2歳児の子どもとお出かけ。買い物や電車で泣く、ぐずるときの対処法

2歳児の子どもとお出かけ。買い物や電車で泣く、ぐずるときの対処法

2歳頃になると電車に乗って遠出を考えたり、公共の乗り物を利用する機会も増えるでしょう。電車のなかや買い物中に子どもが泣く、怒るなどしてぐずり困ったことはありませんか?ぐずる理由やそのときにママはどのように対応したのかを紹介します。

2歳児とのお出かけ

2歳頃になると遊びの幅も広がり、少し遠出をしたいと思っているママもいるでしょう。しかし、電車でぐずる場合にはどうしたらよいのか悩んでいたり、公共の乗り物でぐずることを不安に思い出かけることをためらってしまうママも多いのではないでしょうか。

出先で子どもが泣く、怒るなどしてぐずる理由とママの対処法を聞いてみました。

乗り物のなかでぐずる

車で泣く子ども
MIA Studio/Shutterstock.com

少し遠い場所にある施設やアミューズメントにお出かけする機会が増える分、電車や新幹線、飛行機などでぐずる子どもの対応に大変な思いをしたママもいるのではないでしょうか。

乗り物のなかで子どもがぐずるとき、ママたちはどのように対応したのでしょうか。


近距離の電車移動

「電車では、なるべく外の景色が見れる場所を確保するようにします。1時間を過ぎると飽きてぐずるので、携帯のカメラを起動させて子どもといっしょに景色を撮って遊ぶと飽きずに乗っていられます」(2歳児のママ)

「電車に乗るときは、たまごボーロなど食べるのに時間がかかるお菓子を持って行きます。小魚や昆布もよく噛めて味もしっかりあるのでよいですよ」(2歳のママ)

「ママの膝の上に座れなかったときにぐずることがありました。お菓子やおもちゃでも収まらず泣くので、1駅ずつ降りて気分を変えながら目的地まで行きました」(小1、小3のママ)

1時間程度の近距離の電車移動には、ぐずるときのためにお菓子を持ち歩いているママが多くいました。すぐに食べきってしまうものではなく、食べるのに時間がかかったり、電車のなかでも散らかさずに食べられるお菓子を選ぶなど工夫をしているようです。


長距離での移動

「長時間電車に乗っていると飽きてしまい、『もう降りたい』とぐずるときがありました。子どものお気に入りでずっと見ていられる絵本やぬいぐるみを渡すと落ち着くので必ず持ち歩いていました」(小1、小3のママ)

「新幹線に乗ったときは、シールブックや付録付きの本を持参しました。読み物と付録の両方が楽しめるので、ぐずることもなく飽きずに遊べてよかったです」(2歳児のママ)

「飛行機に乗ったとき、シートベルトを嫌がりぐずりました。締めつけられ、同じ場所にじっとしているのが嫌だったようですが、客室乗務員さんがおもちゃやジュースを持ってきてくれたことで収まりました。2時間のフライトの途中にぐずりだしたときは、シートベルト着用サインが消えたときにシートベルトを外し、少し身体を動かしたら落ち着きました」(2歳、4歳のママ)

同じ場所にずっと座っているのは2歳の子どもにとっては大変ですよね。長時間の移動に飽きて子どもが泣く、ぐずる経験はほとんどのママがしていました。

子どものお気に入りのおもちゃを持参したり、タイミングを見ながら体を動かして気分転換ができるようにすることで乗り切ったというママの声が多くありました。

こちらの記事も読まれています

買い物中にぐずる

画像

「家族3人でショッピングモールに行ったときに服を見ようとすると『こっちじゃない!』とお店に入るのを嫌がり泣くことがありました。自分の興味のないところにとどまることが嫌なようでした。パパと交代で子どもを見て、試着しているときは『ママ新しい服着てるよ』などと子どもが興味を持てるように声をかけることを大事にしていました」(2歳のママ)

「スーパーで、お菓子を買って欲しくて泣くことがありました。毎回は買えないので、ずっとぐずるときには1度その場を離れ、こまめに様子を見て買えないことを伝えると子どもも諦めてくれていました」(小1、小3のママ)

「ショッピングモールで上の子がカートに乗ったら下の子も『乗りたい!』と言ってぐずるので、同じカートを探してそれぞれを乗せ、パパといっしょに2台のカートを押すことがあります」(2歳、4歳児のママ)

「スーパーに行ったときには『これは何?』や『今日は何が食べたい?』などいっしょに買い物している感覚を持てるように声かけをしていました。また、『◯◯を持ってきて』など役割を与えることでおままごと感覚で楽しみながら買い物ができました」(2歳のママ)

家族で買い物に行き、子どもが泣くなどしてぐずるときにはママかパパのどちらかが子どもを見て、その間にどちらかが買い物を済ますなど役割分担をしている家庭もあるようです。

子どもは「こうしたい!」「これが欲しい!」という思いを伝えたくて泣く場合やぐずることもあるのかもしれません。できるときにはその思いを叶えてあげて、できないときにはその理由を繰り返し伝えていくことが大切なのかもしれませんね。

臨機応変に対応しておでかけを楽しもう

公園で歩く子ども
iStock.com/RoBeDeRo

2歳のイヤイヤ期に幼児を連れて出かけることはママにとって大変かもしれません。しかし、子どもの性格や泣く理由、ぐずる原因を理解し、グッズを用意したり声をかけたりしながら対応していけば、乗り物に乗ってのお出かけや買い物もいっしょに楽しめることも多いようです。また、ぐずるパターンを知ることで家庭ごとのぐずり対策ができてくるのかもしれませんね。 

ぐずるときの対策を整えて、子どもといっしょにお出かけの計画を立ててみてはいかがでしょうか?

2018.03.30

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
一面の銀世界での非日常体験 星野リゾート リゾナーレトマム×チャレンジ力

非日常の中で、子どもがさまざまな力を育むきっかけになる「旅」。今回は「星野リゾート リゾナーレトマム」親子旅のレポートです。「旅育」をテーマに専門家に話を伺い、想像力を育んだ旅についてお伝えします。