離乳食の牛肉はいつから?時期別の進め方やレシピについて

牛肉と野菜を使った離乳食のレシピなど

離乳食の牛肉はいつから?時期別の進め方やレシピについて

離乳食の牛肉をいつから取り入れられるのか気になるママもいるでしょう。初めて牛肉を取り入れるママは、レシピを知りたいかもしれません。今回は、牛肉を取り入れられる時期や冷凍保存方法、時期別の牛肉を使った離乳食の進め方やレシピ、牛肉と野菜で作る離乳食のレシピをまとめました。

牛肉はいつから離乳食に取り入れられる?

牛肉は、離乳食に食べ慣れてきた後期頃から取り入れられるようです。肉類を与えるときは、鶏肉、豚肉、牛肉の順に進めましょう。完了期には、半数以上のママが赤ちゃんに牛肉を与えているようです。

離乳食はいつから?牛肉の離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?牛肉の離乳食時期別の進め方とアイディア

牛肉の冷凍保存方法

冷蔵庫
Koksharov Dmitry/Shutterstock.com

離乳食に使う牛肉は、下記のような方法で冷凍保存しましょう。


  1. 牛肉を茹でて食べやすい大きさに刻む
  2. 1食分ずつラップに包む
  3. 保存パックに入れて冷凍庫で保存する

ミンチの場合は刻む工程がないため、簡単に冷凍ストックできそうですね。離乳食に使う分を小分けにしたり、下ごしらえを済ませておくと、使うときに便利かもしれません。

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離乳食後期

厚生労働省の資料には、離乳食後期は生後9カ月から11カ月頃と記載されています。

1日3回食に進めていく時期なので、大人に近い食生活を意識するとよいようです。調理形態は、歯ぐきでつぶせる硬さを目安にしましょう。

赤ちゃんが初めて牛肉を食べる場合は、細かく切った牛肉やミンチを普段から食べているうどんなどに入れると、おいしく食べてくれるかもしれません。

手づかみ食べやすいように、牛肉を使ったハンバーグやミートボールを作ってもよいでしょう。

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離乳食完了期

厚生労働省の資料には、離乳食完了期は生後12カ月から18カ月頃と記載されています。

生活リズムを整えるためにも、1日3回の食事のリズムを大切にしましょう。離乳食は、肉団子くらいの歯ぐきで噛める硬さを目安にすると、赤ちゃんが食べやすいようです。

完了期は、食べられるメニューが増える時期なので、牛肉の薄切り肉を使った牛丼や肉巻きなどに挑戦してみてもよいでしょう。

後期と同じように、手づかみ食べしやすい食事も用意できるとよいですね。

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ブロッコリー

ブロッコリー
Africa Studio/Shutterstock.com

ブロッコリーと牛肉は、炒め物やパスタなどに取り入れられるようです。そのほかにも、ハヤシライスなどに混ぜてもおいしく仕上がるでしょう。

牛肉の薄切り肉を細かく切ったり、ミンチでミートボールを作ったりすると、赤ちゃんが歯ぐきでつぶしたり、噛んだりしやすいかもしれません。

ブロッコリーを取り入れるときは、しっかり茹でて細かく刻むと赤ちゃんが食べやすいでしょう。

牛肉とブロッコリーを取り入れた離乳食レシピ。離乳食後期・完了期のメニュー

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トマト

トマトと牛肉は、ドリアやスープ、トマト煮などさまざまな料理に取り入れられるようです。トマトを加熱すると甘みが増すので、赤ちゃんがおいしく食べられそうですね。

トマトの種や皮がついていると、赤ちゃんが噛みきれない場合があるため、取り除いておきましょう。調理の際に加熱する工程がない場合は、あらかじめトマトを茹でたり、電子レンジで加熱したりするとよいようです。

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じゃがいも

じゃがいもと牛肉を使うレシピには、肉じゃがなどの煮物などがあります。時間をかけてやわらかく煮るので、赤ちゃんが食べやすいでしょう。

具だくさんのハヤシライスや、ハンバーグやミートボールのつけあわせにじゃがいもを取り入れてもよいかもしれません。

牛肉とじゃがいもを使った離乳食レシピ。離乳食後期・完了期のメニュー

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ほうれん草

ほうれん草と牛肉は、うどんやミートソースパスタなどに入れるとおいしく食べられるようです。とろみのあるあんかけを作り、お粥や軟飯にかけてもよいかもしれません。

離乳食に使うほうれん草は、やわらかく茹でてあく抜きをしてから取り入れましょう。牛肉の下茹でをすると、脂身を取り除くことができるようです。赤ちゃんが食べやすいように、ひと手間かけられるとよいですね。

牛肉とほうれん草を取り入れた離乳食レシピ。料理するときのポイント

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離乳食後期から牛肉を取り入れよう

牛肉
gresei/Shutterstock.com

赤ちゃんに牛肉を与える時期は、鶏肉や豚肉に慣れたあとの離乳食後期や完了期頃を目安にするとよいようです。

牛肉は冷凍保存できるので、離乳食を作りたいときにすぐに使えるよう小分けにしてストックするとよいかもしれません。

牛肉は、ブロッコリーやトマトなどさまざまな野菜と合わせると、おいしく食べられそうですね。

手づかみ食べしやすいハンバーグやミートボールを作ってもよいでしょう。牛肉を使って、離乳食後期以降のレシピのレパートリーが広がるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2020年2月12日の記事作成時点のものです。

2020.01.21

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