1歳児はコーンフレークをそのまま食べてもよい?コーンフレークを使ったレシピ

砂糖不使用のシンプルなコーンフレークを選ぼう

1歳児はコーンフレークをそのまま食べてもよい?コーンフレークを使ったレシピ

1歳の子どもはコーンフレークを食べられるのか、そのまま食べてもよいのか気になるママやパパもいるかもしれません。子どもに与えるコーンフレークの量の目安や、1歳の子どもがおいしく食べられるレシピについてご紹介します。

1歳児はコーンフレークを食べられる?

コーンフレーク
Oliver Hoffmann/Shutterstock.com

1歳をすぎると、食べられるものが増えて食事をさらに楽しめるようになる子どももいるのではないでしょうか。

厚生労働省の資料によると、1歳~1歳半頃は離乳食完了期とされています。子どもの離乳食の進み具合に合わせて、1歳半前後を目安に幼児食に移行する子どもが多いようです。

子どもが食べるメニューを考えるなかで、1歳児はコーンフレークを食べられるのか、そのまま食べてもよいのか迷うこともあるかもしれません。

コーンフレークを細かく砕いて、ミルクや水でやわらかく浸した状態のものを、離乳食中期から子どもに与えているママもいるようです。

1歳をすぎると上下の前歯が生え揃い、コーンフレークをそのまま食べることができるようになる子どももいるようです。

子どもが食べやすいようにコーンフレークを細かく砕いたり、牛乳や水に浸してやわらかくするなど工夫しながら用意するとよいでしょう。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

1歳児にコーンフレークを与えるときのポイント

キッチンで料理をする女性
polkadot_photo/Shutterstock.com

1歳の子どもにコーンフレークを与えるときは、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。


砂糖不使用のシンプルなものを選ぶ

コーンフレークは、砂糖が多く使われているものやチョコレート味のものなどさまざまな種類があります。

甘い味のコーンフレークは、1歳の子どもにとっては味が濃く糖分が多いため、砂糖不使用のものを選ぶとよいでしょう。

野菜などが練りこまれた赤ちゃん用のコーンフレークもあるようです。1歳の子どもがおいしく食べられるコーンフレークを用意しましょう。


与える量を意識する

離乳食完了期に子どもに与えるコーンフレークの量は、1回20~30gを目安にしていたというママがいました。

コーンフレークは牛乳や水でふやかすと重さが増すため、与えたい量のイメージよりも少なめを意識して測るとよいかもしれません。


子どもが噛める固さに調整する

離乳食完了期に与えるコーンフレークは、子どもが食べやすいように歯ぐきで噛める固さに調理するとよいでしょう。

厚生労働省の資料によると、上の奥歯は1歳4カ月前後から、下の奥歯は1歳5カ月前後から生え始めるようです。

幼児食の時期には、噛む力のサポートができるように、子どもの様子に合わせて固さのある形状に少しずつ挑戦してみるとよいかもしれません。


献立のバランスを考える

子どもが元気に遊べるように、カルシウムや鉄分などの栄養バランスを考えるママもいるでしょう。

朝の忙しい時間でもすぐに準備することができるコーンフレークですが、主食や主菜、副菜などの献立を考えて、他のメニューもいっしょに用意するとよいでしょう。

サラダや果物、ヨーグルトなどを合わせると、おいしい朝ご飯ができあがりそうですね。野菜をたっぷり使ったスープなどを組み合わせるのもよいでしょう。

出典:咀しゃく機能の発達の目安について/厚生労働省

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1歳児が食べられるコーンフレークを使ったレシピ

1歳児が食べられる、コーンフレークを使ったレシピをご紹介します。


コーンフレークとバナナのおやき

  1. ボウルに半分に切ったバナナを入れて、すりつぶす
  2. 1に牛乳大さじ2とコーンフレーク30g、溶き卵1/2個分を入れて混ぜ合わせる
  3. フライパンにバターを熱して、2を適当な大きさにフライパンに落として両面を焼く

コーンフレークとバナナのおやきは、子どもが手づかみをしながら楽しんで食事できるでしょう。

おやきといっしょに、切ったバナナやいちごなどの果物を皿に盛りつけると、彩りもよくおしゃれに仕上げることができそうです。


コーンフレークボール

  1. コーンフレーク30gをフリーザーバッグに入れて砕く
  2. ボウルに1と水70ccを入れて、電子レンジで1分ほど加熱する
  3. 2にきな粉と細かくちぎったチーズを小さじ1ずつ入れて混ぜる
  4. 3を一口大に丸める

砕いたコーンフレークと水、きな粉とチーズを混ぜて丸めるだけで簡単においしいお菓子を作ることができるようです。1歳の子どもが食べやすい大きさに生地を丸めましょう。


洋梨のコーンフレークヨーグルトがけ

  1. 洋梨1/3個をいちょう切りにする
  2. フライパンにバター小さじ1/2を熱して、1を炒める
  3. 2に砂糖小さじ1を加えて、洋梨に馴染ませる
  4. 3を皿に並べ、その上にヨーグルトと細かく砕いたコーンフレークを好きな量盛りつける

洋梨の他に、焼いたバナナを取り入れもよいでしょう。牛乳や水に浸してやわらかくしたコーンフレークを使ってもおいしく食べられるようです。


にんじんとヨーグルトのとろとろコーンフレーク

  1. にんじん20gの皮を剥いてすりおす
  2. 1を耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで40秒ほど加熱する
  3. フリーザーバッグにコーンフレーク1/3カップを入れて細かく砕く
  4. ボウルに3とヨーグルト50gを入れて混ぜ合わせ、そのまま5分ほど置く
  5. 4に2を加えて混ぜ合わせる

コーンフレークを細かく砕いて作るとろみのあるレシピは、そのままのコーンフレークを食べる前の時期にもおいしく食べることができそうですね。

切ったキウイやいちごを添えるのもよいでしょう。

コーンフレークを使ったメニューを用意して1歳児と食事を楽しもう

離乳食を食べる赤ちゃん
ziggy_mars/Shutterstock.com

1歳の子どもはコーンフレークを食べることができるのか気になることもあるかもしれません。

細かく砕いてミルクや水でやわらかく浸したコーンフレークを、離乳食中期から子どもに与えていたというママもいるようです。

1歳をすぎると奥歯が生え始める子どももいるため、成長に合わせて少しずつそのままのコーンフレークも食べられるようになるでしょう。

コーンフレークは牛乳や水分でふやかすと重さが増すため、与えたい量のイメージより少なめを意識するなど工夫をしながら調理しましょう。

コーンフレークを使ったメニューを用意して、子どもといっしょに食事を楽しめるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2020年1月24日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.02.03

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