保育園でのプール遊び。身だしなみやグッズ、日ごろ教えておくべきこと

保育園でのプール遊び。身だしなみやグッズ、日ごろ教えておくべきこと

夏の保育園では、お天気がよければプール遊びがあるかと思います。例えばデザインはとてもかわいいけれど一人では脱ぎ着できない水着ですと、子どもは毎日苦労しなければなりません。プールグッズの選び方、日ごろの子どもへの接し方などママが気を付けるとよいポイントについて考えてみました。

保育園プールでの身だしなみ

服装

ジャストサイズのお洋服は、着替えの面で子どもにはちょっと脱ぎ着しづらくなってしまいます。またリボンや、背中にチャックがあるような服はプールの日に不向きです。

シンプルで脱ぎ着しやすいしやすいお洋服を選んであげるとよいでしょう。子どもにも「今日はプールだから一人でお着替えしやすいこのお洋服がいいと思うよ」と声がけするとよいかと思います。


髪型

女の子の場合、髪の毛を伸ばしている子はプールで泳いでいると結わいていたゴムが取れてしまうこともあるので、三つ編みや編み込みなどまとめ髪にしてあげるとよいそうです。プールから出た後も水気を絞りやすいです。

男の子の場合は、髪の毛が長すぎるとなかなか乾かないのでプール時期に合わせて少し短くしてあげるとよいかもしれません。


爪を切る

爪が伸びているとプールで遊んでいてお友だちをひっかくなど、怪我させてしまうことがあります。子どもの爪はすぐ伸びてくるのでこまめに切ってあげるようにしましょう。

日ごろ、教えておくとよいこと

服の畳み方

うちの子だけ洋服を脱いで脱ぎっぱなし、それに比べて他のお友だちはしっかり洋服を畳んでいたら?ちょっと恥ずかしいですよね。園によっては服を畳むよう指導しているところもあります。

とはいえ、先生から言われて突然畳めるようになるわけではありません。日ごろから家でもいっしょに畳む練習をしてあげたいですね。


身体の拭き方

男の子

頭や背中の拭き方など、大人は何気なくやっている行動でも子どもが自分でやるのはまだ難しいことがあります。

足の付け根や脇の下など拭くのを忘れがちな箇所を教える、身体の上から順に拭いていくなど、毎日のお風呂上がりに少しずつ覚えさせてあげるとよいかと思います。


着替えの順番

絶対にそうしなければならないわけではないですが、温泉など公共の場を思い返すとやはり肌着から順に着ていくものではないでしょうか。着替えも終盤になった頃に一人だけずっとお尻だけ出ていると考えたらちょっと恥ずかしいものです。

実際に筆者の息子は、保育園の年上の子から「〇〇くんまだお尻でているよ~」と指摘されたことがあったそうです。小学校に上がってもプールの時間はあるので、今のうちから練習しておくとよいかもしれませんね。


プール・水遊びにおけるルールについて

プールサイドでは走らない、飛び込んで入らず足からゆっくり入る、プールの前にトイレに行くなど知っておくべき最低限のルールは事前に教えてあげるとよいでしょう。

「保育園で教えてもらえればいい」と思うかもしれませんが、楽しいプール遊びの時間に先生から注意される回数が増えてしまうのは決して子どもにとっていい気分ではありません。他のお友だちから注意されてしまうこともあります。家族でプールに行ったとき、さりげなく教えてあげることで子どもも自然にルール身につきやすいかと思います。

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保育園プールのある当日の持ち物について

予備の水着も用意しよう

連日プールがある場合、水着を洗い忘れてしまうと大変です。また持ち帰るのを忘れてしまうこともときにはあるでしょう。

筆者自身も帰宅後「後で子どもの水着を洗わなくちゃ」と思っていて、翌朝すっかり忘れてしまった経験があります。ドライヤーで乾かそうとしましたが、なかなか乾きませんでした。そんなときにもう1着、予備の水着があるとママも慌てず済みます。


持ち物は目立つように、分かりやすく記名

水着やプールバックなど、女の子はピンク系統、男の子はブルー系統とどうしても色味が被りがちです。同じお店で買ってデザインも全く同じということもあるので、目立つ場所に分かりやすく記名してあげると、取り違えを防ぐことができます。

また子どもは「見た目が良いもの」を自分のものと思いがちなので、タオルなど取り合いになることがよくあると、保育園の先生から言われたことがあります。大きく名前が書いてあることで、「これは〇〇ちゃん(君)のだ」と納得してもらえるきっかけにもなるため、タグなどに小さく書くのではなく大きく書いてあげるとよいでしょう。

子どもに話を聞いてみる、子どもの様子を見る

保育園のプール遊びの様子を聞いてみる

ときには子どもに「プールどうだった?」「困ったことあった?」と聞いてみるのもよいと思います。「水着、ちょっときつかった」「プールバックが実は使いづらいの」など、親が聴く姿勢を表すことで初めて、子どもも困っていることを言い出せる場合があるからです。


体調の異変を確認する

熱がないかはもちろんのこと、鼻水や咳、下痢など不調な点はないか。肌にしっしんや水いぼなど異変はないかと視診し、気になる点があれば園の先生に伝えておくとよいでしょう。

ちょっとした心がけでプールをもっと楽しく

プール

水遊びは大好きだけれどお着替えが苦手、お洋服が上手く畳めないなどの原因で先生からいつも注意されるとなると、毎日のプールが少し憂鬱になってしまうかもしれません。ママの接し方次第で子どもがより楽しく、保育園でのプール遊びができるとよいですね。

2017.08.21

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