幼児のお弁当の野菜のおかず。子どもが食べやすい工夫や野菜のおかずの簡単レシピ

幼児のお弁当の野菜のおかず。子どもが食べやすい工夫や野菜のおかずの簡単レシピ

幼児のお弁当に野菜のおかずを入れようと考えるママもいるのではないでしょうか。子どもに苦手な野菜があると、どのようなおかずが食べやすいのかと悩むこともあるかもしれません。今回は、幼児が食べやすい野菜のお弁当の工夫や、簡単な野菜のおかずレシピ、お弁当作りを楽にするヒントなどママの体験談からご紹介します。

幼児が食べやすい野菜のお弁当

幼児のお弁当で野菜のおかずを入れるとき、子どもが食べやすくするにはどうしたらよいのでしょうか。実際に、ママたちはどのような工夫をしているのか聞いてみました。


食べやすいサイズ

お弁当おかず
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「野菜はフォークで刺しやすいような大きさにしてお弁当に入れていました。自分で食べたいという気持ちが出てくるようです」(20代ママ)

「1口で食べられるサイズにカットして、子どもが食べやすい工夫をしていました。大きすぎると食べにくいようで残していたおかずも、きれいに完食してくれました」(30代ママ)

子どもが手で掴めたり、1口で食べやすい大きさにしたりすると、野菜が食べやすくなるようです。飲み込みやすい大きさを意識してあげるのもよいかもしれません。フォークなどでも刺しやすい形や大きさにするのもよさそうです。


味付けを工夫

「野菜を使ったレシピは子どもの好きな味付けにしてお弁当に入れていました。普段あまり食べたがらない食材も、しっかり食べてくれました」(40代ママ)

「野菜を甘い味付けに調理してあげると、お弁当を残さず食べてくれました」(30代ママ)

子どもの好きな味付けにしてあげると、野菜のおかずも喜んで食べてくれるようです。幼児が苦手な野菜も味付けを工夫すると、食べられるようになるかもしれません。


見た目をかわいく

「ミニトマトに葉っぱのピックを刺してあげると、『りんごみたいでかわいい』と言って子どもが喜んでくれます」(40代ママ)

「お弁当に入れるにんじんは星やハートなどの型抜きを使って飾り、普段の食事より特別感を出すようにしていました」(30代ママ)

見た目をかわいくしてあげると、子どもは嬉しいようです。お弁当が華やかになるように、彩りを考えてお弁当に入れる野菜を選んでいるというママの声もありました。

簡単な野菜のおかずレシピ

お弁当に入れるおかずを簡単に作れると、忙しい朝のお弁当作りも楽になるのではないでしょうか。ママたちに、簡単に作れる野菜のおかずの作り方を聞いてみました。


和えるだけ

野菜のおかず
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「いんげんの胡麻和えをよく作っていました。胡麻和えは子どもが喜ぶので、ほうれん草や小松菜など、野菜を変えて作ることもありました」(20代ママ)

「酢とオリーブオイル、砂糖と塩こしょうで和えた、キャロットラペを作ってあげると、にんじんをたくさん食べてくれました」(30代ママ)

生野菜に調味料などを和えるだけでも、簡単にお弁当のおかずが作れそうです。好きなドレッシングを使って野菜を和えたレシピも、子どもは喜ぶかもしれません。野菜を茹でるなどの下ごしらえを前日にしておくと、朝和えるだけで簡単におかずが作れそうですね。


茹でるだけ

「ブロッコリーやにんじんなどは、塩で茹でてお弁当に入れていました。お弁当の彩りもよくなり、重宝していました」(40代ママ)

「子どもが好きなさつまいもを茹でて入れてあげると喜んで食べてくれました。甘いさつまいもは味付けをしなくても残さず食べてくれます」(30代ママ)

簡単にできる茹で野菜をお弁当のおかずとして作るママもいるようです。だし汁などで茹でると、野菜に味が染み込んで子どもがいつもよりたくさん食べてくれるというママの声もありました。


炒めるだけ

「ピーマンをおかかといっしょに甘じょっぱく炒め煮してあげると、苦手なピーマンも食べやすかったようです」(20代ママ)

「アスパラとベーコンを塩こしょうで炒めたものが定番のお弁当レシピでした。味付けをカレー味にしても、子どもは喜んで食べてくれました」(30代ママ)

食材や味付けを変えれば、炒めるだけでもいろいろな野菜のおかずが作れそうです。玉ねぎなどの炒めることで甘みが増す野菜は、お弁当に入れると子どもも喜んでくれたというママの声もありました。

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幼児のお弁当作りを楽にするヒント

野菜を使ったお弁当作りをなるべく簡単にしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。お弁当作りを楽にするヒントについてママたちに聞いてみました。


前日のメニューはお弁当を意識

幼児のお弁当
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「お弁当を作る前日は、お弁当に入れるおかずを夕飯に作り、翌日のお弁当を作る時間を短縮しています」(20代ママ)

前日の夕飯のメニューを、お弁当を意識した献立にしているママがいるようです。翌日のお弁当に入れる分を考え、夕飯のおかずをいつもより少し多めに作るとよいかもしれません。


便利グッズを使う

「シリコンスチーマーを使い、野菜を蒸している間にガスコンロで他のおかずを調理しています。同時進行することで、お弁当作りも時短できるので便利です」(40代ママ)

「余ったおかずは、シリコンカップに入れて冷凍保存しておくと、お弁当にそのまま入れられるので便利です。シリコンカップはカラフルで、お弁当の見た目もよくなるのでいつも使っています」(20代ママ)

便利グッズを上手に使って調理しているママがいるようです。同時に何品も調理できる仕切りがあるフライパンを使って調理をしているというママの声もありました。


冷凍野菜をストック

「ほうれん草などの葉物野菜は、休みの日に大量に茹でてカットしておき、冷凍保存しておきます」(20代ママ)

「とうもろこしは、茹でてから輪切りにカットするもの、粒状にするもの、用途によって
分けてから冷凍しています」(30代ママ)

手間のかかる野菜の下処理をしておくと、お弁当作りが楽になりそうです。冷凍したものをそのままお弁当に入れることもできるので、あらかじめ作って冷凍しておいたおかずを使えば、簡単にお弁当が作れるのではないでしょうか。軽く下味をつけた野菜を冷凍保存しておくと、味付けの手間も省けるというママの声もありました。

幼児のお弁当に野菜のおかずを作ろう

幼児のお弁当
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ママたちは、幼児が食べやすい野菜のおかずをどう作ったらよいのか悩むこともあるのではないでしょうか。ママたちは、野菜をお弁当に入れる場合、食べやすいサイズや味付け、見た目を工夫して調理しているようです。事前に準備したり、便利グッズを利用したりすると、お弁当作りも簡単にできるかもしれません。

ママたちが作っている野菜のおかずレシピなども参考に、幼児のお弁当に野菜のおかずを作ってみてはいかがでしょうか。

2018.05.08

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