マグネットおもちゃで遊ぼう。図形や立体ブロック、100均グッズで手作りする方法

マグネットおもちゃで遊ぼう。図形や立体ブロック、100均グッズで手作りする方法

磁石を使ったおもちゃには図形のマグネットや立体的に遊べるブロックなどあることから、いろいろな遊び方を知りたいと思うママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、マグネットおもちゃの種類と遊び方、100均グッズを使った手作り方法について1歳から6歳の子どもがいるママたちの体験談を交えてご紹介します。

マグネットおもちゃの種類

マグネットを使ったおもちゃは、簡単にくっつけたり離したりと繰り返し遊ぶことができることから、小さな子どもから楽しめるアイテムのようです。まずは、一般的に販売されているマグネットおもちゃにはどのような種類があるのか調べてみました。


立体的に組み立てられるタイプ

立体的に遊べるマグネットおもちゃは、ブロック状のなかに磁石が入っているタイプや、穴の開いた丸や三角といった図形のパーツを組み立てて遊ぶタイプなどがあるようです。マグネットが入っているブロックは、立体的に積み上げたときに崩れにくいため、通常のブロックや積み木とは違った形を作りやすいといった特徴があるようです。

また、マグネットを冷蔵庫やホワイトボードのような平面に貼りつけて遊ぶこともできるので、立体的に組み立てることがまだ難しい年齢からでも楽しむことができるかもしれません。


お絵かきができるタイプ

お絵描きできるおもちゃ
gorodphoto/Shutterstock.com

磁力を使ってスクリーン絵を描けるおもちゃは、スタンプやペン型になった磁石で何度も消して繰り返し描くことができるようです。インクで周りが汚れると言った心配も少ないのもママたちには嬉しいポイントかもしれません。

また、持ち運べるコンパクトタイプもあるようです。移動中や外出先での待ち時間などにサッと出せて、どこでも気軽に使うことができるのでお絵描きが好きな子どもへのプレゼントにも喜ばれるかもしれません。


ゲームとして遊べるタイプ

マグネットの特徴を生かしてゲームができるおもちゃもあるようです。魚と釣り竿の両方にマグネットが入っており、釣りゲームを楽しめるおもちゃもそのひとつとされています。同じように、磁石で景品を引っ張り上げる仕掛けのクレーンゲームは、取れるかどうかのドキドキ感を親子で楽しめるという声も聞かれました。

他にも、オセロのようなボードゲームは、磁石が使われているタイプのものだとずれにくく遊びやすいと感じるママもいるようです。

マグネット遊びのバリエーション

マグネット同士を近づけると、引きあったり離れたりといった子どもから見たら不思議な動きの特性を活かした楽しみ方もありそうです。マグネットを使ってできる遊び方について、アイデアをまとめてみました。


引っ張る力を使ってできる遊び

子どもの頃に、砂に磁石を近づけて砂鉄を集めて遊んだことがあるママもいるのではないでしょうか。砂鉄遊びをアレンジして、短く切ったモールを使ってみてはいかがでしょうか。短く切ったモールを空のペットボトルに入れて、しっかりと蓋を閉めてから磁石を近づけて遊んでみましょう。

モールのなかには細い針金が入っているので磁力に反応しくっついてきます。さまざまな色のモールを使えば見た目でも楽しむことができそうですね。また、ペットボトルを使うことでモールもバラバラにならず片づけもスムーズになりそうです。


反発する力を使ってできる遊び

電車のおもちゃ
© TatsianaB - Fotolia

磁石の反発しあう特徴を使って、おもちゃを動かして遊ぶ方法もあるようです。ミニカーの後ろにマスキングテープでマグネットを貼りつけ、もう一方のマグネットの反発しあう面を近づけると触れないままミニカーを前に進めることもできるようです。マグネットを使って、子どもの工作で動くおもちゃを手作りしてみるのもよいかもしれません。

こちらの記事も読まれています

板状マグネットで手作りするおもちゃ

板状のマグネットは100均などでも取り扱っており、ハサミでカットしやすいことから手作りおもちゃに活用することもできるようです。板状のマグネットを使って簡単に手作りできるおもちゃについてママたちに聞いてみました。


着せ替え遊び

「着せ替え人形や洋服のイラストをカラーコピーし、マグネットシートに貼りつけて磁石でくっつけられる着せ替え遊びをしています。繰り返し貼ったりはがしたりができるし、ホワイトボードで遊べばバラバラにならないので、散らかりにくいところも気に入っています」(3歳女の子のママ)

着せ替え遊びでは手作りしたマグネットシートだけでなく、三角や四角など図形のマグネットをスカートや帽子に見立てて遊ぶこともできそうです。100均などではさまざまな種類のシールがあるようなので、着せ替えに使えそうなデザインを探してみるのもよさそうですね。


しかけ絵本

「100均で買ったマグネットシートに、動物のシールを貼り形にあわせて切ります。お菓子の缶に子どものお気に入りのイラストをカラーコピーして貼り、動物のマグネットをくっつけて手作りのしかけ絵本として遊んでいます。缶の反対側からマグネットをつけて動物を動かすと、息子も面白がって見ています」(1歳男の子のママ)

両面が磁石になっているタイプを使うと、表と裏で違う絵柄のマグネットを手作りできるので、物語にあわせてひっくり返して遊ぶこともできそうです。自宅にちょうどよいサイズの缶がない場合は、100均のホワイトボードを使うのもよいかもしれません。

マグネットを使うときに気をつけたこと

子どもが1歳の頃からマグネットおもちゃを遊んでいたというママたちに、買うときや遊ぶときに注意したことについて聞いてみました。

「誤飲につながらないように、おもちゃは買う前に大きさを確認します。小さめのサイズのマグネットで遊ぶときは、必ずそばにいて口に入れないかを見るように意識しています」(1歳女の子のママ)

「ぶつけてもケガをしにくいように、角が丸くなったマグネットブロックを購入しました。図形のマグネットシートは角が尖っているタイプもあるので、おもちゃは振り回さずに遊ぶようにと伝えています」(2歳男の子のママ)

1歳頃の子どもがいるママからは、おもちゃのサイズによっては誤飲の可能性が気になるという声も聞かれました。マグネットで楽しく遊ぶためにも、買うときや手作りをするときには大きさや形を意識して用意することも大切になってくるかもしれません。

マグネット遊びを楽しもう

マグネットおもちゃで遊ぶ子ども
© Tan Kian Khoon - Fotolia

マグネットのおもちゃには、図形のマグネットシートや立体的に積み上げられるマグネットブロックなどさまざまな種類があり、100均にある材料を使って簡単に手作りもできるようです。小さな子どもの力でも簡単にくっつけたりはがしたりができるので、1歳の頃から取り入れていたというママの声も聞かれました。

実際に磁石を使うシーンをイメージしながら、子どもの年齢にあわせた遊び方を楽しめるとよいですね。

2018.10.15

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。