教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2021.08.10
子育てに関するお悩み回答や、子育てあるあるエピソードが満載の、ママもパパも置き去りにしないやさしいエッセイ
「飛鳥新社」から、SNSで人気沸騰中の子育てインフルエンサー・木下ゆーき氏による「#ほどほど育児~失敗したっていいじゃない~」が刊行。
予約開始から話題騒然となっており、発売前に異例の3刷が決定した、今注目の新刊となる。
2児の父でありながら、元シングルファーザーとしての経験を生かして語る著者。その姿勢は、「ママの気持ちもわかるパパ」として、全国のママやパパから圧倒的な人気を誇っている。
この本は、そんな著者が初めて手掛ける子育てエッセイ。「周りから言われる子育てアドバイスはビュッフェといっしょ。自分に合うものだけを取り入れればいい」と、自身の経験から語る著者の言葉どおり、押し付けがましい話は一切排除し、「笑えて」「寄り添う」話ばかりを収録。
頑張るママやパパたちに、少しでも肩の力を抜いて「ほどほどに」頑張ってもらえたらという想いの詰まった1冊となっている。
著者の驚くべきは、ママからの支持率の高さ。その信頼は、新生児のママから「母乳が出ないのですが、どうしたらいいですか」とお悩みが届くほどだという。
この本では、はじめての子育への戸惑いや、子育てで感じる悩みやストレスへの共感など、そんな著者の人柄がそのまま本に。「ママのパート」と「パパのパート」が存在する、ママもパパも置き去りにしない、やさしいエッセイに仕上がっている。
また、子育て中の方や経験のある方なら共感必至の、「あるある」すぎて思わず笑ってしまうエピソードをたっぷりと掲載。「イヤイヤ期」「寝かしつけ」といった育児中のストレスを肯定し、綺麗ごとではないリアルな子育てを語る。
イラストを手掛けるのは、インスタグラムでフォロワー数10万人超と人気のブロガー・かおりんごむし氏。脱力系のイラストと笑いの詰まったエピソードの組み合わせが、子育てを頑張るパパやママたちの心を癒す。
著者のフォロワーは33万人超。毎週、子どもが寝静まった時間を見計らって行われるインスタライブは、真夜中にもかかわらず毎回1500人を超えるママやパパたちが視聴している。
この本では、そんなインスタライブやツイッターに寄せられた子育てに関するお悩みや「子育てあるある」ネタも紹介。“生の声”がたくさん詰まっているため、まるで同じ悩みを抱えるママ友・パパ友たちと子育て談義をしているかのよう。肩の力を抜いて、子育てに疲れたときにパラパラと読み返したくなる1冊となっている。
芸能人にもファン多数の著者が手掛けた、注目の書籍。育児の合間に、ぜひ読んでみては。
#ほどほど育児 失敗したっていいじゃない
著/木下ゆーき
絵/かおりんごむし
飛鳥新社刊 1,200円(税込)
問い合わせ先/飛鳥新社
tel.03-3263-7770
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