生後6カ月の赤ちゃんが夜寝ない、原因と対処法。まとめて寝ない、寝つきが悪いときのママたちの工夫

寝ない赤ちゃんへの対応はさまざま

生後6カ月の赤ちゃんが夜寝ない、原因と対処法。まとめて寝ない、寝つきが悪いときのママたちの工夫

生後6カ月の赤ちゃんが、夜やお昼寝の時間に寝ないことで悩むママもいるのではないでしょうか。夜中に起きたりぐずることや泣くことが続くと、どうしたらよいのか考えイライラすることもあるかもしれません。赤ちゃんがまとめて寝ない、寝つきが悪いなどの悩みやママたちが考える理由、工夫や対応についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

生後6カ月の赤ちゃんが寝ないときの悩み

生後6カ月の赤ちゃんが寝ないことで悩むママもいるのではないでしょうか。ママたちはどのようなときに悩んでいたのか聞いてみました。

「生後6カ月の頃は、夜中2、3時間おきに目を覚ますことが多く、その度にあやしたり授乳をしていました。夜中まとまって寝ることがなく大変でした」(20代ママ)

「お昼寝の時間、布団に入るのですが起き上がって遊んでしまい、昼間寝ないことがありました。昼間寝ない日は夕方機嫌が悪くなり困っていました」(30代ママ)

「赤ちゃんが生後6カ月の時期は、夜の寝かしつけのときにぐずることや泣くことが多く、私はいつも寝不足でイライラしていました」(30代ママ)

生後6カ月の頃は、夜寝ないことや昼間寝ないことなど、ママによって悩みはさまざまなようです。ママたちは寝ない赤ちゃんにどのような対応をしていたのでしょうか。

ママたちが考える赤ちゃんが夜寝ない理由、原因は?

あくびをする赤ちゃん
Ekaterina Pokrovsky/Shutterstock.com

生後6カ月の赤ちゃんが寝ないときママたちはどのようなことが理由だと考えたのでしょうか。


生活リズムの変化

「毎日同じ時間に寝かしつけをしていましたが、ちょうど寝かしつけの時間にパパが帰ってくると赤ちゃんが興奮してしまい、夜中も何度か目を覚ますことがありました」(20代ママ)

「休日は出かけていると、お昼寝の時間がずれてしまい夜寝てくれないことがありました」(30代ママ)

生後6カ月の頃に離乳食を始めたことでいつもと違う生活リズムに戸惑い、寝ないこともあったというママの声もありました。生活リズムの変化から夜寝ないと感じるママもいるようです。


昼寝の時間が長い

「夕方18時頃までお昼寝をしてしまうと、夜寝かしつけをしてもなかなか寝ないことがありました」(40代ママ)

「お昼寝中に家事などの用事を済ませたくて、赤ちゃんが起きるまで起こさずにいたらその日は夜なかなか寝てくれませんでした。お昼寝が長すぎたかなと感じました」(30代ママ)

お昼寝の時間が長かったり遅い時間までお昼寝をしたりすると、夜もなかなか寝ず、昼夜逆転してしまったというママの声もありました。お昼寝の時間が夜寝ないことにつながる場合もあるかもしれません。


夜の授乳

「生後6カ月の頃は、授乳のために夜中も目を覚ましていました。夜間授乳をしていると起きる回数が多く、寝ないと感じることがありました」(20代ママ)

夜中の授乳をしていると夜も数回目を覚まし、まとまって寝ない赤ちゃんもいるようです。就寝前だけミルクを足すようにしたり、夜中起きたときはおしゃぶりを使ったりすると目を覚ますことが減ったというママの声もありました。

夜寝ない赤ちゃんへの工夫

眠る赤ちゃん
Tomsickova Tatyana/Shutterstock.com

生後6カ月の赤ちゃんが夜寝ないとき、ママたちはどのような工夫をしたのでしょうか。


生活リズムを整える

「夜寝るのが遅いと朝起きる時間も遅くなってしまいました。決まった時間にカーテンを開けて起こすようにしたら、生活リズムができてきたようで夜も寝てくれることが多くなりました」(30代ママ)

生後6カ月の頃、毎日同じようにすごすことで、夜も寝てくれるようになったというママの声もありました。起床時間や就寝時間を毎日できるだけ同じ時間にするなど、生活の時間を意識しながら赤ちゃんとすごしてみるとよいかもしれませんね。


寝るときの環境を作る

「寝る前は、優しくベビーマッサージをしてふれ合うようにしました。寝かしつけると赤ちゃんもすぐに寝てくれました」(30代ママ)

寝る前は早めに寝室へ行き、絵本を読んだり、優しく話しかけたりしていたというママの声もありました。ママとスキンシップを取りながらゆったりとすごすことで、赤ちゃんがリラックスして寝やすくなるだけでなく、ママ自身がイライラしにくくなることもあるかもしれませんね。


昼間のすごし方を見直す

「太陽の光を浴びてお散歩をするようにしていました。お昼寝の時間が早くなり、夜も寝つきやすくなりました」(40代ママ)

昼間の遊ぶ時間を増やしたり太陽の光を浴びたりと、昼間のすごし方を工夫することで赤ちゃんが夜寝るようになったというママもいるようです。お昼寝時間を早めに切り上げて、その分夜ぐっすり寝られるとよいですね。

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昼間寝ないときどうしてた?

生後6カ月の頃の赤ちゃんは、夜だけでなくお昼寝の時間に寝かしつけても遊びに夢中でなかなか寝ないと感じるママもいるようです。昼間寝ない赤ちゃんに対してママたちはどのようにしていたのでしょうか。


お昼寝の時間にドライブ

「生後6カ月の頃は、家でお昼寝をしようとしても遊んでしまい昼間寝ないことがありました。車に乗るとすぐ寝てしまうので昼間寝ないときはドライブをしていました」(30代ママ)

家では寝ない赤ちゃんでも、車の振動が心地よいと感じ、寝てしまうこともあるようです。ドライブはママの気分転換にもなるので、車通りの少ない道をゆっくりドライブするというママの声もありました。


抱っこやベビーカーでお出かけ

ベビーカーで散歩をするママ
ucchie79 /Shutterstock.com

「生後6カ月の頃は、抱っこやをしたりベビーカーに乗せたりすると寝てしまうことが多かったので、お昼寝の時間はベビーカーで出かけていました」(20代ママ)

抱っこやベビーカーでお出かけすると、ママの温もりや動いているときの振動が気持ちよくて寝てしまう赤ちゃんもいるようです。赤ちゃんのお昼寝時間に合わせてベビーカーで買い物などへ出かけるのもよいかもしれませんね。


添い寝をする

「私が相手をすると喜んで興奮してしまい寝ないので、添い寝をして静かにしていると、寝てくれることがありました」(20代ママ)

ママが寝かせようとしていても、赤ちゃんは遊んでくれていると思ってしまうこともあるのではないでしょうか。赤ちゃんが寝そうにないときは、ママが赤ちゃんの隣で添い寝をして寝たふりをして見せるのもよいでしょう。

ママ自身に休息が必要なときは、そのままいっしょにお昼寝すると、イライラしがちな日にも気分がすっきりするかもしれません。

寝ない赤ちゃんへの対応はさまざま

心地よく眠る赤ちゃん
all_about_people /Shutterstock.com

生後6カ月の赤ちゃんが寝ない、ぐずる、泣くといったことで悩んだりイライラしたりするママは少なくないようです。ママたちに聞くと、夜寝るために生活リズムを整えたり、昼間のすごし方を工夫したりしているという声もありました。

赤ちゃんとドライブやお出かけをするという工夫は、昼間や夜に赤ちゃんが寝ないときにママ自身の気分転換にもなるかもしれません。寝ないときにママたちが工夫したことなどを参考に赤ちゃんに合った対応ができるとよいですね。

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