしょうか。

おしゃぶり卒業は子どものペースで進めよう

ベッドで寝る前の赤ちゃん
iStock.com/monzenmachi

子どものおしゃぶり卒業の時期はいつなのかや、卒業に何日かかるのかなど悩んだり、なかなか卒業できないと不安になることもあるかもしれませんが、おしゃぶり卒業の年齢も卒業の仕方もさまざまなのではないでしょうか。

夜泣きするときや寝かしつけのときには、おしゃぶり以外で子どもが安心する方法を探してみるとよいかもしれません。子どものペースで、卒業に向けて進んでいけるとよいですね。

2019.01.15

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。