幼児のお年玉はどうする?使い道や貯金方法、お年玉をきっかけに考えたいお金のこと

幼児のお年玉はどうする?使い道や貯金方法、お年玉をきっかけに考えたいお金のこと

子どもがもらったお年玉の使い道をどうすればよいのか、気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、幼児のお年玉の使い道や貯金方法、お年玉をきっかけにお金について教えた体験談などをご紹介します。

幼児のお年玉はどうする?

子どもが生まれると、お正月に家族や親戚などからお年玉をもらう機会もあるのではないでしょうか。幼児の場合、お年玉はどのように扱えばよいのか気になるママもいるかもしれません。ママたちに子どものお年玉をどうしているのか聞いてみました。

「まだ子どもが小さくてお金のことはわからないので、もらったお年玉はすべて貯金しています。大きくなったら子どもに渡そうと思っています」(3歳児のママ)

「子どもがもらったお年玉なので、どうするかは子どもといっしょに考えて、子どもが喜ぶような使い方をするようにしています」(5歳のママ)

幼児の場合、まだお金のことをしっかり理解できていないので、ママが管理するようにしていることがあるようです。お年玉は、子どもが喜ぶような使い道を考えてあげたいですね。

幼児のお年玉の使い道

子どもがもらったお年玉を、子どものために使っているというママたちは、何に使っているのでしょうか。お年玉の使い道について聞いてみました。


おもちゃ

画像
iStock.com/ziggy_mars

「お年玉をもらったら、子どもが欲しいおもちゃを1つ買うという約束にしています。買い物に行く前から広告を見ながら何にしようかと楽しそうに考えています」(6歳児のママ)

「お年玉で子どもの好きなものを買うことにしています。お年玉をくれた祖母には、お礼の言葉といっしょに子どもがおもちゃで遊んでいる写真をメールで送りました」(4歳児ママ)

子ども自身が欲しいと思っているものをお年玉で買えれば、子どもも喜んでくれるかもしれませんね。何を買おうかなと一生懸命悩んでいる姿がかわいく感じたというママの声もありました。


絵本や本

「子ども用の本を買います。最近、虫や動物に興味をもち始めたので図鑑を買いました。子どもの成長や興味にあわせて本を選んでいます」(5歳のママ)

「普段、図書館で借りる本の中から子どもがお気に入りの絵本をお年玉で購入します。お気に入りの絵本は飽きずに何度も読むので買ってよかったと感じます」(3歳児のママ)

興味のある本やお気に入りの絵本は、大切にしてくれるかもしれませんね。成長するにつれて読む本も変わってくるので、お年玉で毎年選ぶのも楽しみになるのではないでしょうか。


三輪車や自転車

三輪車
iStock.com/onurdongel

「祖父母にもらったお年玉で自転車を買いました。祖父母が遊びに来たときに乗ってみせると祖父母も喜んでくれました」(5歳児のママ)

「思いのほかお年玉をたくさんいただいたので、前から買ってあげたいと思っていた三輪車をようやく買ってあげることができました。子どもの好きなデザインのものをいっしょに選びました」(3歳児のママ)

普段からほしいと思っていたものを、お年玉をもらったことをきっかけに購入することもあるようです。三輪車や自転車以外にも、ローラースケートや一輪車など、子どもが興味をもち始めたものをお年玉で購入するのもよいかもしれませんね。

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幼児のお年玉の貯金方法

子どものお年玉を貯金するというママもいるのではないでしょうか。お年玉の貯金方法について聞いてみました。


学費として貯金

「将来子どもが夢を持ったときに、進みたい道に進めるように学費として貯金しています」(4歳児のママ)

「子どもがもらったお金なので子どものために使いたいと考え、児童手当などを入れている口座にお年玉も貯金するようにしています。学費などが必要になってくるときのためにコツコツ貯めていけるとよいなと思います」(30代ママ)

子どもの将来を考えて学費としてお年玉を貯金するのもよいかもしれません。習い事の費用や、運転免許証を取るときの教習費用ために貯めるというママの声もありました。


将来子どもに渡すための貯金

通帳と印鑑
© sum41 - Fotolia

「お年玉や祖父母にもらったお小遣いはまだ使うことがないので、専用の口座に貯金をしています。大きくなって子どもが欲しいものができたときに渡したいと考えています」(4歳児のママ)

「子ども名義の口座を作りそこへ貯金するようにしています。ある程度大きくなったら、自分で管理させたいと思っています」(40代ママ)

子どもが成人したら渡せるように、お年玉を専用の口座で貯金するママもいるようです。お金についていろいろと知るようになったら、自分のお年玉が溜まっていることを嬉しく感じるかもしれませんね。

お年玉をきっかけに考えたいお金のこと

お金の大切さや使い方など、小さいうちから子どもに教えたいと考えるパパやママもいるのではないでしょうか。お年玉はお金のことを考えるよいきっかけになるかもしれません。ママとパパに、お年玉をきっかけにお金について教えた体験談について聞いてみました。


お金の種類について教える

「子どもが、お年玉でもらったお札の絵が違うことを疑問に思ったようだったので、お金の種類について教えました。実際のお金を並べて1円玉5枚と5円玉1枚は同じ価値があるんだよなどと教えました」(5歳児のママ)

まだお金の価値はわからないけれども、お金に興味をもちはじめる子どももいるのではないでしょうか。お年玉をもらってお金に興味をもち始めたら、まずはお金の種類について教えるのもよいかもしれませんね。


お買い物ごっこをしてみる

「お年玉でお買い物をする前に練習として、おもちゃのお金を使ってお買い物ごっこをしました。物の値段やおつりについてなど、遊びながらお金のことを学べるように考えました」(6歳児のママ)

幼児になると大人の真似をして、お買い物ごっこを喜ぶ子どももいるのではないでしょうか。遊びの中にお金のことを取り入れることで、楽しみながら自然と身につけていけるかもしれませんね。


実際にお買い物をしてみる

「もらったお年玉から1000円を持って実際にお買い物をしてみました。欲しいものを手に取りながら、親子で話しながら買い物をしました。それからはお金についての興味も強くなり、いっしょに買い物に行くと『これはいくら?』と聞くようにもなりました」(5歳児のママ)

お金について少しずつわかるようになったら、実際にお店でお金を渡してみるなどの体験をするのもよさそうです。慣れてくることで、持っているお金で何が買えるかなど考えたり、欲しいものを選んだりすることもできるようになるかもしれませんね。

お年玉の使い道はさまざま

ママと赤ちゃん
iStock.com/monzenmachi


幼児のお年玉は、おもちゃや本、子どもが興味をもったものを買うなどして、子どもが喜ぶような使い道を考えるとよいかもしれません。将来を考えてお年玉を貯金しているパパとママもいました。お年玉をきっかけにお金のことを教えてあげながら、有意義な使い方ができるとよいですね。

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