幼児食に作る年齢別のハンバーグレシピ。豆腐や野菜を使ったアレンジレシピ

幼児食に作る年齢別のハンバーグレシピ。豆腐や野菜を使ったアレンジレシピ

幼児食に豆腐や野菜を取り入れてハンバーグを作りたいと考えるママもいるでしょう。お弁当のおかずとしても人気のハンバーグは、子どもがよろこぶメニューのひとつですよね。離乳食を卒業する1歳~1歳半頃から、小学校入学までの幼児期に食べられるハンバーグを作るときのコツや、年齢別のアレンジレシピを紹介します。

幼児食においしいハンバーグを作るために工夫したこと

ハンバーグ
bonchan/Shutterstock.com

離乳食から幼児食に移行すると食べる量も増え、さまざまな食材や味つけを楽しめるようになるでしょう。ハンバーグは肉や野菜などを組み合わせて作るメニューのため、栄養バランスを考えて幼児食に取り入れたいママも多いかもしれません。

お弁当の定番メニューのひとつでもあり、冷凍保存しておくともう1品おかずを増やしたいときにも便利ですよね。

幼児食にハンバーグ作るときに、どのようなことを工夫してるのかママたちに聞いてみました。


豆腐を使う

30代ママ
30代ママ

やわらかな食感にするために、豆腐を入れてハンバーグを作るようにしています。

ハンバーグを作るときに豆腐を使うとふわふわとした食感になり、子どもが食べやすいようです。豆腐の水切りをしっかりすると、余分な水分が抜けて形を整えやすくなるでしょう。


野菜を細かく刻む

40代ママ
40代ママ

子どもはにんじんやキャベツが苦手ですが、細かく刻んでハンバーグに入れると気にせずに食べてくれるようになりました。

野菜を切るときは、フードプロセッサーを使うと簡単に細かくできて便利だというママもいました。子どもが野菜の色味を気にして食べない場合も、細かく刻んでハンバーグに混ぜると肉と合わせて食べやすいかもしれません。


子どもが食べやすい大きさに成形する

30代ママ
30代ママ

ハンバーグを成型するときは子どもが食べやすいように一口大にしたり、スティック状にしたりと形を整えるようにしています。

子どもの食べやすさを考えてハンバーグを成形するとよいでしょう。成形するときに真ん中にくぼみをつけると、火の通りが均一になるようです。


弱火で蒸し焼きにする

40代ママ
40代ママ

フライパンを使ってハンバーグを調理するときは、しっかりと火が通るように気をつけています。両面を焼いてから蓋をして弱火で蒸し焼きにするとふっくらとしたハンバーグに仕上がります。

ハンバーグを作るときは、弱火でゆっくり蒸し焼きにすると火が通りやすいでしょう。竹串などで火の通りを確認してから子どもに与えるとよいかもしれません。

【年齢別】幼児食に作るハンバーグのアレンジレシピ

ハンバーグレシピ
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幼児食に作るハンバーグのアレンジレシピを紹介します。


【1歳~1歳半】 鶏ひき肉の豆腐入りハンバーグ

  1. 玉ねぎとにんじんを細かく刻み茹でる
  2. ボウルに1、鶏ひき肉、豆腐、卵、塩とこしょう、片栗粉を入れて混ぜる
  3. 2を子どもが食べやすい大きさに成形する
  4. フライパンに少量の油をひき、3を入れて片面を焼く
  5. 4を裏返し、フライパンに蓋をして蒸し焼きにする

豆腐を混ぜる前に、電子レンジで1分半ほど加熱してキッチンペーパーで拭きとると、余分な水分が抜けてたねがまとまりやすいでしょう。

子どもの好みに合わせてケチャップやウスターソースなどを用意したというママの声がありました。味が濃くならないようにつける量に気をつけましょう。

1歳から1歳半は離乳食の完了期にあたりますが、この時期に幼児食へ移行している子もいるようです。ハンバーグの固さは歯ぐきで噛める肉団子くらいの固さにするとよいでしょう。


【1歳半~2歳】豚ひき肉入りハンバーグのトマトソース煮込み

  1. 茹でたたまねぎ、ほうれん草を細かく刻む
  2. ボウルに豚ひき肉、1、少量の牛乳、塩こしょうを少々入れて混ぜる
  3. 2を子どもが食べやすい大きさに成形する
  4. フライパンに少量の油をひき、3を入れて片面を焼く
  5. 4を裏返し、フライパンに蓋をして蒸し焼きにする
  6. 鍋にトマトジュース、少量の砂糖、水溶き片栗粉入れて煮立たせ、5を入れて数分煮る

卵なしで作る煮込みハンバーグのレシピです。離乳食の頃と比べて多くの食材や味つけを楽しめるようになる時期ですが、引き続き薄味を心がけた方がよいようです。トマトジュースは無塩のものを使うと塩分量を抑えられるでしょう。


【3歳~6歳】きのこソースの和風ハンバーグ

  1. 茹でたたまねぎを細かく刻む
  2. ボウルに豚ひき肉、1、卵、塩を少々入れて混ぜる
  3. 2を子どもが食べやすい大きさに成形する
  4. フライパンに少量の油をひき、4を入れて片面を焼く
  5. 5を裏返し、フライパンに蓋をして蒸し焼きにする
  6. 茹でて細かく刻んだエリンギ、少量の水、醤油、砂糖を耐熱皿に入れて電子レンジで加熱する
  7. 皿に5を盛り、6をかける

この時期には、3歳未満の頃と比べて噛む力が強くなり、いろいろな食材や味を楽しめるようになるでしょう。ソースにきのこを取り入れると、いつもとは違った食感を楽しめるかもしれません。

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幼児食に作るハンバーグの冷凍保存方法

幼児食に作るハンバーグの冷凍保存方法をママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

焼いたハンバーグを冷凍するときは、よく冷ましてから冷凍します。冷まさずに冷凍すると余分な水分がついて味が落ちると聞いたことがあるので、冷めているのか確認してからラップに包みます。

30代ママ
30代ママ

焼いたハンバーグをひとつずつラップで包んでフリーザーパックに入れて、冷凍しています。保存期間がわかるように、冷凍した日付を記入しています。

幼児食のハンバーグを冷凍した場合は、早めに使い切るように意識するとよいでしょう。ハンバーグを冷凍保存しておくと、お弁当に入れたり、おやつに用意したりとさまざまなシーンで取り入れることができそうですね。

幼児食においしいハンバーグを作って家族で楽しい食事の時間をすごそう

家族で食事
Monkey Business Images/Shutterstock.com

今回は幼児食においしいハンバーグを作るためにした工夫や冷凍保存方法、年齢別のレシピについて体験談を交えてご紹介しました。幼児食は大人の食事への準備期間でもあるため、子どもの進み具合にあわせて食材の固さや味つけを調整するとよいでしょう。

ハンバーグにつけるソースは洋風や和風など味つけが違うものを用意すると、さまざまな味わいを楽しめるかもしれません。栄養バランスを意識して、幼児食においしいハンバーグを作ることができるとよいですね。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省
出典:〈参考2〉咀しゃく機能の発達の目安について / 厚生労働省

※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2020年1月27日の記事作成時点のものです。

2020.02.18

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