仕事と子育て、家事両立に疲れや「もう、無理」など。ママたちの悩みと解決方法

仕事と子育て、家事両立に疲れや「もう、無理」など。ママたちの悩みと解決方法

毎日忙しいワーママの生活はとてもハード。仕事や家事、子育てに追われる毎日に「もう疲れた」「私には無理かも・できない」と悩みを抱えることもあるかもしれません。ほかのママたちはどのようにして仕事と家事、子育てを両立しているのでしょうか。悩みや工夫していることについて聞いてみました。

仕事と家事、子育ての両立の悩み

仕事と家事の両立に、さらに子育てがプラスされるワーママの生活。どんな悩みがあるのでしょうか。

「妊娠前に仕事と家事の両立ができていたから大丈夫と思っていたら、育休復帰後の生活は思っていたよりハードで、たまにもう無理かもって思ってしまいます」(5歳男の子のママ)

仕事と家事に子育てが加わることで、ママの負担は一気に増します。子どもがいると、自分のペースで家事をすることもできず、子どもの相手をしながら少しずつしか進められないということもしばしば。帰宅後家事をしなくてはいけないのに、思うように進まないとイライラしてしまうこともあるでしょう。

また、保育園から持って帰った汚れ物で洗濯物の量が増えたり、保育園用の荷物を準備したりと、物理的に家事の量も以前より増えることが多いようです。

仕事・家事・子育ては、全てを完璧にこなそうとしてもできないのは当たり前のことかもしれません。ほかのママたちもいろいろ悩みながら家族に頼ったり、時短家事を実践したりしながら、家事負担を軽減しているようです。

家族に家事を協力してもらう

料理をするパパ
iStock.com/Yagi-Studio

仕事と子育ての両立に忙しいワーママにとって家事を家族に協力してもらえることは、とても心強いですよね。具体的にどんなことを手伝ってもらっているのかについてきいてみました。


パパに手伝ってもらう

一番身近な存在であるパパに、家事を手伝ってもらっているというママの声が多くありました。パパはママにとって一番の味方になってくれることもありますよね。ママができないことをお願いしてみるといいかもしれません。

「出勤前のパパに、ゴミ出しをしてもらっています」(1歳女の子のママ)

「夕食後の食器洗い担当は主人。夕食後は子どものお風呂、歯磨き、寝かしつけとバタバタなので、主人にお願いしています」(2歳男の子のママ)

「洗濯物たたみはパパにおまかせ。帰宅後は、洗濯物を取り入れておいて、私は夕食作りに取りかかります。その間パパに取り込んでおいた洗濯物をたたんでもらいます」(6歳女の子・4歳男の子のママ)

「お風呂掃除をパパにお願いしています。料理や洗濯は苦手なパパなので、話し合いの結果お風呂掃除を担当してもらうことにしました」(小学3年生のママ)


子どもに手伝ってもらう

子どもが手伝ってくれようとする気持ちだけでもうれしくて仕事と子育てのり両立の悩みを忘れそうになりますよね。ここでは仕事と子育ての両立を続けている小学生ママたちの体験談をきいてみました。

「玄関の掃除はお兄ちゃん、靴そろえは弟と、兄弟で分担して玄関の掃除を手伝ってくれています。帰宅して最初に目に入る場所なのできれいだと気持ちいいです」(小学1年生、3年生のママ)

「私より先に帰宅する娘がお米をといで炊飯器にセットしてくれています。私が帰宅するとご飯が炊けているので、すぐ夕食を準備できます」(小学6年生のママ)

「帰宅して洗濯物を取り入れたら、子どもたちに洗濯物たたみをお願いしています。6歳の息子にはたたみやすいタオルを、5年生の娘には子どもの服をまかせています」(小学5年生・6歳男の子のママ)

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無理なくできる時短家事

料理をするママ
Jack Frog/Shutterstock.com

次に、ママたちが実践している時短家事について話をきいてみました。仕事と子育ての両立に忙しいワーママにとっては少しの時短でもうれしいですよね。


料理

「朝出かける前に米をといでおき、夕食の時間にあわせて炊飯器をタイマー予約しています。時短にもなるし、帰宅後に米をとぐという作業がないだけでも疲れた気分のときに気持ちが楽になります」(4歳男の子のママ)

「休みの日に肉に下味をつけて、チャック袋に入れて冷凍しておきます。平日忙しいときに解凍して焼くだけでメインのおかずができるので助かります」(3歳女の子のママ)

「野菜をまとめて切っておき、すぐに使えるようにスタンバイ。冷凍できる野菜は保存袋に入れて冷凍庫に入れておきます」(小学3年生女の子・6歳男の子のママ)


洗濯

「洗濯物は無理をせずに乾燥機で乾燥させます。干す手間がかからないので時短に。タイマー予約しておけば夜の間にまわしておけるので疲れたときにも便利です」(2歳男の子のママ)

「洗濯は夜にします。夜のうちに干しておくことで、朝のバタバタが軽減できます。乾きやすいものは朝すでに乾いているので、時間に余裕がある日は朝のうちに洗濯物たたみもできます」(4歳男の子・2歳女の子のママ)


掃除

「子どもたちはパパとお風呂に。私は最後にお風呂に入り、上がるときにそのままお風呂掃除をしています。翌朝はお湯張りのタイマー予約をして出かけるだけ。お風呂汚れは時間が経つとこびりつくので、お風呂上がりの掃除は効率的です」(7歳男の子・5歳男の子のママ)

「平日の掃除はできるかぎり、ロボット掃除機におまかせしています。以前は帰宅して疲れたときに、朝子どもがこぼしたパンくずなどが目に入り仕事と家事の両立はできないのかなと落ち込んでいましたが、今は帰宅後キレイになっているのでストレスフリー。

床にものを置くとロボット掃除機のジャマになるので、主人も子どもも床にものを置きっぱなしにしなくなったといううれしい効果もありました」(小学4年生男の子・1年生男の子・3歳女の子のママ)


買い物

「買い物は無理せずネットスーパーを利用。夜注文を済ませておき、翌日希望の時間に商品が届くので助かります。夜時間がなかったときは、昼休みにスマホから注文することもあります。重い米やかさばるトイレットペーパーも、ネットスーパーなら心配なしです」(小学2年生女の子のママ)

「休日に1週間分の食材をまとめ買い。買った食材をチェックしながら、毎日の献立も決めてしまいます」(3歳女の子のママ)

時短家事や家族の協力で家事負担を軽減

オフィスで働くママ
iStock.com/JohnnyGreig

ワーママたちの家事軽減の方法をご紹介していきました。「仕事・家事・子育ての両立ができない」と悩みを抱えるママも無理をせず、時短テクニックを取り入れたり、家族の協力を得たりして、家事の負担を軽減させてみましょう。疲れたと感じた際は、負い目を感じることなくゆっくり休んで、心身ともにリフレッシュすることも大切です。

2018.02.04

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