1歳半の子どもの離乳食。食べないときの工夫や量と献立を考えるときのポイント

1歳半の子どもの離乳食。食べないときの工夫や量と献立を考えるときのポイント

1歳半の子どもに、どのような離乳食を準備すればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、離乳食を作るときの量や献立を考えるポイントや離乳食のレシピ、レトルトの離乳食を試すなど子どもが離乳食を食べないときの工夫を体験談を交えてご紹介します。

1歳半の子どもの離乳食

子どもが1歳半の頃は、離乳食から幼児食に移行しようと考え始めるママもいるのではないでしょうか。幼児食に向けて少しずつ献立を変えようと考えても、子どもが決まったものしか食べないことや、離乳食も少量しか食べないことなどに、悩むママもいるかもしれません。

実際に、ママたちは1歳半の子どもにどのような工夫をして離乳食を準備しているのでしょうか。

1歳半の子どもの離乳食を用意するポイント

1歳半の子どもに離乳食を作るときや献立を考えるとき、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。実際に、ママたちが気をつけていたことを聞いてみました。


食べやすい量にする

「子どもにたくさん食べてほしいと思い、いつも少し多めに離乳食を作っていました。おかずや汁物を先に食べるとご飯をあまり食べなかったので、最初に盛る量を少なめにしてバランスよく食べやすい量を意識しました」(30代ママ)

「子どもが完食できたことで達成感を持てるよう、少なめの量で盛りつけるようにしています。食べきったときに褒めると嬉しいようで、おかわりをするようになりました」(20代ママ)

最初に盛りつける量を工夫するなど、子どもが食べやすい量を意識したママもいるようです。1歳半の子どもの食事量を目安にしながら、子どもにあわせた量を用意するようにしたというママの声もありました。


好きなものを献立に取り入れる

画像
© tablelogic - Fotolia

「ご飯よりうどんが好きだったので、麺類を中心とした献立で離乳食を作っていました。野菜や卵を加えて煮込むことで、好きなものといっしょにさまざまな食材を食べてくれるよう意識していました」(20代ママ)

「うちの子はトマトが好きだったので、献立によく取り入れていました。トマトは、スープやパスタソースなどいろいろなものにアレンジしやすく、苦手な野菜もトマトを使ったメニューといっしょに用意するとよく食べてくれました」(30代ママ)

子どもが好きなものを献立に取り入れて、メニューを考えたママもいるようです。子どもが好きなハンバーグに苦手な野菜を混ぜ込むなどして、バランスよく食べられるようにしたというママもいました。


手づかみでも食べられる工夫をする

「お茶碗にご飯を盛るとあまり食べなかったので、手づかみできる一口大のおにぎりにしてみました。自分で食べることが楽しくなったのか、進んで食べてくれるようになりました」(30代ママ)

「手づかみしやすいお好み焼きをよく作っていました。スプーンで食べるメニューはうまくできないと食べないこともありましたが、手づかみでも食べられる工夫をすると、たくさん食べてくれました」(20代ママ)

1歳半の頃は、手づかみしやすい工夫をして離乳食を用意したというママもいました。手づかみできる献立にすることで、自分でできることも楽しみながら食べてくれるかもしれません。

こちらの記事も読まれています

1歳半の子どもの離乳食のレシピ

画像
© decoplus - Fotolia

1歳半の子どもに、どのような離乳食を作ればよいのか気になるママもいるかもしれません。ママたちが作った、離乳食のレシピを聞いてみました。


ハンバーグ

「離乳食のおかずとして、ハンバーグを作りました。鶏肉と豚肉のあいびき肉に、細かく刻んだ玉ねぎやにんじん、ほうれん草などを混ぜて焼いて完成です。サイズを小さめにすると、手づかみでも食べやすいようでした」(30代ママ)

1歳半の離乳食のおかずとして、ハンバーグを作ったというママもいました。食材を変えて豆腐とひじきなどを混ぜた豆腐ハンバーグを作ったというママの声もありました。


野菜入りチヂミ

「1歳半の離乳食に、野菜入りチヂミを作りました。小麦粉と片栗粉、水を混ぜて生地を作り、そこに細かく刻んだ野菜やチーズを混ぜます。少量のごま油をひいたフライパンで焼いて完成です」(20代ママ)

野菜入りチヂミは、手づかみでも食べやすいメニューのひとつかもしれません。子どもが苦手な野菜も、刻んでチヂミに混ぜるとよく食べてくれたというママもいました。


蒸しパン

「1歳半の子どもの離乳食やおやつに、蒸しパンをよく作っていました。ホットケーキミックスに、すりつぶした野菜やフルーツなどを混ぜ、カップに入れて蒸せば完成です。レンジだけでもできるので簡単でした」(20代ママ)

離乳食やおやつに、蒸しパンを作ったママもいるようです。やわらかい蒸しパンは子どもにとっても食べやすいようで、混ぜる具材を変えればアレンジもしやすいかもしれません。

離乳食を食べないときの工夫

1歳半の子どもが、離乳食を食べないことで悩むママもいるのではないでしょうか。子どもが離乳食を食べないとき、ママたちはどのような工夫をしたのか聞いてみました。


食べ物のサイズや食感を変える

「1歳半頃、幼児食に向けて具材を少し大きめにしたり、噛みごたえのあるものを用意したりしましたが、子どもが食べないことがありました。まだうちの子には早いのかなと思い、離乳食の作り方に戻し、子どもの様子を見ながら進めました」(30代ママ)

離乳食のサイズや食感を、子どもの様子にあわせて変えたというママもいました。大人と同じものを食べたがる場合や、柔らかいものがよい場合など、子どもの食べない理由にあわせて作り方を考えてみるのもよいかもしれません。


レトルトの離乳食を試してみる

「離乳食を作っても食べないことが多かったので、さまざまなレトルトの離乳食を試してみました。そのなかでもよく食べたものの味つけを真似て、離乳食を手作りすると子どもが食べてくれるようになりました」(20代ママ)

1歳半の子どもが離乳食を食べないとき、レトルトの離乳食を試したママもいるようです。レトルトの離乳食を使って、さまざまなメニューを試すことで、子ども好みの食感や味つけがわかったというママの声もありました。

1歳半の子どもの離乳食は様子を見ながら

画像
© aijiro - Fotolia

1歳半の子どもの離乳食はどれくらいの量や献立にすればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。子どもが食べやすいように、少なめの量にしたり手づかみしやすい献立を考えたママもいるようです。

子どもが離乳食を食べないときは、レトルトの離乳食を試してみるなど、さまざまな工夫をして離乳食を準備してみてはいかがでしょうか。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2018.10.22

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
あつまれ子どもたち!住宅展示場で遊んで学べる無料イベント開催!

仕事に育児に家事に忙しい毎日では、子どもといっしょに遊ぶ時間をなかなか作れないですよね。遠くのお出かけにも連れて行ってあげたいけれども余裕がなかったり、「本当はもっといろいろな体験をさせてあげたいのに…」と感じているママ・パパもいるかもしれません。 そんな悩みを抱えているママ・パパにおすすめしたいのが、ハウジングステージで開催している数々のイベント。 親子がいっしょに楽しむことができるイベントが盛りだくさんで、笑顔いっぱいの思い出が作れることでしょう。