離乳食のいわしはいつから?つみれなどのレシピと小骨処理や冷凍方法

  離乳食のいわしはいつから?つみれなどのレシピと小骨処理や冷凍方法

離乳食にいわしを使おうと考えたとき、いつから取り入れようか知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、いつからいわしを離乳食に使ったのかや小骨処理や冷凍方法などの調理するときのコツ、つみれや豆腐を使ったハンバーグなど離乳食後期や離乳食完了期のレシピをママたちの体験談を交えてご紹介します。

いわしを離乳食に取り入れる時期はいつから?

離乳食を始めてしばらくすると、だんだんと使える食材も増え、いわしはいつから使えるのか知りたいママもいるかもしれません。

厚生労働省の資料によると、離乳食は生後5、6カ月頃から始め、お粥に慣れてきた頃に野菜や果物、さらに豆腐や白身魚など、種類を増やしていくとよいとされています。実際に、ママたちはいわしをいつから離乳食に使ったのでしょうか。


離乳食後期

「離乳食後期になり、まぐろなど赤身の魚も食べられるようになったので、青魚のいわしも取り入れてみました。まずはひと口から始め、子どもの様子を見て量の調節をしながら食べさせました」(10カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食後期になり赤身の魚が順調に進んだことから、青魚であるいわしを使い始めたというママもいました。赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていくとよいかもしれませんね。


離乳食完了期

「1歳3カ月の頃に初めて食べさせました。焼いてからほぐした身を軟飯に混ぜ込んであげました」(1歳半の子どものママ)

離乳食完了期からいわしを使い始めたというママの声もありました。離乳食完了期の頃は、ご飯を食べることに慣れてくる子どももいるようで、弾力のあるいわしのほぐし身なども、食べやすくなる場合もあるかもしれませんね。

出典:「Ⅱ離乳食編」/厚生労働省

いわしを離乳食に取り入れるときのコツ

いわしを使った離乳食を作るとき、小骨の処理などはどのようにするとよいのでしょうか。いわしを使った離乳食を作るときの調理のポイントをママたち聞いてみました。


臭みを取る

料理するママ
iStock.com/Satoshi-K

「いわしを調理するとき、臭みが気になりました。腹わたを取ってから流水で洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ると匂いも気にならなくなりました」(30代ママ)

青魚を離乳食に使うときは、臭みが気になることもあるかもしれません。いわしは傷むのが早いと思い、買ってきたらなるべく早く調理したというママの声もありました。


小骨を取り除く

「いわしを3枚に卸してからピンセットを使って小骨を取り除いています。子どもが食べやすくなるように、丁寧に抜き取ってから調理しています」(1歳3カ月の子どものママ)

「頭と内臓を取り水洗いしたいわしを、さっと茹でてから圧力鍋で加熱しています。加熱したいわしの身は、フードプロセッサーでフレーク状にしてつみれやハンバーグ、そぼろなどにすると、小骨も気になりません」(1歳4カ月の子どものママ)

小骨があるいわしの下処理に、ピンセットや圧力鍋を利用するママもいるようです。自分で処理をするのが難しいと感じて、スーパーの鮮魚コーナーで小骨まで取り除いてもらったというママの声もありました。


冷凍保存を活用する

「いわしで離乳食を作るときは、冷凍保存をすると便利でした。焼き魚などのほぐし身を1食分ずつ製氷皿に入れて冷凍させたり、つみれやハンバーグはバットに離して並べてから冷凍させ、食品保存パックに移し替えておきました」(30代ママ)

日々の離乳食作りでは、冷凍保存を上手に活用できるとよいかもしれません。下処理が大変なときは一度にまとめて調理して冷凍したというママの声もありました。

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離乳食後期のいわしレシピ

離乳食後期の頃に、ママたちはいわしを使ってどのような離乳食を作っていたのでしょうか。ママたちが実際に作ったいわしの離乳食レシピをご紹介します。


いわしのつみれ汁

つみれ
© to35ke75 - Fotolia

「いわしのすり身と片栗粉を混ぜて丸めたものを茹で、火を通してつみれを作ります。別の鍋で大根やにんじんなどの野菜を煮て、柔らかくなったらつみれを加え、醤油で味つけをしました。片栗粉でとろみをつけてあげると、食べやすかったようでおいしそうに食べてくれました」(10カ月の赤ちゃんのママ)

つみれを作るとき、片栗粉を混ぜると舌触りが滑らかになり赤ちゃんでも食べやすくなるようです。つみれを作ったときは、まとめて茹でておき冷凍保存をして、再び加熱してからお粥などに混ぜて食べさせたというママの声もありました。


いわしの芋餅

「茹でて潰したじゃがいもに片栗粉と水を加えて混ぜます。すり潰したいわしを混ぜて小判状に丸めたものを、少量の油でこんがりと焼きました。手づかみ食べに慣れてきた頃だったので、上手に持って食べてくれました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

じゃがいもと片栗粉を使って舌触りのよい、いわし入りの芋餅を作ったママもいるようです。小判型にすることで、離乳食後期の手づかみ食べの練習にもなるかもしれません。

離乳食完了期のいわしレシピ

離乳食完了期には、いわしを使ってどのような離乳食を作っているのでしょうか。ママたちが実際に作ったレシピをご紹介します。


いわしと豆腐のハンバーグ

「フレーク状にしたいわしに、豆腐や玉ねぎのみじん切りをあわせていわしと豆腐のハンバーグを作りました。少量の醤油で味つけをしたので、手づかみをしながらパクパクと食べてくれました」(1歳5カ月の子どものママ)

離乳食完了期にハンバーグを作るとき、いわしと豆腐を使ったというママの声もありました。豆腐を混ぜ込んだことで食感も柔らかくなり、1歳の子どもでも食べやすくなるかもしれませんね。


いわしの混ぜご飯

「細かく切って茹でたいわしの身とにんじん、しめじなどを温かいご飯に混ぜて、風味づけに青のりをまぶしました。ご飯に混ぜ込むと、いわしの食感も気にならないようで、子どもにも食べやすかったようです」(1歳3カ月の子どものママ)

いわしの身をご飯に混ぜ込んで離乳食を作ったというママもいました。柔らかめのご飯でコロコロのおにぎりにすれば、手づかみをしながら楽しく食べられるかもしれませんね。

赤ちゃんに合わせていわしを離乳食に取り入れよう

離乳食を食べる男の子
© tatsushi - Fotolia

離乳食でいわしをいつから使い始めるかは、離乳食後期や完了期など、赤ちゃんの様子にあわせて考えたママがいるようです。いわしを離乳食に使うときは、小骨を取り除いたり冷凍を活用したりするのもよいかもしれません。

つみれや豆腐を混ぜたハンバーグなどのレシピにいわしを取り入れながら、子どもが食べやすい離乳食を作ってみてはいかがでしょうか。

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※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2018年11月5日時点で作成した記事になります。

2018.11.08

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