節分に巻き寿司を用意しよう。簡単レシピやなぜ食べるのかなどの由来

太巻き以外で用意した寿司など

節分に巻き寿司を用意しよう。簡単レシピやなぜ食べるのかなどの由来

節分の寿司を用意しようと思ったときに、なぜ節分に寿司を食べるのか由来や、レシピが気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、節分に寿司を食べるのはなぜか、太巻き寿司やちらし寿司などママたちが作ったレシピ、子どもと楽しむための工夫についてご紹介します。

節分に食べる太巻き寿司とは

節分に邪気を払ったり福を呼び込んだりする意味で、豆まきをしたり柊鰯を飾る他に寿司を用意する家庭もあるようです。節分に、なぜ寿司を食べるのかどのような食べ方をするのか調べてみました。


節分に太巻きを食べる由来

なぜ太巻きを食べるようになったのか、といった由来については諸説あるようです。一般的には大阪で節分にお祝いや商売繁盛を願って太巻き寿司を食べるようになったのが始まりといわれ、「恵方巻き」とも呼ばれています。

巻き寿司には福を巻き込むといった意味も込められているようで、今では1年間の無病息災や幸福を願って節分に食べられているのだそうです。

節分の恵方巻きの由来や意味。2019年の方角や子どもと楽しむ食べ方

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太巻き寿司の食べ方

節分の太巻きは、縁や福が途切れないように包丁では切らず丸ごと食べるのがよいようです。家族それぞれに太巻きを1本ずつ用意し、その年の吉方位を向いて願い事をしながら最後まで食べるのか基本的な食べ方といわれています。

食べている途中に話すと運が逃げてしまうようなので、太巻きは黙ってもくもくと最後まで食べるとよいようです。

ママたちが作った太巻き寿司のレシピ

節分の太巻き寿司はどのようなレシピで作ったのかママたちに聞いてみました。


基本的な太巻き

太巻き
iStock.com/missaigong

「恵方巻きには7種類の具を入れると聞いたので、基本的な太巻きの具である卵焼きやかんぴょうなどを中心に用意しました。巻き簾の上に海苔と酢飯を平らにのせて、具を入れて巻くのですが、食べるときに崩れにくくなるように少しずつ力を入れながらしっかり巻きました」(40代ママ)

恵方巻きの具は七福神にちなんで、7種類入れるとよいとされているようです。なかに入れる具には特に決まりはないことから、基本的な太巻きの具をメインにして好きな具を組みあわせるのもよいかもしれません。


海鮮太巻き

「マグロやサーモンなど刺し身をサクで買ってきて、太巻き用に細長くカットします。いかの切り身やイクラなどと組みあわせて太巻きを作りました。大葉やきゅうり、卵焼きなどを入れると彩りもよくなり食感も楽しめました」(20代ママ)

海鮮を使って太巻きを作るママもいるようです。他には、焼き肉やとんかつを入れた肉太巻きを作ったというママの声もありました。

節分に太巻きを用意しよう。意味や由来、ママたちが作ったレシピとは

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太巻き以外に用意した寿司

具の多い太巻き寿司は食べていて崩れやすく、小さな子どもには食べにくい場合もあることから、太巻き寿司以外の寿司を用意することもあるようです。実際に、ママたちがどのような寿司を用意したのか聞いてみました。


ちらし寿司

「我が家では、小さい子どもも食べやすいように太巻きではなくちらし寿司を用意します。節分にちなんで具に豆を入れたり、大人用にはまぐろやサーモン、いくらなどを乗せたりして楽しんでいます」(30代ママ)

「酢飯を成型し、カニ風のかまぼこやチーズを使って鬼の顔のちらし寿司を作りました。子どもたちは大喜びで、いつもよりたくさん食べてくれました」(20代ママ)

節分にちらし寿司を用意する家庭もあるようです。ママのなかには、ちらし寿司は作る手間が少ないのに見た目が華やかなことから、節分パーティーなどで大人数集まったときにも出しやすいといった声もありました。


いなり寿司

いなり寿司
iStock.com/kaorinne

「私の家では節分に、大人用には太巻き寿司、子ども用にはいなり寿司を作ります。大人といっしょに丸かぶりをしたいと言うこともあるので、なかに詰めるご飯を少なめにして細長くしたいなり寿司もいくつか作っておきます」(20代ママ)

「私の家では太巻き以外にいなり寿司を食べます。酢飯をあげに詰めてその上にエビやいくらきゅうりなどを飾って飾りいなり寿司にすると食卓も華やかになり、家族の食欲も増すようです」(40代ママ)

子どもも食べやすいという理由でいなり寿司を用意することもあるようです。他には、なかに詰めるご飯をちらし寿司にしたいなり寿司を作り、海鮮などで飾りつけたというママの声もありました。

節分に子どもといっしょに寿司を楽しむ工夫

節分の寿司を子どもにあわせて用意するだけでなく、いっしょに楽しみたいと考えるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちがした子どもと楽しむための工夫を聞いてみました。


子どもの好きな具を選ぶ

「太巻きに入れる具は子どもの好きなものを考えました。お肉を使った太巻きや味つけにマヨネーズを使った太巻きは毎年子どもたちに人気なので、我が家の定番になりそうです」(30代ママ)

「うちの子は、基本的な太巻きの具や海鮮が苦手なので、ツナマヨときゅうりといったシンプルな具を使って太巻きを作ります。華やかさはあまりありませんが、まずは子どもが『おいしい』と言って食べてくれる中身にしてあげることを意識しています」(40代ママ)

子どもの好きな具を使った太巻きやちらし寿司など作るといったママの声がありました。ほかには、子どもといっしょに買い物に行って入れたい具を選んでもらってから作ったというママの声もありました。


飾り巻きにする

「基本的な太巻き以外に花の飾り巻きを作ってみました。細かい作業もあり大変でしたが、飾り巻きを見た子どもは目をキラキラさせながら大喜びしてくれたので作った甲斐があったなと思いました」(40代ママ)

「子どもの分の太巻きは始めから切りわけて食べる予定だったので、好きなキャラクターの飾り巻きを作り
ました。子どもが喜ぶ姿をみるのも嬉しいですが、切った断面がきれいに出てきたときは達成感がありました」(30代ママ)

子どもの分の太巻きをかわいい形や絵の飾り巻きにすると、華やかになりますし子どもも喜んでくれそうですね。他には、鬼など節分にちなんだ飾り巻きを作ったというママの声もありました。

節分に寿司を食べよう

節分料理を楽しむ女の子
© hanapon1002 - Fotolia

節分に寿司を食べるのはなぜかといった由来は、幸福や商売繁盛のために食べられるようになったのが始まりとされているようです。家庭によって用意する寿司は太巻き寿司やちらし寿司などさまざまなようなので、家族構成やそれぞれの好みにあわせて作るのもよいかもしれません。

子どもと楽しめるような工夫をし、節分に願いを込めて寿司を食べてみてはいかがでしょうか。

2018.10.05

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