夫婦げんかの仲直りの仕方。仲直りのきっかけエピソードやけんかをくり返さない工夫

夫婦げんかの仲直りの仕方。仲直りのきっかけエピソードやけんかをくり返さない工夫

夫婦げんかをしてしまったとき、仲直りの仕方やきっかけが気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、夫婦げんかの原因や仲直りの仕方、仲直りのきっかけとなったエピソードや夫婦げんかをくり返さない工夫を、ママたちの体験談をもとにご紹介します。

夫婦げんかの原因

普段の生活の中で、些細なことで一時的にけんかをしてしまうこともありますよね。どのような理由で夫婦げんかになるのか、夫婦げんかの原因についてママたちに聞いてみました。

「脱いだ服が丸まった状態で洗濯機に入れられていたり、食べ終わった食器が洗われずにシンクに置かれていると、カチンときてけんかになることがあります」(20代ママ)

「夫の仕事が忙しいと私も家事と育児に必死で余裕がなかったりして、ちょっとした言葉づかいが気になって言いあいになることが多いです」(40代ママ)

お互いの生活態度や話し方、帰宅時間の遅さなどが原因で夫婦げんかになることがあるようです。いっしょに生活をしている身近な存在だからこそ、些細な言動にイライラしたり積み重なったり思いがあふれることがあるのかもしれません。

夫婦げんかの仲直りの仕方

夫婦げんかをしてしまったとき、どのような仲直りの方法があるのでしょう。仲直りの仕方についてママたちに聞いてみました。


直接謝る

画像
metamorworks/Shutterstock.com

「直接謝るとお互いに言いたいことが言えてすぐに解決できることも多いので、自分が悪いと感じたらできるだけ早く話をするようにしています」(40代ママ)

仲直りの仕方として、自分に非があると感じたときは直接謝るというママの声がありました。直接話をすることで、お互いの認識の違いや誤解などをその場で埋めることができそうですね。


文章で伝える

「口下手なので、自分の気持ちを整理してメールで伝えることがあります。直接話し合ったときにはすぐに出てこない言葉も、メールでなら少し時間をかけてでも伝えることができるので、私にはあっていると思います」(30代ママ)

謝罪の気持ちや自分の考えを落ち着いて伝えられることから、文章で伝えるというママもいるようです。感謝の言葉や相手を大切に思う気持ちなど、日頃伝えづらいこともいっしょに伝えられると相手も嬉しいかもしれません。


プレゼントをする

「けんかをすると、夫がコンビニでデザートを買ってきてくれます。甘いものが好きなのでついつい顔がゆるんでしまい、仲直りしています。自分が悪いと思ったときには、夫にビールを買うようにしています」(30代ママ)

仲直りの仕方として、悪いと思ったほうがプレゼントをするというママの声がありました。掃除をする、食事を作るなど、相手が嬉しいと感じる行動ができると、その後の仲直りがスムーズにいくかもしれません。

こちらの記事も読まれています

夫婦げんかの仲直りのきっかけエピソード

夫婦げんかをしてしまったとき、仲直りのきっかけになったエピソードをママたちに聞いてみました。


子どもの様子や言葉をきっかけに

画像
iStock.com/poligonchik

「夫婦で言い争いをしてお互い口をきかないまま数十分たった頃、子どもが大きな音でおならをしたので2人で笑ってしまい、それが仲直りのきっかけになりました」(30代ママ)

「お互い引くに引けずヒートアップしてしまったところ、子どもから『けんかはしちゃだめ』と言われてはっとし、すぐに仲直りをしました」(40代ママ)

「子はかすがい」とも言いますが、子どもの存在や微笑ましいできごとが仲直りのきっかけになることもあるようです。子どもが笑顔でいるためにも、すぐに仲直りができるとよいですね。


家族のイベントを楽しくすごしたい

「家族旅行の準備や当日にけんかをすることがあるのですが、行く場所や何を食べるかなどの話題をきっかけにして謝り、できるだけ早く仲直りするようにしています」(40代ママ)

家族旅行や家族の誕生日、子どもの学校行事など、家族のイベントやそれにまつわる話題が仲直りのきっかけになったというママもいるようです。家族でイベントを楽しくすごすために、早めに仲直りができるとよいですね。


共通の話題でいつのまにか

「お互いが好きな歌手のニュースが出たり歌番組があったりすると、どちらからともなく話をしていて、いつのまにか仲直りしています」(20代ママ)

共通の話題をきっかけにして仲直りをしたというママの声がありました。趣味やお互いが好きな音楽、映画などの話題があると、話をきっかけに仲直りをすることができそうですね。

夫婦げんかをくり返さない工夫

けんかはお互いに気持ちのよいものではないですよね。夫婦げんかをくり返さないための工夫をママたちに聞いてみました。


考え方の違いを受け入れる

「夫婦げんかをしてしまい実家の母に相談したところ、『育った環境が違うのだから考え方が違うのは当たり前』と言われはっとしました。それ以来自分の考えを押し通すのではなく、そういった考えもあるんだなあと夫の意見を受け止めるように努力しています」(30代ママ)

考え方の違いを受け入れてお互いの意見を大切にしているというママの声がありました。育った環境などによって価値観や考え方には違いがあって当然という客観的な視点を持つと、相手を尊重することでき、イライラすることも減るかもしれません。


夫婦のルールを作る

「話さない時間が長くなったり子どもの前で言い争ったりするのはよくないと思ったので、その日のうちに仲直りをする、子どもの前でけんかをしない、というルールを決めました。お互いの共通認識があるので、けんかをしても仲直りしやすくなったと思います」(30代ママ)

夫婦げんかをしない、長引かせない工夫として、夫婦のルールを作ったというママもいました。夫婦のルールを2人で作り、守ろうという気持ちがあれば、衝突も減り、仲直りもしやすくなるかもしれませんね。

夫婦げんかは夫婦仲を深めるチャンス

画像
iStock.com/monzenmachi

夫婦げんかの原因や仲直りの仕方、きっかけにはさまざまなものがあるようですが、いずれも家族を思いやる気持ちが大切になりそうです。もし夫婦げんかをしてしまった場合は、夫婦のルールを決めるなどけんかをくり返さない工夫をし、いつまでも夫婦が仲良くいられるとよいですね。

2018.08.23

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。