15分でできる子どもの朝食レシピ。忙しいママたちの朝の工夫とは?

15分でできる子どもの朝食レシピ。忙しいママたちの朝の工夫とは?

1日のなかで1番忙しいのは朝の時間だというママも多いようです。そんな忙しい朝に、子どもの朝ご飯を簡単に用意できたら嬉しいですよね。今回はママたちに話を聞き、子どもの朝食の準備方法や時短レシピなど、忙しいママが無理なく子どもの朝ご飯を準備するために役立ちそうなアイデアを集めてみました。

子どもの朝ご飯

子どもには毎朝バランスのよい朝食を食べてほしいと思いながらも、朝はどうしても時間が限られてしまう状況に葛藤しているママも多いようです。今回はそんなママたちに話を聞いてみました。


用意に何分かかる?

今回ママたちにアンケートを取ったところ、ママたちが子どもの朝食を準備するのにかかる時間は平均13分という結果になりました。また、子ども用の朝食の品数は平均3~4品という意見が多く、メイン、おかず、汁物、フルーツなどを用意するママが多いようです。


ママたちの悩み

日々忙しいママたちは、子どもの朝食のレシピや朝の時間がないことなどについて、さまざまな悩みを抱えているようです。

「毎朝レシピに悩みながら朝ご飯を用意していますが、上の子は今日はパンがよかったなどと意見してきたり、下の子は食べ終わるのが遅かったりと、子どもの朝ご飯は毎朝一苦労です」(2児のママ)

「パンの他にフルーツやジュースなどをいっしょに朝ご飯に出したときは、糖質が多すぎかも?と気になることがあります」(1児のママ)

「もともと食が進まない子で朝食を食べたがらないうえに、自分からすすんで食べません。親が食べさせて45分くらいかかってしまうので、平日は特にドタバタです」(1児のママ)

ママが子どもに朝ごはんを食べさせたりと、朝食の準備のほかにもいろいろと時間がかかることが多いようです。バタバタしがちな朝の時間、子どもの朝ご飯にかける時間を少しでも短縮できる方法はあるのでしょうか?

こんな事前準備をすると楽!

朝の貴重な時間を効率よくすごすために、子どもの朝ご飯用に事前準備をしておくママも多いようです。

朝ごはんを子どもに見せるママ
iStock.com/GOLFX

1品作っておく

「毎日朝食にスープを出しているので、スープは前日の夜に作っておきます」(2児のママ)

「前日にフルーツを切っておくなど、朝ご飯にさっと1品出せる簡単な準備をしています」(1児のママ)

1品でも朝ご飯のストックがあることでママの朝の時間が短縮できるうえに、忙しい朝でも心に余裕が持てるかもしれませんね。


週末の作り置き

「自分の会社のお弁当用に週末おかずを何品か作り置きしているので、子どもの朝ご飯にも作り置きおかずを活用しています」(1児のママ)

「子どもがパパ作のジャガイモ炒めが大好きなので、毎週作り置きしています」(1児のママ)

作り置きおかずを何品も用意するのが大変な場合は、子どもが飽きずに食べられる好物のおかずを一品だけでも作り置きしておくことで、朝食の準備が楽になるかもしれません。


前日の夕飯を活用

「前日の夕飯に作ったスープやお味噌汁を、翌日の朝食に必ず出すようにしています。そのためにも夕飯の汁物作りの時に量を多めにして野菜もたくさん使うように意識しています」(1児のママ)

「前日の夕飯の残りをそのまま子どもの朝ご飯に出すことが多いです。朝、子どもの朝食を1から作らなきゃ!という気持ちにならずに済むので、気が楽です」(2児のママ)

ママたちのなかで1番多かったのが、「前日の夕飯を活用する」という意見でした。朝食のための事前準備というわけではありませんが、あらかじめ夕飯を少し多めに作っておくことが結果として朝食の事前準備につながるようです。

日々の夕飯準備の際には、翌日の朝も食べられるくらいの量を意識して調理してみるとよいかもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

15分でできる朝食レシピ

全部焼き 卵
Fatseyeva/Shutterstock.com

毎朝子どもの朝食レシピを考えているママたちだからこそ思いつく簡単レシピにもさまざまなものがあるようです。今回はアンケートに回答してくれたママたちが紹介してくれた、15分でできる簡単朝食レシピを紹介します。


ポタージュスープのレシピ(15分)

1.カボチャをゆでる

2.牛乳を少し入れてミキサーにかける

3.お鍋にうつして味を見ながら牛乳、塩、コンソメを足す

「余裕があるときはニンジンを入れたりもします。同じ作り方でブロッコリー、カリフラワー、レンズ豆などでも応用できます」(2児のママ)

野菜嫌いの子どもでも、甘味のあるポタージュスープなら喜んで食べてくれるようです。野菜をゆでる代わりにレンジで加熱するなどすれば、より時短につながりそうですね。冬の寒い朝にはぴったりの朝ご飯レシピかもしれません。


全部焼きのレシピ(5~10分)

1.卵を2個割ってとく

2.ご飯と好きな具(※)を、「1」と混ぜる

3.フライパンに入れて卵焼きの要領で巻く

※茹でて細かく刻んでおいた野菜、ひじきの煮物、ほうれん草の胡麻和えなど

「食べて欲しいもの全部が1つにまとまるので、我が家では『全部焼き』と呼んでいる朝食レシピです。つかみ食べをし始める時期には自分で食べてくれるので、食事補助が必要なく、子どもの横で連絡帳などを書く余裕が持てます」(1児のママ)

食べてほしいものが1つにまとまっていれば、調理も簡単な上に食器などの洗い物も減らすことができそうです。子育て中のママだからこそ思いつくアイデアレシピではないでしょうか。


海苔入り卵焼きのレシピ(5分)

1.卵を割ってとく

2.卵焼きを作る途中で、海苔を入れて巻いていく

「子どもが好きで手軽に作れるので朝食に重宝しています。海苔のほかにも、切り干し大根の煮物を入れたりなど、アレンジの効くレシピです」(1児のママ)

海苔といっしょにチーズなどをいっしょに巻いてもよいかもしれませんね。子どもの反応を見ながら卵焼きに入れる具材を少しずつ変えていくと、オリジナルの朝食レシピができあがるかもしれません。

無理なくおいしい朝ご飯を

子ども 朝食
作者名/Shutterstock.com

毎日忙しいママの朝の時間、なかには子どもの朝ごはんのために早起きをしたり、自分の朝ごはんをゆっくり食べる時間がないママもいるようです。

そんなママこそ、朝の時間を少しでもゆったりとすごすために、今回紹介したような朝食の準備方法やレシピなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。ママの無理のない範囲で、子どものためにおいしい朝ご飯が用意できたらよいですね。

2018.03.12

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。