ふりかけご飯はいつから?1歳児に安心なふりかけを手作りしよう

ふりかけを手作りするときのポイントなど

ふりかけご飯はいつから?1歳児に安心なふりかけを手作りしよう

ご飯に味付けをしたいときやお弁当を作るときなど、ふりかけを使いたいと考えるママやパパもいるでしょう。子どもが白いご飯に飽きてしまったときも、ふりかけは手軽に味を変えることができるので便利かもしれません。今回は、ふりかけはいつから食べられるかや1歳児におすすめのふりかけレシピをご紹介します。

1歳児のふりかけについて

ふりかけご飯
iStock.com/paylessimages

ふりかけは添加物が多いイメージを持っているママやパパもいるかもしれません。店頭にはさまざまなふりかけが並んでいるので、どれを選ぶべきか悩みますよね。

また、いつからふりかけを与えてよいのか知りたい場合もあるでしょう。ふりかけデビュー済の子どもの中には、ふりかけご飯しか食べない場合もあるかもしれません。

子どもが味が濃いものに慣れてしまうと、薄味のものを食べなくなってしまう可能性もあるようなので、ふりかけご飯は子どもが1歳を過ぎてから、ママやパパが量を調整しながら与えるようにしましょう。

市販のふりかけは塩気があり、味が濃いため、基本的に赤ちゃん用などの表記がないものは大人用と考えた方がよいようです。

ふりかけの塩分や添加物が心配な場合は、少なめの量から始めて、成長に合わせて子どもの様子を見ながら与えるとよいかもしれません。

また、ふりかけを使用する場合は、赤ちゃん用のふりかけを選んだり、手作りして、子どもに安全なふりかけを与えるようにしましょう。

市販のふりかけとベビーフードのふりかけの違い

市販のふりかけには、無添加をうたっているものやキャラクターパッケージのものもたくさん売られていますが、ベビーフードの中にもふりかけがありますよね。

市販のふりかけとベビーフードのふりかけには、どのような違いがあるのでしょうか。


市販のふりかけ

市販のふりかけには、塩分や化学調味料、食品添加物が多く含まれていることがあるようです。原材料として油分などが含まれていることもあるようなので、注意した方がよいかもしれません。

子ども用ふりかけでも1歳の子どもには味が濃い場合もあるため、1袋の1/2や1/3など少量から与えましょう。


ベビーフードのふりかけ

厚生労働省の資料によると、ベビーフードの食品添加物の使用は、必要不可欠な場合に限り、最小限の使用に止めており、使用できる添加物も限定されています。

また、ベビーフードのふりかけは、味付けだけでなく、形状もやわらかく食べやすいものが多いようです。

1歳の子どもにふりかけを与えるときは、ベビー用のふりかけを選ぶと安心して与えることができそうです。

出典:ベビーフードを活用する際の留意点について/厚生労働省

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ふりかけを手作りするときのポイント

塩分や添加物が気になるため、市販のふりかけを使用するのではなく、ふりかけを手作りしたいママやパパもいるでしょう。

ふりかけを手作りするときのポイントをご紹介します。


材料選び

ふりかけを手作りするときは、食材を1~2つブレンドすると、バランスよいふりかけになるようです。

鰹節やツナ缶のような海産物やレタスや小松菜などの葉物、さらに焼き海苔などを使用すると風味もよくなり、子どもが喜んで食べてくれるかもしれません。


調理方法

フライパン
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調理方法については、どのような形態のふりかけにするかによっても変わるようです。

ソフトふりかけを作る場合は、基本的にフライパンで素材を炒って組み合わせます。それに対して、乾燥ふりかけは、乾燥した食感を出すために事前に天日干しをし、水分を飛ばしてからミキサーなどを使って調理することが多いようです。

ママやパパの好みに合わせて、さまざまな種類のふりかけを作ってみましょう。


調理器具

ふりかけを手作りするときに、どのような調理器具を準備しておくとよいのでしょうか。

乾燥ふりかけを作るときは、干しカゴがあると虫やほこりなど衛生面が不安な場合も安心です。低価格で手に入れることができるので、準備しておきたいですね。

また、ブレンダーはふりかけ作りに重宝するだけでなく、ほかの料理にも活用できるので、忙しいママやパパにとっても活躍しそうなアイテムです。

ふりかけを手作りしよう

ふりかけは手作りすると、子どもの好みに合わせた材料を使っておいしいふりかけを作ることができるかもしれません。

1歳児におすすめのふりかけレシピをご紹介します。


野菜たっぷりふりかけ

  1. にんじんと大根をみじん切りにする
  2. 小松菜を細かく切る
  3. フライパンに1.と浸るくらいの水を入れて、強めの中火で水分がなくなるまで煮る
  4. 3.に2.を入れて、さらに水分がなくなるまで炒める
  5. 水分がなくなったら、少量の醤油で味を整える

小松菜の代わりに、どんな葉物野菜を入れてもおいしく食べられそうです。彩りを考えてふりかけに入れる野菜を選ぶのも楽しそうですね。野菜をたくさん摂れるので、1歳の子どもにぴったりのレシピかもしれません。


小松菜としらすのふりかけ

  1. 小松菜は茹でて、細かく切る
  2. フライパンで水分がなくなるまで小松菜を炒め、しらすを加えて再び炒める
  3. 砂糖とだしを加えてよく混ぜる

小松菜をできるだけ細かく切ることで食べやすくなるでしょう。たくさん作って冷凍しておくと、使いたいときに必要な分だけ解凍することができて便利です。手軽に子どもが栄養を摂ることができそうなふりかけメニューです。


甘鮭のそぼろふりかけ

  1. 甘鮭にラップをかけて火が通るまで電子レンジにかける
  2. 火が通ったら、身を取ってブレンダーにかける
  3. 2.をフライパンに入れ中火で混ぜながら、醤油と砂糖を入れ焦げないように水分を飛ばす

手軽に魚を摂取できるため、1歳児のお弁当やおにぎりにぴったりのふりかけメニューかもしれません。フライパンで炒りすぎるとパサつくので加減を見ながら調理しましょう。

手作りふりかけでご飯をおいしく食べよう

ふりかけご飯
iStock.com/yasuhiroamano

手作りふりかけで、1歳の子どもがご飯をたくさん食べるようになれば嬉しいですね。市販のふりかけでは塩分の摂りすぎや添加物が心配というママやパパも手作りすれば安心安全です。

手作りふりかけで、1歳児が栄養をしっかり摂れるように、さまざまな食材を使いながらレシピをアレンジしてみてはいかがでしょうか。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2020年2月7日の記事作成時点のものです。

2020.02.06

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