離乳食後期に味わえる手作りプリン。電子レンジを使った簡単レシピ

離乳食後期に味わえる手作りプリン。電子レンジを使った簡単レシピ

離乳食後期の赤ちゃんが食べられるプリンを作りたいというママやパパもいるかもしれません。どのようなことを意識しながらプリンを作るとよいのでしょうか。電子レンジで簡単に作れるミルクプリンや、卵や牛乳を使わない豆乳プリンなどのアレンジレシピ、プリンを作るときのポイントをご紹介します。

離乳食後期に食べられるプリンを作ろう

プリン
Africa Studio/Shutterstock.com

赤ちゃんがおいしく食べられる手作りのプリンを用意したいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。

離乳食を進めるなかで、離乳食後期の赤ちゃんはプリンを食べられるのか気になることもあるかもしれません。

厚生労働省の資料によると、離乳食後期は歯ぐきでつぶせる固さのものを与えるとよいようです。

離乳食の進みに合わせて、卵黄から全卵へと進めていくとよいとされているため、全卵を食べられるようになってから、手作りプリンを与えるのもよいかもしれません。

赤ちゃんの様子を見ながら、歯ぐきでつぶせるやわらかいプリンを作るとよいでしょう。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

離乳食後期に食べられるプリンを作るときのポイント

離乳食後期の赤ちゃんにプリンを用意するとき、どのようなことを意識して調理すればよいのでしょうか。


甘さ控えめにする

プリンは、砂糖やバニラエッセンスを入れたり、カラメルソースを作ってかけたりするイメージがあるかもしれませんが、離乳食後期の赤ちゃんがおいしく食べられるように、甘さが控えめのシンプルなプリンを作るとよいよいでしょう。

プリン液に、ペースト状にしたかぼちゃやバナナなどを入れると、野菜や果物の甘味を味わえるプリンを作れそうですね。


卵や牛乳を使わないレシピを参考にする

料理
Shift Drive/Shutterstock.com

プリンは卵や牛乳を使うレシピが一般的ですが、離乳食後期の赤ちゃんが食べることを考えて、卵と牛乳を使わないプリンを作りたいと考えるママやパパもいるかもしれません。

卵を使わないプリンのレシピもさまざまあるため、参考にするのもひとつの方法でしょう。牛乳の代わりに調乳した粉ミルクや豆乳を使って作るプリンもあるようです。


寒天を選ぶ

粉寒天や粉ゼラチンを使ったプリンのレシピもあるようですが、寒天は離乳食後期から、ゼラチンは赤ちゃんの様子を見ながら1歳以降に取り入れるとよいようです。

離乳食後期にプリンを作るときは、粉寒天を使っていたというママの声がありました。

こちらの記事も読まれています

離乳食後期に食べられるプリンのアレンジレシピ

離乳食後期に食べられるプリンのレシピをご紹介します。


豆乳プリン

  1. 耐熱容器に豆乳40~50mlを入れて、電子レンジで数十秒加熱する
  2. 小さじ1/2の片栗粉を同量の水で溶いたものを1に加えて、泡立て器で混ぜる
  3. 2を電子レンジで数十秒加熱する
  4. カップに3を流し入れて、冷蔵庫で冷やす

卵と牛乳を使わずに作れるプリンのレシピです。

豆乳には 無調整豆乳と調整豆乳がありますが、調整豆乳は砂糖や油が使われているものがあるため、離乳食に取り入れる場合は無調整豆乳を使うとよいようです。

豆乳プリンは、きな粉やペースト状にしたバナナなどの果物を入れてもおいしく食べられるでしょう。アレンジ次第でさまざまな味の豆乳プリンを楽しめそうですね。


ミルクプリン

  1. ボウルに卵1/2個と、調乳した粉ミルク2/3カップ、砂糖少々を入れて混ぜ合わせる
  2. 1を茶こしなどでこしながらカップに流し入れる
  3. プリンの様子を見ながら、カップを傾けても液が出ない程度になるまで電子レンジで加熱する
  4. 3を冷蔵庫で冷やす

小さく刻んだいちごやキウイを上に添えると、彩りも鮮やかになって赤ちゃんもよろこんで食べてくれるかもしれません。

粉ミルクを牛乳に変えてもおいしいミルクプリンを作れるでしょう。


かぼちゃプリン

  1. 皮と種を取り除いたかぼちゃ30gを、やわらかく茹でて裏ごしする
  2. ボウルに卵1/2個と、牛乳90mlを入れて混ぜる
  3. 2に1を加えて混ぜ合わせる
  4. 3を茶こしなどでこしながら、カップに流し入れる
  5. 鍋にカップの半分ほどの高さまで水を入れて沸かす
  6. 5にカップを並べて、蓋をして15分ほど蒸す
  7. 蓋をしたまま数十分置き、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす

かぼちゃの代わりにさつまいもやバナナを取り入れてもよいようです。野菜の甘味を楽しめるプリンは、砂糖を入れなくてもおいしく食べられるでしょう。

赤ちゃんがおいしく食べられる離乳食のプリンを用意しよう

赤ちゃん 食事
szefei/Shutterstock.com

離乳食後期に食べられるプリンには、卵や牛乳を使わないレシピもあるため、参考にしてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんが食べることを考えて、甘さが控えめになるように意識しながら作るとよいでしょう。プリンをスプーンで崩しながら与えると、赤ちゃんも食べやすいかもしれません。

電子レンジを使って簡単にプリンを作ることができるようです。赤ちゃんの様子を見ながら手作りプリンを離乳食に取り入れて、食事を楽しめるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2020年3月11日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.04.20

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。