【年賀状】子どもの写真はいつまで?マナーや一言文例

【年賀状】子どもの写真はいつまで?マナーや一言文例

皆さんは、来年の年賀状はどのようなものにするかもうお決まりでしょうか。ママたちのなかには、子どもの写真付きの年賀状を送る方もいると思います。そこで今回は、子どもの写真付き年賀状の書き方マナーや、ママたちがもらって嬉しかったデザインの年賀状、挨拶文や近況報告の一言文例について調査しました。

年賀状の書き方マナー

新しい年の始まりには、きちんとした年賀状で年明けのご挨拶をしたいですよね。そこで、家族で送る年賀状や、子どもの写真を使った年賀状についてのマナーをご紹介します。

宛名・差出人について

宛名

子どもの写真付きの年賀状を送る際は、同じくママ友などの家族がいる方に送る場合が多いと思います。そういった場合、家族連名の宛名になるでしょう。
縦書きの場合、右から旦那さん、奥さん、お子さんという順番が一般的で、お子さんがまだ小さい場合は、宛名に「くん」や「ちゃん」などの敬称を使っても問題ないようです。

差出人

家族連名での差出人の場合、宛名同様、右から旦那さん、奥さん、子どもの順に名前を記載しましょう。家族が多くて名前を横に書ききれないという場合は、子どもの名前を「・」を使って縦に書き連ねてもよいようです。

子どもの写真について

どのような付き合いの相手なのか考える

子どもの写真を年賀状に使用する場合は、家族ぐるみの付き合いか、ママやパパの個人的な付き合い(仕事上の関係も含む)なのかで写真の使用は考えるようにしましょう。子どもとあまりかかわりのない相手に写真を送っても、子どものことがわからず、困ってしまうかもしれません。


いつまで子どもの写真を使うか

子どもの年齢がいつまでなら、写真を使えるかについては、さまざまな意見がありますが、恥ずかしがったり、自分で年賀状を書くようになったら、子どもの写真は控えるようにする方がほとんどのようです。中学生くらいの年齢になったら、写真を使わなくなったという方が多いなかで、中学生以上の年齢でも、子どもの写真を使用するという方もいました。そういった場合は、祖父母などの親戚や、親の知人(パパ・ママの友人など)限定にしているそうです。

子どもの様子が分かる写真付きの年賀状を毎年楽しみにしてくれている方がいると思うと、子どもが大学生になっても続けているママもいるようです。

こちらの記事も読まれています

毎年の年賀状で気をつけていること

ママたちは、子どもの写真付きの年賀状を作る上で、どのような点に気をつけているのでしょうか。


相手によって年賀状の種類を変える

「友だちや親戚、直属の上司には、子どもの写真付きの年賀状を送っています。会社の先輩は、独身の方や子どもがいない方もいるので、写真なしでイラストのみの年賀状も用意しています」(20代1児のママ)


特別な日の写真を使う

特別な写真
© milatas – Fotolia

「子どもの写真付きの年賀状は、1歳の初めての誕生日や七五三など特別な写真を撮ったときに作っています」(40代1児のママ)


見ていて楽しい、見ごたえのある年賀状

「年賀状はデザインにこだわっています。写真を添える場合は、写真館で撮った写真を使っていますね。おしゃれな子どもの衣装もレンタルできるし、きれいな写真を撮ってくれるのでお気に入りです」(30代2児のママ)

もらって嬉しい写真付き年賀状とは?

ママたちの体験談から、もらって嬉しい年賀状デザインのアイデアや、あまり嬉しくなかった年賀状のデザインをご紹介します。


家族写真を使ったデザインの年賀状

「子どものみの写真ではなく、家族写真付きの年賀状が嬉しいです。友だち家族が去年何をして過ごしていたのかわかる年賀状は、見ていて楽しいです」(30代1児のママ)

「遠方に住んでいてあまり会えない親戚がいるのですが、年に一回、家族写真付きの年賀状でお互いの近況報告をしています」(20代1児のママ)


シリーズ化された年賀状

「毎年家族全員で、何かの仮装をした写真を使った年賀状を送ってくれる友だちがいます。今年はどんな仮装をしてくれるのか、毎年違うアイデアの年賀状を心待ちにしています」(30代1児のママ)

「知り合いの旅行好きの家族は、一年で行った旅行先のなかで一番きれいな風景の写真使った年賀状を送ってくれます。毎年おしゃれな写真なので感心してしまいます」(40代2児のママ)


手書きのメッセージで、温かみのある年賀状

「写真の横に子どもの年齢や成長報告、今年の目標など、手書きのメッセージが一言添えてある年賀状は丁寧に作ってくれた想いを感じますね」(20代1児のママ)


「写真だけでなく“今年は家族みんなで遊べるとよいですね”など、一言手書きのコメントがあるときには嬉しくなります」(30代1児のママ)

近況がわかりづらい年賀状

子どもの写真だけのデザイン

「両親の写真なしで、子どものみの写真だけの年賀状が送られてきたときがありました。家族の様子が知りたかったので、少し残念な気持ちになりました」(30代1児のママ)


年賀状に不向きの写真

「子どもが顔中アイスクリームだらけの写真が送られてきましたが、年賀状としてはあまり嬉しくなかったです」(30代1児のママ)


写真がメインのデザインの年賀状

「上司から、はがき一面に1枚の家族写真がレイアウトされた年賀状が送られてきます。小さい余白に、家族写真とは関係のない仕事関連のコメントで、違和感を感じました」(20代1児のママ)

挨拶文、近況報告の文例

子どもの写真付きの年賀状にぴったりの挨拶文や近況報告の一言文を紹介します。


挨拶文の文例

子どもや家族の写真を添える場合は、家族一同からの新年の挨拶として一言文を添えましょう。

文例1「本年も家族共々よろしくお願いいたします」

文例2「よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。私共家族一同元気に過ごしております」

文例3「旧年中は家族共々お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします」

文例4「本年も家族一同元気に新年を迎えることができました」


近況報告の文例

子どもの年齢や成長報告、家族の毎日の様子について一言書き加えると、受け取る相手も嬉しいかもしれません。

文例1「子どもが1歳になり、慌ただしくも楽しい毎日を過ごしております」

文例2「昨年の一年間はめまぐるしい成長でした」

文例3「父親、母親共々、日々子育てに邁進しております」

文例4「今年はいよいよ子どもが小学校に入学します」

新年のスタートは、素敵な年賀状で

おせちとお雑煮
© hanapon1002 – Fotolia

子どもの写真付きの年賀状を送る際のマナー、もらって嬉しかった年賀状のデザイン、一言文例についてご紹介しました。

年賀状で子どもや家族の近況報告をしながら、一年を振り返ると、新年を充実した年にしようという思いも深まりますよね。また、素敵な年賀状で周りの方へ挨拶をすることで、幸先のよいスタートをきれるような気分になるのではないでしょうか。今年の年賀状はぜひ、アイデアいっぱいの素敵な一枚を作ってみませんか。

2017.10.25

イベントカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
一面の銀世界での非日常体験 星野リゾート リゾナーレトマム×チャレンジ力

非日常の中で、子どもがさまざまな力を育むきっかけになる「旅」。今回は「星野リゾート リゾナーレトマム」親子旅のレポートです。「旅育」をテーマに専門家に話を伺い、想像力を育んだ旅についてお伝えします。