生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食レシピ。バナナや白身魚、野菜を使ったお粥など

生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食レシピ。バナナや白身魚、野菜を使ったお粥など

生後6ヶ月の赤ちゃんに離乳食を作るときに、バナナや魚、野菜などをどのように取り入れたらよいか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、ママたちが生後6ヶ月の頃に作っていたバナナや魚、野菜を使ったレシピやお粥のレシピを、体験談を交えてご紹介します。

生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食

厚生労働省の資料によると、生後6ヶ月頃は離乳食初期のようです。開始後ほぼ1ヶ月間は、1日1回1さじの離乳食をあげて、飲み込むことやその舌ざわり、味に慣れることが大切とされています。

調理形態は、なめらかにすりつぶした状態がよいようで、赤ちゃんが食べることに慣れてきたら少しずつ量を増やしていき、さまざまな食材を試してみるとよさそうです。

生後6ヶ月の野菜の離乳食レシピ

生後6ヶ月の離乳食レシピ
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厚生労働省の資料によると、お粥慣れてきたら野菜を取り入れていくようですが、どのような野菜を使ったらよいのか迷うこともあるかもしれません。実際にママたちは、生後6ヶ月の頃に野菜を使ってどのようなレシピを作っていたのかを聞きました。


ブロッコリーのとろとろ

「柔らかめに茹でたブロッコリーの穂先を細かく切り、だし汁を加えてなめらかにすりつぶします。片栗粉を加えてとろみをつけると完成です。とろとろにすることで、喉ごしもよいようで食べやすそうでした」(30代ママ)

ブロッコリーは柔らかい穂先を使うとなめらかにすりつぶしやすいようです。大人が食べる茹で時間よりも長く茹でると柔らかくなり調理しやすいかもしれません。他には、片栗粉の代わりにじゃがいものペーストでとろみをつけたというママの声もありました。


にんじんとかぼちゃのペースト

「にんじんとかぼちゃを柔らかめに茹でて、かぼちゃは皮を除いてそれぞれペーストしてから混ぜます。うちの子は、にんじんのペーストそのままでは食べにくそうにしていたのですが、好きなかぼちゃと混ぜることで気に入ってくれたようです」(20代ママ)

あまり食べたがらない野菜は、赤ちゃんの様子をみながら好きな野菜と混ぜてもよさそうです。他には、野菜ペーストを何種類か作り、まずは別々に食べさせて食材の味を感じてもらってから、混ぜるといった工夫をしていたというママの声もありました。


さつまいものミルク粥

「さいの目切りしたさつまいもとお米と水を耐熱容器に入れて、大人のご飯といっしょに炊飯器で炊きます。裏ごししてなめらかにのばし、電子レンジで温めたミルクを加えて完成です。赤ちゃんのお気に入りのレシピだったので、他に具材を加えてアレンジすることもありました」(30代ママ)

さつまいもやミルクの甘みで、赤ちゃんが食べやすいお粥レシピのようです。粉ミルクの代わりに温めた牛乳を使ってもよさそうです。他にも、冷凍保存をしてあるお粥やさつまいものペーストを使うと時短になったというママの声もありました。

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生後6ヶ月の白身魚の離乳食レシピ

白身魚は身が柔らかいことから調理やアレンジがしやすいかもしれません。実際にママたちは、生後6ヶ月の頃に白身魚を使ってどのようなレシピ作っていたのか聞きました。


鯛のすり流し

「鯛のお刺身を一切れ電子レンジで加熱し、お湯を加えながらとろとろになるまですりつぶします。赤ちゃんが食べにくいような場合は、水分を多めにして片栗粉でとろみをつけるといった工夫をしました」(30代ママ)

離乳食初期の頃は、赤ちゃんの食べる量も少ないことから、魚を取り入れるときは刺し身を使うと調理しやすいようです。また、風味をつけるのにお湯ではなく、だし汁を使ったというママの声もありました。


しらすかぼちゃのペースト

「しらすは茹でて塩抜きし、裏ごししてすりつぶします。かぼちゃも柔らかめに茹でて皮を除いてすりつぶししらすと混ぜます。しらすの味にまだ慣れていないうちは、かぼちゃを多めにしてあげると赤ちゃんは食べやすいようでした」(20代ママ)

離乳食初期にしらすを調理する場合は、茹でて塩抜きするとよいようです。かぼちゃのペーストを混ぜることで、魚のぼそぼそした食感もなめらかになり、赤ちゃんが食べやすくなるかもしれません。


平目と小松菜のお粥

「平目の刺し身を茹でてペーストしたものと、小松菜の葉先を茹でてペーストにしたものをお粥に混ぜます。野菜スープで風味をつけると気に入ってくれたのかよく食べてくれました」(30代ママ)

平目などの白身魚をお粥と混ぜることで赤ちゃんが食べやすいレシピに工夫していたママがいました。魚だけでなく野菜も加えてあげると、バランスの取れた食事になりそうですね。

生後6ヶ月のバナナの離乳食レシピ

生後6ヶ月の離乳食レシピ
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果物のなかでもバナナは、手に入りやすく甘みがあることから離乳食に取り入れやすい食材のようです。実際にママたちは、生後6ヶ月の頃にバナナを使ってどのようなレシピを作っていたのかを聞きました。


バナナとりんごのペースト

「スライスしたバナナを電子レンジで加熱してつぶし、裏ごししてペーストにします。りんごもすりおろしたものをレンジで加熱し、冷めたら混ぜて完成です。果物の甘みをとても気に入ったようだったので、ヨーグルトと混ぜてあげることもありました」(30代ママ)

バナナの甘味は赤ちゃんが気に入ることがあるようで、離乳食にも取り入れやすいようです。バナナを電子レンジで加熱するときは、量によって時間を調節するとよいかもしれません。

ママのなかには、黒い斑点がある柔らかくなったバナナは、とろみがつきやすく甘めに仕上がるといった声もありました。


バナナとほうれん草のとろとろ

「ほうれん草は葉先を茹でてペーストにし、バナナを電子レンジで加熱してペースト状にして混ぜました。バナナの甘さでほうれん草の苦味が減ったせいか、気に入ってくれて食べてくれました」(20代ママ)

苦味のあるほうれん草のペーストも、バナナと混ぜることで赤ちゃんが食べやすくなるレシピのようです。ほうれん草とバナナを混ぜる量は子どもに様子をみながら調節できるとよいかもしれません。


バナナと豆腐のお粥

「豆腐は一度茹でてペースト状にし、バナナは電子レンジで加熱してペースト状にしお粥に混ぜます。豆腐だけですと食べにくい様子でしたが、バナナを入れることで甘さが加わりよく食べてくれました」(30代ママ)

バナナのお粥は、甘みがあり赤ちゃんが食べやすい味になるかもしれません。豆腐を加えることで栄養のバランスもとりやすそうです。他には、バナナのお粥に、赤ちゃんが苦手な野菜を混ぜるようにしていたというママの声もありました。

生後6ヶ月の離乳食は赤ちゃんのペースにあわせて

生後6ヶ月の離乳食レシピ
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ママたちは生後6ヶ月の赤ちゃんに離乳食を作るときは、赤ちゃんが食べやすいようにレシピを工夫していました。野菜やバナナ、白身魚などを初めてあげる場合は、1さじずつ赤ちゃんの様子をみながら量を増やしていくとよいようです。

赤ちゃんがあまり食べたがらない食材も、お粥に混ぜたり好きな食材を混ぜたりしながら、赤ちゃんのペースにあわせた離乳食作りができるとよいですね。

出典:「Ⅱ離乳編」/ 厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年8月日1時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2018.08.28

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