野菜嫌いな幼児のお弁当作り。喜んで食べてくれる工夫とレシピを紹介

野菜嫌いな幼児のお弁当作り。喜んで食べてくれる工夫とレシピを紹介

野菜嫌いな幼児のお弁当で、「どうしたら野菜を食べてくれるのか」と悩むママは多くいると思います。健康や彩りのバランスを考えてお弁当に野菜を入れたいと考えているママに野菜が嫌いな幼児も喜んでくれるレシピを紹介します。

お弁当に子どもの嫌いな野菜を入れたい

お弁当の定番でもあるトマトやにんじん、ブロッコリーなど、野菜が嫌いな幼児が多くいるように思います。筆者の勤めていた幼稚園でも「ブロッコリー嫌い」「にんじん食べられない」とお弁当の野菜に箸が進まない子は何人もいました。

お弁当に野菜を入れたいけれど、困っているママへ、幼児が喜んで食べられる工夫やレシピを紹介します。

野菜嫌いな幼児にはこのレシピ!

好きなものと組み合わせる肉巻き

・にんじんやおくら、いんげんなどの子どもの嫌いな野菜をお肉で巻きます。

・ブロッコリーをベーコンで巻きます。

幼児の嫌いな野菜をお肉やベーコンで巻くと、野菜だけの味ではなくなり、食べられる子どももいます。


野菜は細かく刻んでハンバーグに

にんじんや玉ねぎなどを細かく刻んで入れます。ほかにもピーマンなどの幼児が嫌いな野菜を入れても良いです。


擦りおろしてミートボール

レンコンやにんじん、玉ねぎ、さつまいもなどの野菜は擦りおろすのに適しています。

ひき肉に擦りおろした野菜を混ぜてミートボールにすると、野菜嫌いの幼児でも食べやすくなります。一口で食べられるミートボールはお弁当にも入れやすいですよね。


ほうれん草とチーズ入り卵焼き

普通の卵焼きに野菜を混ぜて焼くだけです。卵焼きにほうれん草とチーズを混ぜて作るだけで、野菜も摂ることができ、お弁当の色合いも鮮やかになります。

ほうれん草だけでなく、ネギやにんじんとしらす、キャベツ、ピーマンなどでもアレンジができます。


春巻き

にんじんやピーマンなど幼児の嫌いな野菜を巻いて春巻きにする方法もあります。野菜を巻いて中身が見えなくなれば、食べてくれる子どももいます。

中身の野菜が大きすぎると食べたときに野菜の味が強くなって、食べられない場合もあるので少し小さめに切ってあげると良いでしょう。


型抜きやピックを活用して見た目をかわいく

にんじんやさつまいもなどの野菜は簡単に型抜きができます。クッキーの型抜きを使っても星や花のかたちにくり抜けてかわいいですよ。

型抜きのほかにも、ピックを使って簡単にかわいいおかずができます。野菜とチーズ、ウインナーなどを交互に子どもの好きな動物や電車など乗り物のピックにさすだけで完成です。

のりやハム、ごま、チーズなどで野菜やご飯に顔をつけるのもかわいいです。うずらの卵の上にブロッコリーをさしてミニ大根にするなど食材と食材を組み合わせるアイディアおかずも幼児は好きでしょう。

幼児は見た目がかわいかったり、工夫されているおかずが好きで「かわいいから食べてみよう」と気に入って、お弁当を残さず食べている場面がたくさんありました。

こちらの記事も読まれています

野菜嫌いな幼児をもつママたちのひと工夫

ニンジンのみじん切り

野菜嫌いな幼児を持つママたちに「子どもが嫌いな野菜を食べられるようにお弁当に入れるおかずの調理方法や見た目、レシピで工夫していることを教えてください」と聞いてみました。


食感や味付けはしっかりと

玉ねぎ、大根が苦手で、食感が残っていると食べません。ハンバーグは、玉ねぎを電子レンジでしんなりさせてからお肉と混ぜるようにしています。大根は、味がきちんとしみこんでいると食べてくれるので少しだけ味つけをしっかりするようにしています。


細かくして混ぜる

・子どもの苦手なにんじんは、細かく切ったり刻んだりしてカレーやハンバーグに混ぜると食べてくれます。

・口では「●●嫌い」と言いますが、声をかけるとほとんどの野菜は食べます。しいて言えば、アスパラガスは、アスパラガスだけだと残すときがあるので、とにかく小さくして炒飯などに混ぜたり、ひき肉にまぜてハンバーグ状にしています。

・子どもの嫌いなほうれん草は、卵焼きの具として入れることが多いです。少し細かく刻んで溶き卵と混ぜて、卵焼きを作る味付けで調理しています。

野菜を細かく切って、混ぜるというコメントは多数ありました。幼児の好きなメニューに野菜を入れ込むとおいしく食べられるようですよ。


幼児の好きな味付けにする

・生のトマトが食べられないため、トマト缶で煮込んだ鶏肉をいろいろな味付けにすると食べてくれます。

・トマト味が好きなので、ケチャップやトマト缶ソースで炒めるなどし、少し濃い目の味付けにしています。


好きなメニューに野菜を加える

子どもがアサリの酒蒸しと豚肉をバターで炒めたおかずが大好きなので、そのなかにアスパラやキャベツ、豆苗など1、2品緑の野菜を入れています。色合いも良くなりますよ。

濃い目の味付けなので味がしみ込みやすく、どんな野菜でも残さず食べてくれるので、緑の野菜は種類を変えていろいろ入れています。


好きなキャラクターのピックに野菜をさす

基本的に野菜全般嫌いですが、子どもの好きな乗り物のキャラクターのピックにさすと食べてくれます。

お弁当には、トマトときゅうりをさしています。枝豆をキャラクターピックにさすのは定番になっています。

野菜嫌いも克服!?幼児が喜ぶお弁当作り

親子

野菜嫌いな幼児のお弁当作りは大変だと思いますが、ちょっとした工夫やアイディアレシピで嫌いな野菜も喜んで食べてくれるかもしれないですよ。

野菜が嫌いな幼児が「おいしい」と思って食べられるようにお弁当のレシピを一工夫してみませんか。

2017.09.01

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
ベビー用品からママのファッションまで、一度の買い物で全て揃える方法

KIDSNAアンバサダーが三井ショッピングパーク公式通販サイト「&mall(アンドモール)」での買い物を体験。&mallは、ファッションだけでなく、ベビー用品などまで、約420ショップ・数十万点以上を取り扱う総合通販サイトです。アンバサダーが体験してみた本音をインタビューしてきました。また記事中にはクーポンなどに関するお得情報もあるので要チェックです。