子乗せ自転車はいつから?電動アシストありとなし、どちらを選ぶか

子乗せ自転車はいつから?電動アシストありとなし、どちらを選ぶか

ちょっとした移動に便利な自転車。子乗せ自転車を購入する際に、電動アシスト自転車にするか非電動アシスト自転車にするか迷っているママも多いのではないでしょうか。今回は、子乗せ自転車はいつから乗れるのか、電動アシストありにするか、なしにするかなどについて体験談を交えてご紹介します。

子乗せ自転車はいつからがよいのか

一般的に、1歳を過ぎたら子乗せ自転車を使えることが多いようです。メーカーにもよりますが、前乗せタイプで1歳から4歳未満、後乗せタイプで1歳から6歳未満という基準が多いようです。

電動アシストあり・なしの子乗せ自転車

子乗せ自転車を、電動アシストありの自転車にするか、電動アシストなしの自転車にするか、それぞれの特徴とメリットについてご紹介します。


電動アシスト自転車

坂道が多い地区に住んでいる、ほぼ毎日自転車を使う、子どもが2人などに該当する人は電動アシスト自転車がよいかもしれません。坂道や2人以上の子乗せの場合は、自転車をこぐときに電動アシスト自転車は強い味方になってくれることでしょう。

子乗せ電動アシスト自転車は、一般的に10万円以上するので、長く使うかどうかをよく検討しましょう。


非電動アシスト自転車

比較的平坦な道が多いに住んでいる人、毎日自転車を使わない人、子どもが1人のママの場合は非電動アシスト自転車でもよいかもしれません。

ただ、子どもが少し大きくなると重さが気になってしまうかもしれませんが、自転車自体の重量は電動アシストなしの自転車の方が軽いです。

電動アシスト自転車の選び方

子乗せ電動自転車
ucchie79/Shutterstock.com

認証マークが付いているか

安全基準に適合した自転車には、「BAAマーク」というシールがフレームに貼られます。子乗せ自転車を購入するときは、フレームの強度、ブレーキの機能、ハンドルの耐久性などの検査に合格した「BAAマーク」のある自転車を選びましょう。


何インチの自転車を選ぶのか

子乗せ自転車に多い車種は、20インチ、26インチです。種類は限られますが、24インチもあります。20インチの自転車は車体が低い分、子どもをチャイルドシートに乗せやすい点が特徴です。低重心となり、運転中にふらつきにくいという声もあります。

24インチや26インチの自転車は、子どもが成長し、チャイルドシートを外したあと、乗りやすいことが特徴です。また、パパと兼用できるのも嬉しいポイント。実際に子どもを乗せて試乗してみて乗り心地を確認してからいつからどの大きさの自転車にするか検討しましょう。


バッテリーと走行距離、価格目安

バッテリー容量に比例して、1回の充電での走行距離も長くなります。長距離移動をすることが多い人、頻繁に充電をするのが面倒に感じそうな人、坂道が多い地区に住んでいる人は、バッテリー容量の大きいタイプが便利です。

しかし、バッテリー容量が大きくなると、自転車の価格も高くなります。価格の相場は、バッテリー容量6.2〜 7Ah(最大走行距離目安40km)で9万円前後、12〜12.8Ah(最大走行距離目安70km)で14万円前後です。

こちらの記事も読まれています

タイプ別子乗せ自転車

どのタイプの子乗せ自転車でも必ずヘルメットを着用させてあげましょう。


後乗せタイプ

後乗せタイプは、自転車後ろの荷台部分のチャイルドシートに子どもを乗せるタイプです。自転車をこいでいるときに目が届きにくいので、いつから使うかはよく検討してからがよいですね。子どもが6歳くらいまで使え、前乗せタイプよりも長く使えます。


前乗せと後ろ乗せを両方設置するタイプ

子どもが2人のときは、前と後ろ両方にチャイルドシートを設置してある自転車が必要になります。安全基準を満たした「幼児2人同乗基準適合車・BAAマーク」の付いた自転車を選びましょう。


子ども乗せなしタイプに、チャイルドシートなどを後付け

子どもが生まれる前に乗っていた自転車に、後付けでチャイルドシートを設置できます。しかし、どの自転車にも設置できるわけではないので、設置できるかどうか、近くの自転車専門店などで自転車の重量制限を確認しましょう。

日本や海外からおしゃれな後付けチャイルドシートが販売されています。個性的に自転車を乗りこなしたい人には向いているかもしれません。

子乗せ自転車利用者の体験談

電動・非電動の子乗せ自転車それぞれに乗っているママの実際の声をご紹介します。


電動アシスト自転車を利用

坂の多い地区に住んでいます。娘が小さいうちは抱っこ紐やベビーカーで移動していましたが、徒歩だと15分かかる実家に自転車で行きたいと考え、思い切って後乗せの子乗せ電動自転車を購入。

普通の自転車では押して歩かなくてはならないような坂道も、スイスイと進むことができ、電動アシスト付き自転車に助けられる毎日です。(20代/3歳児のママ)


非電動アシスト自転車を利用

ふだん、幼稚園や買物へ行くときは車を使っているのですが、近くに住む友だちの家やパン屋に行くとき用に非電動の子乗せ自転車を購入。近所の車を停められないような場所へ行くときに気軽に使用しています。しばらくは電動アシストなしの自転車でもやっていけそうです。(30代/5歳児のママ)

子乗せ自転車を楽しもう

子乗せ自転車
Yaoinlove/Shutterstock.com

子乗せの電動アシスト自転車、非電動アシスト自転車を選ぶときのポイント、いつから子乗せ自転車を使うかなどをご紹介しました。子どもを連れて移動するとき、子乗せ自転車は便利な移動手段です。電動アシストあり・なしに関わらず、子どもを自転車に乗せるときは安全に気をつけて自転車ライフを楽しめたらよいですね。

2017.11.21

レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。