スイカ割りの公式ルールやスイカ以外のものを使ってゲームする方法

子どもが楽しめる面白いルールとは

スイカ割りの公式ルールやスイカ以外のものを使ってゲームする方法

夏に楽しむスイカ割りのルールが気になるママもいるでしょう。棒やスイカの代わりになるもの、ゲーム用の手作りスイカの作り方が知りたい場合もあるかもしれません。今回の記事では、スイカ割りの公式ルールや子どもと楽しめる面白いルール、スイカの代わりに使えるものをママたちの体験談を交えてご紹介します。

親子で楽しめるスイカ割り

夏に海やアウトドアで楽しめるゲームとして「スイカ割り」を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。スイカ割りに必要な道具や、子どもと楽しめる面白いルールが知りたいというママもいるかもしれません。

調べてみると、スイカ割りには意外と知られていない公式ルールもあるようです。ママたちはどのようなやり方でスイカ割りを楽しんでるのでしょうか。

スイカ割りの公式ルール

砂浜のスイカ
bestbee/Shutterstock.com

スイカ割りに公式ルールがあることをご存知でしょうか。「日本すいか割り推進協会」が発表している公式ルールをご紹介します。


スイカ割りをする場所や用具

公式ルールによると、スイカ割りをする場所は場所は砂浜や芝生の上が最適とされています。スイカ割りをする人とスイカとの距離は、5m以上7m以内で間隔をあけるように紹介されているので、広さにゆとりを持って場所を選ぶとよいでしょう。

スイカ割りを始める前に準備する用具は、直径5cm以内、長さ1m20cm以内の棒と目隠し用に手ぬぐいやタオルがあるとよいでしょう。スイカの下に敷くためのレジャーシートなどを用意しておくと、後片づけもしやすいかもしれませんね。


スイカ割りに必要な人数

ゲームは、スイカを割る人が1名とサポーター複数を1組としてキャプテンを決めて行うとされています。サポーターには、割る人をスイカの場所まで的確に誘導する大切な役割があり人数の制限はないようです。他にも公式ルールでは審判員が必要とされています。


ゲームのやり方

スイカ割りの公式ルールでは、スタートしてから回る回数は右回りで5回と2/3回とされています。割る人の持ち時間は1分30秒で、その間にサポーターからのアドバイスを受けながら、スイカの場所を目指して棒を当てます。

スイカに棒が当たらなかったときは、時間内であれば3回まで棒を振ることができるようです。チーム対抗でゲームを行うときは、審判員の採点により勝敗が決まります。勝敗に関係なく、スイカ割りが終わった後はみんなでスイカを食べて協力して片づけるなど、最後までゲームを楽しめるとよいですね。

出典:スイカ割りルール/日本すいか割り推進協会

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子どもと楽しめる面白いルール

公式ルール以外にもスイカ割りを楽しめるやり方には、どのようなものがあるのでしょうか。子どもとスイカ割りをしたことがあるママたちに、面白いルールやオリジナルのゲームのやり方について聞いてみました。子どもとスイカ割りを楽しむ上で、ママたちが気をつけたポイントと併せてご紹介します。


くじ引きで回転数を決める

「ゲームを始める前に、回る回数をくじ引きで決めました。大きな数を引いたらたくさん回らなければいけないので、子どもたちはハラハラしながらも面白いと感じていたようです」(30代ママ)

回る回数をくじ引きで決めると、スイカ割りが始まる前から盛り上がるかもしれません。目が回って転んでしまうのが心配なときは、回転するのは大人だけにして子どもはそのままスタートするなど、年齢によってやり方を変えてみるのもよいでしょう。


目隠しに使うものを工夫

アイマスク
Fashion iconography/Shutterstock.com

「目隠しに使う手ぬぐいを、アイマスクで代用しました。バラエティグッズコーナーにあるキャラクターの目が描かれているものを使ったら、子どもたちが面白いと喜んでいました」(30代ママ)

子どもがスイカ割りをするときには、目隠しにお面を使ったというママもいました。前が見えるのでママも安心できて、子どもも無理なく楽しめる面白いルールかもしれませんね。


棒の代用品を使う

「子どもに木の棒を持たせて振り回してしまわないか気になったので、スイカ割りに使う棒は新聞紙を丸めてガムテープで補強して作りました」(20代ママ)

子どもとスイカ割りをするときは、棒の代用品を使って周りに気をつけて楽しんだというママの声がありました。スイカ割りを行うときの棒には、柔らかいおもちゃの刀などを選ぶと小さな子どもが扱いやすいかもしれませんね。

スイカ以外を使ってゲームをするときの代用品

本物のスイカを用意するのは、少し大変と感じるママもいるかもしれません。スイカの以外もので代用できそうなものや、身近なものでできる手作りスイカの作り方をご紹介します。


ビーチボール

プールや海で使うビーチボールは、スイカの代わりに使うことができそうです。叩いたときの感触も面白いかもしれませんね。スイカ割りをしていない時間もおもちゃとして遊ぶことができるので、子どもとの外遊びに持って行くとさまざまな楽しみ方ができるのではないでしょうか。


紙風船

スイカ以外の代用品として紙風船を使うのもよいかもしれません。紙風船はスイカと比べ割りやすいので、小さな子どもの力でも気軽に楽しむことができるのではないでしょうか。外でやるときは風で飛ばされないように割りばしなどの棒をつけて地面にさして固定したというママの声もありました。


ピニャータ

ピニャータとは紙で作られた型枠の中にお菓子やおもちゃを入れたもので、天井から吊るして目隠しをしたまま棒で叩いて割るというゲームに使うようです。スイカ割りとも似ているのでスイカの代わりに代用してみるのも面白いかもしれませんね。


手作りのゲーム用スイカ

スイカ
Africa Studio/Shutterstock.com

何度でもスイカ割りができるように、ビーチボール、段ボール、新聞紙などを使ってゲーム用のスイカを手作りすることもできるようです。作り方の一例をご紹介します。


  1. ビニールのビーチボールを半分に切り、半円のものを2つ用意する
  2. 1に新聞紙を詰める
  3. 段ボールを2の断面の大きさに合わせて切り、円形のものを2つ用意する
  4. 3を2の断面に合わせてテープで貼り付ける
  5. スイカに見えるよう4にマジックや色紙で色をつける
  6. 段ボールの面の複数箇所にマジックテープを貼りつける

ゲーム中に手作りスイカが潰れてしまわないように、内部に新聞紙を入れるときは、ぎゅっと圧迫しながらしっかり詰め込むようにしましょう。マジックテープの数や面の大きさによって、叩いたときに割れる難易度が変わるようです。

作る工程も含めて、親子でスイカ割りを楽しめそうですね。

スイカ割りのやり方はさまざま

スイカを食べる女の子
iStock.com/CreativaImages


スイカ割りのやり方に公式ルールがあることは、意外と知らない方もいるかもしれません。準備や片づけが大変なときは、スイカ以外のものを使うのもよいですね。スイカの代わりのものや棒の代用品を使う、ビーチボールや段ボールで手作りスイカを作るなど、面白い工夫をしているママもいるようです。

ママたちに聞いた面白いルールや子どもとゲームをする上で気をつけるポイントも参考に、家族でスイカ割りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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