1歳の幼児食。野菜を食べてほしいときの献立例やレシピとは

冷凍ストックやレトルトを使って時短に

1歳の幼児食。野菜を食べてほしいときの献立例やレシピとは

1歳頃の幼児食を作るとき、野菜や量を摂るにはどのような献立にするとよいのだろうと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、焼きうどんなどバランスを考えたレシピの他、冷凍ストックやレトルトを使って幼児食作りの手間を減らす工夫などについて体験談を交えてご紹介します。

1歳の幼児食についての悩み

1歳頃の子どもをもつ家庭では、幼児食についてさまざまな悩みがあるママやパパもいるのではないでしょうか。気になることについて、ママたちに聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

うちの子はあまり食べない方だと思っているのですが、1歳頃の子どもはどのくらいの量を食べていればよいのでしょうか。もう少し食べてもらえたら嬉しいと思っています。

30代ママ
30代ママ

息子は最近好き嫌いが出てきたのか、食卓に野菜を出すとひとつずつつまんでお皿から出してしまいます。野菜嫌いでも食べられるようなレシピが知りたいです。

30代ママ
30代ママ

少しずつ親と同じ食事ができるようになってきて助かっているのですが、1週間の献立が決まってきています。献立のバリエーションを増やしたいので、他の家庭ではどのような食事を作っているのか気になります。

1歳頃の子どもを持つ家庭では、食事の量や献立のバリエーションなど、さまざまな悩みをもっているようです。野菜を食べてほしいと感じているママもいました。

そこで今回は、実際に作っている1日の献立例やバランスを考えたレシピなどを、ママたちに聞いてみました。

【1歳児向け】1日の献立例

キッチン
Africa Studio/Shutterstock.com

1歳向けの幼児食として、どのような献立を考えているのだろうと気になるママもいるのではないでしょうか。1日の献立例をママたちの声を参照して、お伝えします。


食パン6枚切り1枚(かぼちゃソースをディップ)、オムレツ、ヨーグルト


かぼちゃソースは、サラダやおやつにも活用できて便利なようです。慌ただしくなりがちな朝でも、自分で手に取って食べられるのでママの負担も減りそうですね。


しらすおにぎり、野菜のつくね焼き、マリネ、わかめスープ


しらすおにぎりは、子ども茶碗1杯分のご飯を1歳の子どもが手でもフォークでも食べやすい大きさに丸めて、自分で食べられるようにしているそうです。子どもが食べやすい大きさにすることで、喜んで食べてくれたというママの声もありました。


ドライカレー、ツナサラダ、煮物、わかめスープ


ドライカレーは調理中に取り分けすることで親子で食べられるため、家族全員で同じ食事が楽しめたようです。お昼に多めにわかめスープを作ることで、夕方の食事準備が少なくなりそうですね。

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【1歳児向け】バランスを考えた幼児食のレシピ

子どもに、もう少し量を食べて欲しいと感じているママや、野菜を食べて欲しいと感じているママもいるようです。バランスを考えた幼児食のレシピとは、どのようなものなのでしょうか。


焼うどん

  1. 人参、キャベツ、玉ねぎなどの野菜を粗いみじん切りにして茹でる。
  2. うどんは食べやすい長さに切って茹でる。
  3. 油をしいたフライパンでうどんを軽く炒める。
  4. 野菜を加えてさらに炒める。
  5. 和風だしや醤油を加えて味つけをしたら焼きうどんの完成。

野菜もうどんも食べやすい大きさにカットして火を通すとできあがるため、時間や手間をかけずに焼きうどんが作れそうですね。和風だしや醤油の他に、1歳向けのソースやごまだれで味つけをしているというママもいました。


豆腐ハンバーグ

  1. 玉ねぎや人参、小松菜などみじん切りにした野菜をラップにかけて電子レンジで加熱する。
  2. ボウルに加熱した野菜、水気を取った豆腐、卵、パン粉、塩コショウを入れて混ぜる。
  3. 食べやすい形に丸めたものをフライパンで焼いたら豆腐ハンバーグの完成。

野菜は電子レンジで加熱するため、炒める時間が省略されて時短に繋がりそうですね。野菜が苦手な娘も、細かく刻んで入れると食べてくれたというママの声もありました。


コンソメスープ

スープ
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  1. 人参、玉ねぎ、アスパラ、じゃがいも、ベーコンなど家にある野菜をみじん切りにする。
  2. 野菜と水を鍋に入れて火が通ったら固形コンソメを入れてコンソメスープの完成。

子どもは野菜の甘さが際立ったスープ、大人は塩コショウやガーリックパウダーを足して好みのスープにしているそうです。火が通って柔らかくなった野菜だとよく食べたというママの声もありました。他にも、キノコ類やイモ類を入れてみるのもよいかもしれません。

幼児食の準備の手間を減らす工夫

幼児食を作るとき、大人と別の味つけにしたり少なめの分量を何度も作ったりと、準備に手間を感じたことがあるママやパパもいるのではないでしょうか。短時間で調理できるような工夫を、ママたちに聞いてみました。


冷凍ストックを用意する

30代ママ
30代ママ

幼児食を作るときは多めに作って、冷凍ストックを作るようにしています。ハンバーグやつくねなどの肉類は、加熱してから冷凍すると保存期間も長く、解凍してからもやわらかい気がします。

30代ママ
30代ママ

野菜は買ったらすぐに食べやすい大きさにカットして冷凍しています。料理によって使い分けられるよう、人参なら角切り、細切り、手で持ちやすい大きさの短冊切りなどと切り方を変えて保存しています。

冷凍ストックを作ることで、時間に余裕がないときでも温めるだけでご飯が食べられそうですね。スープなどの汁物は、製氷皿に注いで冷凍すると小分けにでき、食べたい分だけ解凍できるところが助かっているというママの声もありました。


レトルトも活用する

20代ママ
20代ママ

急きょ出かけることが決まったときなど、幼児食を用意する時間がないときは、レトルトを活用しています。ご飯ものとおかずがセットになった1歳頃用のレトルト幼児食を見つけて以来、重宝しています。

急きょ出かけることになったときや食事の準備をする時間がないときに、レトルト食品を活用しているママもいるようです。他にも、ホワイトソースやトマトソースなど、ソース類はレトルト食品を活用しているというママがいました。

バランスを考えた幼児食を作ろう

ご飯
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1歳頃の幼児食を作るとき、野菜や食事量は十分なのかなどが気になることもあるかもしれません。野菜が食べられるようにと焼きうどんや豆腐ハンバーグなどバランスを考えた献立を作っているママもいるようです。

野菜をよく加熱したり細かく刻んだりすることで、子どもが食べやすい固さや大きさにしているというママの声もありました。

冷凍ストックやレトルト食品なども活用したレシピで、幼児食の準備をする負担を減らしながらバランスのよい食事ができるとよいですね。

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※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.01.24

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