育休復帰した人にかける言葉。おめでとうメールの送り方や例文

育休復帰した人にかける言葉。おめでとうメールの送り方や例文

育休から仕事復帰したママにかけてあげたい言葉はたくさんあるのではないでしょうか。出産への労いや、体調を気づかうなどさまざまありますが、何より「おめでとう!」という気持ちが伝えられるとよいですよね。今回の記事では、メールの例文、実際にママたちがもらったおめでとうメールやもらって嬉しかった言葉を紹介します。

【例文】育休復帰した人への「おめでとう」メール

まずは、一般的なおめでとうメールの例文を紹介します。
お祝いの言葉といっしょに、相手の体を気遣う文面を添えて、おかえりなさいという気持ちを表してみましょう。
相手は出産後、育休を経て、職場復帰したママです。


上司や先輩に向けた例文

「本日から職場復帰されたとのこと、おめでとうございます。
○○さんの復帰を心待ちにしておりました。○○さんのご不在中は、仕事を思うように進めるのも大変でした。
また企画会議でお目にかかれることを楽しみにしております。
家事、育児と毎日大変かと思いますが、ご無理をなさらぬようお体ご自愛ください。この度は晴れて復帰のこと、お祝い申し上げます。」

上司や先輩に向けたメールは、不在中の様子を簡潔に伝えると喜ばれるかもしれませんね。


同僚や後輩に向けた例文

「本日から職場復帰されたとのこと、おめでとうございます。
母子ともに健康とのこと、とても嬉しく思います。
家事、育児と毎日大変かと思いますが、無理をせず私たちを頼ってください。
この度は晴れて復帰のこと、お祝い申し上げます。」

同僚や後輩に向けたメールでは、言葉遣いを少し柔らかくすると親しみが出るでしょう。


取引先の方に向けた例文

「本日から職場復帰されたとのこと、おめでとうございます。
母子ともに健康だとうかがって、とても安心しました。
今後ともお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します。
この度は晴れて復帰のこと、お祝い申し上げます。」

相手はたくさんの方に連絡をしているかもしれないので、返信が必要のない文面でまとめると感じ良いメールになるでしょう。

育休復帰した人を実際にお祝いした人の体験談

ママ友とおしゃべり
maroke/Shutterstock.com

実際に、育休復帰したママにどのようなメールを送ったのか、体験談をきいてみました。


あえて「飲みに行きましょう」と誘いました

「同僚とは、仕事終わりに気軽に飲みにいくような間柄でしたが、私が妊娠・出産し、その少し後に同僚も同じくママになったので、そんな機会もすっかりなくなっていました。
同僚が育休から復帰するとき、なかなか実現しないのはわかっていましたが、あえて『また飲みに行きましょう』と一言添えてみました。結局飲みに行けたのは、約2年後でしたが『飲みに行こうという言葉を励みにがんばれたよ』と、覚えてくれていたみたいです」(30代/女性/総合職)


時間帯を考えず送ったメールで反省

「独身の頃、上司が育児復帰をすると聞いて、とても嬉しく思い仕事終わりに即座にお祝いメールをしました。ところが、夜シフトの私が送った時刻は深夜2時過ぎ。
上司は夜間授乳で起きていたそうで、返信もすぐきましたが、もう少し時間帯を考えたほうがよかったと思いました」(20代/女性/飲食店勤務)

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育休復帰したママが嬉しかった言葉とは

「一度職場に遊びに来ませんか」

「仕事先に職場復帰をするとは伝えていましたが、育休が明けるまでの間、また職場に馴染めるかどうか不安な日々を送っていました。
そんななか、上司からメールをもらい『仕事とは関係なく赤ちゃんと遊びに来ませんか』とお誘いを受けました。
職場に行くと仕事中にもかかわらず、スタッフのみんなはウェルカムモードで赤ちゃんを抱っこしてくれました。
育休中に入れ替わったスタッフにも挨拶できたので、復帰後も馴染みやすかったです」(30代/女性/事務職)


「おつかれさま」とママを労う言葉

「二人目の育休復帰後、お祝いのメールをお得意様からいただきました。そのとき、出産おめでとうの言葉が嬉しかった以上に『大変だったね、がんばったね。おつかれさまでした』と私を労ってくれることがとても心にしみました。
妊娠中からトラブルの多さに悩まされていた私。もちろん無事に生まれてきた赤ちゃんをお祝いしてくれるのもとっても嬉しいのですが、私にも言葉をかけてくださったお得意様とは、今でもよい関係が続いています」(30代/女性/百貨店勤務)

育休復帰メールには「おかえりなさい」という気持ちを込めて

ママ友とこどもたち
maroke/Shutterstock.com

育休復帰するときに、あたたかい言葉をかけてもらって安心するママは多いようです。
自分が声をかける側になったら「おめでとう」以外にも、ママだからこそわかる一言を添えてあげられたらよいですね。

2017.11.27

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