2歳になると急に夜泣きが再開!その原因とママの体験談から学ぶ対策法

2歳になると急に夜泣きが再開!その原因とママの体験談から学ぶ対策法

乳児の間は激しかった夜泣きも1歳を過ぎると落ち着いてぐっすりと寝てくれたのに、2歳〜2歳半になるとまた夜泣きが始まってしまい困惑…そんな経験はありませんか?なぜ2歳になると夜泣きが再開してしまうのかその理由と、家族が子どもの夜泣きに向き合うための方法を先輩ママの体験談と共にご紹介します。

2歳〜2歳半でもひどい夜泣きをする

2歳、2歳半の夜泣きの特徴

1歳よりも行動できる範囲が広がる2歳児。記憶も発達していて、行動に感情が結びつくようになってきます。感情の引き出しも増えていくのが2歳児の特徴と言われます。

また、2歳〜2歳半ぐらいになると日々の出来事を少しずつ記憶できるようになりますが、眠っている時にその記憶が突然頭の中に現れて、混乱してしまい夜泣きにつながることもあります。

日中に興奮するほど楽しい時間を過ごした夜には決まって夜中に大泣きする、そんな時は、日中に頭の中に入った情報が整理しきれないうちに夜が来て、脳が休まらないまま眠ることで夜に泣いてしまうということもあるようです。


怖い夢と現実が混乱することも

2歳児は様々な体験を通して、「怖い」という感情が徐々に増えていきます。夜眠っている時に怖い夢をみた場合びっくりして泣いてしまうこともあるようです。また、夢の途中で目覚めてしまい、現実の区別がつかずに混乱して泣く子どももいます。


2歳〜2歳半ごろの夜泣き対策

夜泣きには生活リズムの崩れも原因の一つと言われています。両親が遅くまで起きていると、ついつい子どもも夜更かししてしまう、そんな経験はありませんか。

1人でできることが多くなった2歳児ですが、心はまだまだ小さな子ども。両親に甘えたい、自分を見ていてほしい年頃です。特に眠る時はお母さんに隣にいてほしいと思う子どもも多いでしょう。


子どもの生活リズムを整えてあげるのも親の大切な役目です。


夜にやりたいことや済ませたい家事が多いかもしれませんが、少し我慢して子どもに寄りそってあげましょう。お父さんにも協力してもらい、寝付くまで寝室だけではなく家全体を暗くして、いっしょに寝てみます。

それだけでも子どもは安心します。もし暗くて音のない環境に子どもが怖さを感じてしまうなら、オルゴール音などを最小限の音量でかけて、リラックスして眠れる環境を作ってあげましょう。

2歳児の夜泣き体験談

夜泣き

2歳で突然ひどくなった

卒乳した1歳半におさまった夜泣き。これでゆっくりと眠れる夜がくるとホッとしたのですが、2歳近くになると再び夜泣きが始まりました。そして夜泣きの種類も激しくなり、ギャーギャーとわめくように。しかし泣きながらも目はつむっていて、夢を見ながら泣いているようでした。

来客があった日など、刺激が強い日の夜は特に夜泣きが激しくなり、3日に一回は同じような激しい夜泣きがありますが、知恵がついてきた証拠ということも聞きますし、幼稚園に行っても泣く子はいるらしいので、気長に頑張ろうと思っています。


何をしてもおさまらない

2歳になった娘は、その2か月前から夜泣きが徐々にひどくなりました。必ず0時と3時に起きて泣き、3時の方が特にひどく、泣きながら自分がしたかったことやほしいことを要求します。

まだ卒乳をしていないため、泣いた時はおっぱいを飲ませようとしますが、逆に怒りだします。どんどん力が強くなっているので、暴れた時はおさえるのにも苦労します。3時に泣き出すときはそのまま朝を迎えることも少なくありません。


叫ぶ、暴れる

2歳の次女の夜泣きはそれはそれは激しく、夫婦ともに苦しみました。夜中に突然大声で泣き叫び、声をかけても完全に無視。絶叫に近い声をあげながら足をバタバタさせて、抱こうとしても暴れて抱けません。

このような状態が10分近く続き、やっと母親が抱き寄せて布団に寝かせておさまりました。

入眠時の寝付きはとても良いのに、眠ってしばらくすると暴れる、叫ぶ、の夜泣きが始まり、悩まされました。


効果的だった2歳以降の夜泣き対策

2歳児の夜泣き対策は、一度起こしてしまうのが効果的です。ふつうに声をかけるだけでは起きないので、ゆすったり、電気を点けたり、時にはパジャマを脱がせたりして無理やり起こしてしまいます。

起きてもしばらくは泣き止まないので、腰から肩甲骨あたりをトントンして落ち着かせるようにします。その後すぐ寝てしまうことも多いですが、寝ない場合は脱がせたパジャマを着せたり、本を読んであげたりしながら過ごします。

また、おしゃべりができるようになっていれば、なんで泣いたか理由を話してくれる場合もあります。子どもの理由によっては次に夜泣きをした際の対策につながります。

こちらの記事も読まれています

2歳児の夜泣きにイライラしないために

体験から学ぶ

夜泣きが続き、何をしてもおさまらないと親も次第にイライラします。そんな時はいくつかの方法を試してみましょう。例えば、夜泣きの最中はお互いが辛くてもトコトン付き合って、起きている間にはお父さんに子どもをみてもらうなど、


イライラをため込まないことが大切です。


声を出したら子どもを怒鳴りつけてしまいそう…それほどのイライラを感じたら、泣いている子どもの安全を確保した上で、少しの間だけ自分が別室に移動します。それがほんの数分であっても、ママの心は落ち着く場合があります。


頑張りすぎず息抜きすることも大切

子どもの夜泣きが続くと、徐々にママもストレスを感じてきます。夜泣き対策には色々な方法がありますが、マニュアル通りにいかないのが子育てです。

ママも夜泣きをおさめるための対策を頑張りすぎず、夜泣きで眠れなかった子どもが昼寝をする間、自分も思い切って昼寝したり、好きなことをしたりすることでリフレッシュしましょう。

2歳児の夜泣きは成長していく証

親子

2歳〜2歳半ごろの夜泣きは乳幼児の頃より激しくて、この状態が永遠に続くのではないか?そんな気持ちにさえなります。ただ、夜泣きは感情が発達してきた子どもが通っていく道でもあります。夜泣きに対して感情的になったり、不安な気持ちになったりすることは、子どもをさらに不安にさせるかもしれません。

夜泣きにイライラするときは周りに協力してもらう対策を取ったり、適度に息抜きをしたりして、解消しながら付き合っていくようにしましょう。

【体験談】乳幼児の夜泣きが激しいときの対処法。抱っこでの寝かしつけや昼寝とのバランス

【体験談】乳幼児の夜泣きが激しいときの対処法。抱っこでの寝かしつけや昼寝とのバランス

幼児の夜泣きが激しいときの対処法。抱っこをしてもよいのかや昼寝とのバランス

幼児の夜泣きが激しいときの対処法。抱っこをしてもよいのかや昼寝とのバランス

2017.08.20

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。