赤ちゃんのお昼寝の寝かしつけ。トントンやおしゃぶりなどの方法と体験談

赤ちゃんのお昼寝の寝かしつけ。トントンやおしゃぶりなどの方法と体験談

赤ちゃん期にはたくさんお昼寝をすると思いますが、ずっと抱っこしたままでいないと寝てくれないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。筆者自身も子どもが抱っこでスヤスヤ寝てくれたと思っても、布団へ移動し寝かせた瞬間に背中センサーが発動して起きてしまい、四苦八苦していた時期がありました。そこで今回は、寝かしつけの上手くいく方法に関する体験談をご紹介します。

赤ちゃんは一日何回お昼寝する

月齢別のお昼寝回数

新生児期であれば授乳とオムツ替えの時間以外は、一日のほとんどの時間が睡眠時間と言えるでしょう。寝たり起きたりを昼夜関係なく短いペースで繰り返します。

寝返りをマスターした生後6カ月頃からは、遊びの時間が増えていき、一日の半分くらいが睡眠時間になっていきます。そして、1歳にもなればお昼寝は午前と午後に1回ずつのペースと、成長するにつれ変化するでしょう。


好きな時間に寝かせてもよいのはいつまで

1歳頃には、お昼寝のペースが整っていくため、子どもに合わせた生活リズムを整えてあげると良いでしょう。この時期に好きなだけ寝かせてしまうと、夜にしっかり睡眠が取れなくなり、夜泣きの原因になってしまうこともあるそうです。そのため、好きな時間に寝かせてもよいのは、1歳になる前までと言えます。

では、実際に月例別で寝かしつけ方法と子どもの反応について、体験談を見ていきましょう。

新生児から6カ月までのお昼寝

抱っこで寝かしつけ

赤ちゃんは心音が聞こえて安心する抱っこが大好きなので、抱っこしてあげると良く寝てくれました。


添い乳またはおっぱいをあげて寝かしつけ

授乳してお腹いっぱいになると、良く寝てくれていました。添い乳だといっしょに横になった状態で、赤ちゃんを動かす必要がないのでとても楽です。


おしゃぶりで寝かしつけ

指しゃぶりもしていたので、おしゃぶりもとても気に入ってくれました。ベビーカーで移動中や、眠たくてグズグズしたときにとても便利です。

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抱っこ

抱っこで寝かしつけ

動きが活発になってくると、抱っこしたまま歩き回ると効果的でした。外出中も気が付くと、抱っこ紐の中で眠ってしまうことが良くありました。


添い乳またはおっぱいをあげて寝かしつけ

離乳食がスタートしても、やはり赤ちゃんはおっぱいが大好きですよね。新生児期から変わらず、おっぱいを飲んだらそのまま寝ていました。


トントンで寝かしつけ

子どもの隣に添い寝をして、背中をトントンしてあげると寝てくれました。肌の温もりを感じて安心感があるのでしょう、自分も良くいっしょにお昼寝してしまった程です。


おんぶで寝かしつけ

家事をしたいけれど子どもが寝ぐずりしたときには、抱っこ紐でおんぶをして寝かせていました。こちらが掃除や料理しながら動くので、即座に寝落ちしてくれることが多く、とても助かりました。家事もはかどるので、一石二鳥です。


ベビーカーで寝かしつけ

どんな方法を試しても上手くいかない、そんなときにおすすめの方法です。私の場合は、思い切って外へお散歩に出かけました。ベビーカーで外の景色をいっしょに眺めながら、「空が綺麗だね」などと話しかけてあげると、楽しみながら寝かしつけができます。外の気持ち良い空気と、ベビーカーのほど良い揺れが眠りに誘うようでした。


お部屋の電気を消して寝かしつけ

眠れる環境を作ってしまう方法です。お昼寝のペースが近づいてきたら、眠りそうな時間になると電気を消しました。合わせてカーテンも閉め、テレビも消して静かな状況にしてあげるのです。自然と眠たくなる様子でした。


寝たふりをして寝かしつけ

ママ友から教えてもらった方法です。子どもの隣でいっしょに横になり、自身が寝たふりをしてしまいます。初めは隣で動き回っていた子どもも、次第に母親の反応がないので泣くこともありますが、最後は諦めたのか寝てしまいました。

寝かしつけアイテムに関する体験談

CDやオルゴールで寝かしつけ

ママ友から保育園でのお昼寝時間には、オルゴール音の音楽を流していると聞いて自宅でも実践していました。CDの優しい音楽も効果がありましたが、オルゴールが一番スムーズに眠りについてくれました。


タオルやガーゼで寝かしつけ

タオルやガーゼに母乳を少しつけて、赤ちゃんの側に置いてあげる方法です。初めは抱っこのときに腕に敷いておき、布団へ移動した時に赤ちゃんの枕にしてあげると良いでしょう。母乳が大好きな息子は、この方法で良く寝てくれました。


おくるみで寝かしつけ

抱っこで寝かしつけても、布団へ移動させた途端に起きてしまう場合におすすめの方法です。おくるみを使って、赤ちゃんがお腹にいたような姿勢で包んであげます。安心感からなのか、動かしても起きずに寝てくれました。効果的だったのは、包んだままで抱っこして、ゆらゆら揺らしてあげる方法です。


絵本で寝かしつけ

子どものお気に入りの絵本を読んであげ、読み終えたら部屋の電気を暗くしていました。どんな絵本でも良いのですが、優しく眠くなるようなゆっくりとしたペースで読み聞かせます。最初は上手く行きませんでしたが、この絵本を読んだら寝る時間だ、とインプットされていきました。繰り返し毎日行うことで、自然と習慣化したのが良かったようです。


ぬいぐるみやお人形で寝かしつけ

ある日子どもが、ぬいぐるみと寝たいと自らアピールして来たことがキッカケでした。この方法は、ぬいぐるみでなくても、子どものお気に入りのものなら大丈夫!「この子といっしょに寝ようか」と声を掛けてあげると、すんなり寝室へ移動してくれていました。布団へ移動したら、仲良く隣に並べて寝かせてあげてくださいね。

子どもの様子を見ながら始めましょう

寝かしつけ

赤ちゃんのお昼寝の寝かしつけ方法をいろいろとご紹介しましたが、子どもの個性もそれぞれですよね。体調や気分によっても変化する子ども心に、毎日向き合いながら対応してあげられると良いのではないでしょうか。

2017.08.11

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