1歳の子どもにゼリーを与えるとき。気をつけることや与えた時期について

手作りゼリーのレシピなど

1歳の子どもにゼリーを与えるとき。気をつけることや与えた時期について

1歳の子どもにゼリーを与えるときに、どのようなことに気をつけるとよいのか知りたいママもいるでしょう。ほかのママがゼリーを取り入れた時期について気になる場合もあるかもしれません。今回は、ママたちが子どもにゼリーを与えた時期や気をつけたこと、1歳向けのゼリーのレシピについてご紹介します。

子どもにゼリーを与えたのはいつから?

離乳食完了期や幼児食を食べ始める時期になると、ゼリーを食べられるのか気になるママもいるかもしれません。いつから子どもにゼリーを与えたのか、ママたちに聞きました。

30代ママ
30代ママ

離乳食完了期ごろからおやつとしてあげました。歯や歯ぐきで噛めるようになり、やわらかいものなら一口サイズじゃなくても食べられるようになったからです。

30代ママ
30代ママ

1歳をすぎてから与えましたが、普段はあげていません。粉薬をまぜてあげると嫌がらず食べてくれるので、風邪をひいたときにあげています。

30代ママ
30代ママ

離乳期はゼリーを食べる機会がなく、2歳前になってから頂き物を食べさせました。

離乳食完了期以降に、ゼリーを与えるママが多いようです。ゼリーはのどごしがよく食べやすいため、おやつとして取り入れるだけでなく、子どもの体調が悪いときに与えるママもいました。

ゼリーを与えるときに気をつけたこと

1歳の子どもにゼリーを与えるときは、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。ママたちが気をつけていることを聞きました。


固くないゼリーを選ぶ

柔らかいゼリー
iStock.com/taa22
30代ママ
30代ママ

万が一ゼリーをまる飲みしてものどに詰まらないように、固くないゼリーを選びました。とろとろとした食感のゼリーを与えることが多かったです。

ゼリーの固さを重視して選ぶママがいました。やわらかいゼリーのほうが、離乳食完了期の子どもが食べやすいでしょう。弾力のあるゼリーは幼児食に入ってから与えるとよいかもしれませんね。


冷やしすぎない

20代ママ
20代ママ

ゼリーを食べるときは、冷やしすぎないようにしていました。おなかがびっくりしてしまうと思い、おやつの時間の前に冷蔵庫から出しておくようにしました。

冷たいゼリーはのどごしがよく、おいしく食べられますが、1歳の子どもに与える場合は、冷やしすぎないほうがよいかもしれません。おなかが冷えないように、気をつけられるとよいですね。


原材料を確認する

20代ママ
20代ママ

市販のゼリーを買うときは、原材料を確認してから購入するようにしています。1歳の子どもに添加物が入っているものはできるだけ食べさせたくないからです。

ゼリーには、香料や酸味料などの食品添加物が入っている場合があるようです。食品添加物が気になるママは、ゼリーを手作りしてもよいかもしれませんね。


甘くないもの

30代ママ
30代ママ

市販の赤ちゃん用のゼリーを選びました。リンゴなど、さっぱりした味で食べられるものを与えるようにしていました。

1歳の子どもにゼリーを与えるときは、甘さが控えめのものを選ぶというママがいました。大人用のゼリーは、味がしっかりしていて糖分が多い場合もあるので、赤ちゃん用のゼリーを選ぶとよいでしょう。


1口サイズにして与える

1口サイズのゼリー
iStock.com/instamatics
30代ママ
30代ママ

果物がそのまま入っているものは、まる飲みが怖かったので小さく切りました。

果物が入っているゼリーを与えることもあるでしょう。子どもが飲み込みやすいように、1口サイズに切ってあげるとよさそうですね。

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1歳児向けのゼリーのレシピ

1歳の子どもに、手作りのゼリーを与えたいと考えるママもいるでしょう。ゼリーは、寒天やゼラチン、アガーを使って作れるようです。簡単に作れるゼリーのレシピと合わせて、それぞれの材料の特徴や使い方についてご紹介します。


寒天を使った牛乳ゼリー

  1. 鍋に牛乳と少量の砂糖を入れ、沸騰させる
  2. 1に粉寒天を振り入れ、沸騰させる
  3. 容器に2を入れ、粗熱を取る
  4. 3を冷蔵庫に入れて冷やし固める

寒天はテングサなどの海藻からできており、なめらかな食感であることや、弾力があまりないことが特徴のようです。

ゼリーが固まりやすくなるように、寒天をしっかり溶かしましょう。牛乳ゼリーの上に、みかんやいちごなどの果物をのせて、アレンジしてもよいかもしれません。


ゼラチンを使ったぶどうゼリー

  1. 鍋にお湯を沸かし、粉ゼラチンを入れて溶かす
  2. 1にぶどうジュースを入れて混ぜる
  3. 器に移し、冷蔵庫に入れて冷やし固める

ゼラチンは、牛や豚の骨などに含まれるタンパク質からできているようです。ゼラチンを使ったゼリーは、ぷるんとした食感に仕上がりますが、人の体温ほどの温度で溶けるので、ほかの材料に比べてくちどけがよいでしょう。

ゼラチンは手に入りやすいので、家庭でも作りやすいかもしれませんね。


アガーを使ったりんごゼリー

  1. 鍋にアガーとりんごジュースを入れ、火にかける
  2. 1をよく混ぜながら、沸騰させる
  3. 沸騰したら弱火で数分煮立てる
  4. 火をとめて、容器に移す

アガーは、海藻などの抽出物からできているようです。味やにおいがなく透明感が高いと言われているので、素材の色や風味を活かしたゼリーを作れるかもしれません。

2と3の工程では、アガーが焦げないように、よく混ぜるとよいでしょう。アガーを使ったゼリーは常温でも固まりますが、冷蔵庫で冷やすとよりおいしく仕上がるようです。

1歳の子どもが食べやすいゼリーを選ぼう

ゼリーを食べる赤ちゃん
yamasan - stock.adobe.com

1歳の子どもにゼリーを与える時期は家庭によってさまざまですが、1歳をすぎてから与えるママが多いようです。市販のゼリーを選ぶときは、固くないものや甘くないもの、香料などの食品添加物が入っていないものがよいでしょう。

ゼリーを手作りすると、固さや甘さを調整できるので、子どもが食べやすいかもしれません。1歳の子どもがおいしく食べられるゼリーを取り入れられるとよいですね。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.01.27

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