6歳の子どもには何がいい?平均的な時間や費用・種類・送迎含めた習い事の選び方

6歳の子どもには何がいい?平均的な時間や費用・種類・送迎含めた習い事の選び方

今回の記事では6歳から始める習い事にはどのような種類があり、平均的な費用や時間、何個やるのかなどの選び方を考えてみました。親の送迎なども踏まえて、子どもが続けることのできる習い事選びのポイントをご紹介します。

6歳の特徴と興味

幼稚園や保育園の年長組や、小学校一年生になる年齢の6歳。集団行動がだいぶできるようになり、興味の範囲も広がる時期ではないでしょうか。工夫して物事を発展させる力が出てくる子も、6歳時期に増えてくるようです。

ルールのある遊びや複雑な動きのある遊びなども楽しく感じる子どもも増え、さまざまな分野に興味が湧き始めるかもしれません。

書道

小学校入学前のこの時期、入学準備として、文字の読み書きを覚えられる書道を習わせたいと考えるパパママもいるようです。書道教室の特徴や体験談をご紹介します。


書道教室の特徴

書道教室には、鉛筆やペンで文字を書く硬筆と、筆と墨で文字を書く毛筆の2種類があり、同時進行で習わせてくれる教室や、どちらかのみを選べる教室などがあるようです。

どちらも文字をきれいに書くための姿勢や礼儀なども同時に指導する教室が多く、文字を書くこと以外のことも学ぶことができるのではないでしょうか。

書道
hiroshi teshigawara/Shuttestock.com

月謝、費用

月謝は平均すると3000円前後からあるようです。他の習い事と比べ、月謝やかかる費用が安い点も書道教室の特徴のようです。

毛筆を習う場合は、筆などの道具購入が必要な場合もあるので教室によって必要な道具の確認をしたほうがよいでしょう。


時間、送迎など

週1回で実施する教室が多く、学校の終わる時間に合わせた教室が多いようです。書道を習う時間は平均1時間程度のところが多いようです。個人宅や、集会所や公民館などでも開催されています。


書道教室の体験談

6歳から書道教室に通わせたママの体験談をご紹介します。

「小学校入学前に、字の正しい書き方を覚えさせたいと思いました。他の生徒さんといっしょに習う緊張感もあって、鉛筆の持ち方や姿勢を正すことなども素直に聞いているようです」(小学1年生女子のママ)

学習教室

幅広い年齢の子ども向けに用意されている習い事、学習教室。6歳の子どもが通う学習教室の特徴や体験談をご紹介します。


学習教室の特徴

6歳向けの学習教室では小学生入学前の準備として、ひらがなやカタカナ、数字の読み方や書き方、簡単な足し算や引き算など、学習の基礎が学べる教室が多いようです。

また受験対策や英語に特化した教室などもあるようです。3歳頃から入れる教室もあり、長く続けることで小学校入学後の学習にスムーズに取り掛かれるかもしれません。


月謝、費用

月謝は5000~10000円程度で週1回~2回のレッスンが平均的のようです。体験教室を無料で定期的に開催している教室が多く、学習内容や先生の雰囲気を知ることができるようです。

学習教室の中には月謝以外にも教材やカバンの購入が必要な教室もあるようなので、入会前に確認しておくと安心でしょう。


時間、送迎など

幼稚園や保育園向けクラスは、昼過ぎ~夕方にかけて時間設定がされているようです。小学生向けクラスは学校が終わる時間に合わせて設定され、夕方の時間帯が多いようです。

6歳向けクラスは、45分~1時間程度の授業時間が平均だそうです。


学習教室の体験談

6歳から学習教室に通わせたママの体験談をご紹介します。

「文字が読めたり、数字を学びお金の把握もできるようになったり、子どものできることがどんどん増えているのを実感でき、嬉しく感じます」(幼稚園年長組男の子のママ)

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料理教室

料理教室を6歳からの習い事に選ぶ人もいるようです。料理教室の特徴や体験談をご紹介します。


料理教室の特徴

料理教室では、包丁などの調理器具の使い方や料理が完成するまでの工程を学べるようです。料理を作るだけでなく、食事を作ってくれる人への感謝の気持ちや食べ物の大切さなどを教えてくれる教室もあるようです。

料理教室に通う女の子
sunabesyou/Shutterstock.com

月謝、費用

月謝は7000~15000円程度。週1回~隔週1回など、教室によってレッスン回数は異なるようです。多くの教室が体験会などを開催するため、教室の雰囲気を知ることができます。


時間、送迎など

料理教室は土曜や日曜などの休日に行う場合が多いようです。専門のキッチンスタジオや、公民館、ショール―ムなどを利用した教室もあるようです。


料理教室の体験談

6歳から料理教室に通わせたママの体験談をご紹介します。

「好き嫌いが多く日々の食事にも困っていましたが、体験教室で自分で作ってみたのをきっかけに、食材にも興味がわき、食べられるものが随分と増えたように感じます。包丁や火などの扱い方もおしえてくれたことで、家でも積極的にお手伝いしてくれるようになりました」(小学2年生男の子のママ)

教室の選び方のポイント

6歳の子どもの習い事を考える場合、何がいいのか悩んでいる人向けに、習い事の選び方をポイントごとにご紹介します。


親子で参加するか

一人で通わせるには不安と感じる場合は、初めの数回を親子で通うケースもあるようです。

いっしょに参加することで、早い時期から慣れることができ、習い事の様子を身近で見ることができるので子どもがその教室に合っているかどうかなども考えられそうです。


時間の長さ

1回の習い事にかかる時間も、選ぶ際のポイントではないでしょうか。文部科学省によると、小学校の授業時間は子どもがしっかり集中できるなどの点を踏まえた45分に設定されているようです。

小学校入学前の6歳の子どもが集中して習い事に取り組むことのできる時間は、これを目安にして考えるとよいかもしれません。

小学校におけるカリキュラム・マネジメントの在り方に関する検討会議PDF4Pはじめ/文部科学省

アクセス

6歳の習い事には通いやすいかどうかも選び方の大きな要素のひとつでしょう。いずれは一人で通わせたいのか、親がその都度送迎可能なのかなど、習い事を何個ぐらいするつもりなのか考えることも大切かもしれません。

習い事の情報収集がポイントに

習い事
iStock.com/Milatas

6歳では、小学校入学を見据えた習い事を検討する親が多いでしょう。何個かの種類の習い事を候補にあげて、平均的なレッスン時間・費用・送迎の有無などを把握したうえで、子どもには何がよいのかを考える選び方が大切かもしれません。

習い事をいつまで続けるのか、続かないときの親の対応もしっかり考えてながら習い事を検討してみてはいかがでしょうか。

2018.03.12

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