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1歳の離乳食のうどんのレシピ。うどんを使うときに意識したこと
下痢や発熱時などうどんを使うシーン
2019.12.25
1歳の子どもの離乳食にうどんを使おうと考えるママのなかには、簡単に作れるレシピが知りたいという方もいるのではないでしょうか。今回は、下痢や発熱時などどのようなシーンでうどんを使っているのかやうどんをあげるときに意識したこと、簡単に作れるうどんのアレンジレシピなどを、体験談を元にご紹介します。
離乳食完了期にあたる1歳の子どもの食事
離乳食が進み1歳から1歳半頃になると、離乳食完了期に入るようです。厚生労働省の資料によると、離乳食完了期はかたちのあるものを噛みつぶせるようになり、1日3回食に進んでいく時期とされています。
ツルツルとした食感のうどんは1歳頃の子どもにも食べやすく、柔らかく煮込むことで胃腸にも優しい離乳食の食材の1つとなりそうです。子どもが喜ぶうどんを使って、離乳食のレシピのレパートリーを増やしたいと考えるママもいるかもしれません。
そこで今回は、1歳の子どもの離乳食の食材にも取り入れやすい「うどん」についてご紹介します。
離乳食にうどんを使うシーン
ママたちは、どのような場面で離乳食にうどんを使っているのでしょうか。うどんが活躍するシーンを聞いてみました。
お腹の調子が悪いときや熱があるとき
30代ママ
下痢の回復期や発熱時の離乳食に、消化のしやすさや食べやすさを意識してうどんを使用しているというママの声がありました。お腹の調子や体調が悪いときは、できるだけ柔らかくなるまでよく煮込むようにするとよさそうです。
時間がないとき
30代ママ
1歳半くらいから外遊びに出かけることが多くなり、帰宅がお昼の時間ギリギリになることがよくあります。午前中外へ遊びに行くときは、家にある食材とうどんをいっしょに煮込んで、簡単に作れる離乳食を昼食にすることが多いです。
うどんは、野菜や肉など他の食材とあわせやすくいっしょに煮込んだり炒めたりすることもできるため、時間がないときの離乳食の食材としても活躍しそうです。1歳頃になると、離乳食が3回食になるので、昼食はいつも簡単に作れるうどんなど麺類のメニューにしているというママの声もありました。
1歳児にうどんをあげるときに意識したこと
1歳児にうどんをあげるときに意識したことをママたちに聞いてみました。
1歳児にあった量にする
30代ママ
1歳半の息子にあげるうどんの量は、乾麺であれば20gから30g程度、茹でうどんであれば3分の1玉くらいです。うどんは煮込むと水分を含んで量が増えるので、様子を見て量を調節するとよさそうです。
厚生労働省の資料によると、離乳食完了期にあたる1歳頃の子どもにあげる穀類の量は、1回につき全がゆ90グラムから、軟飯80グラムとされています。穀物の量を目安として、子どもの食欲や成長に応じてうどんの量を調整してあげるとよいかもしれません。
食べやすい長さにする
30代ママ
初めて離乳食にうどんをあげたときは、手づかみ食べしやすいように1センチくらいの長さに切ってから調理しました。最近スプーンを使えるようになってきたので、2センチから3センチくらいに切るようにしています。
1歳頃の子どもの離乳食にうどんをあげるときは、手でつかんで食べやすくするために短く切っておくとよさそうです。うどんを切るときにキッチンバサミを使うと、包丁を取り出す手間を省けたというママの声もありました。
食べやすい柔らかさにする
40代ママ
離乳食にうどんをあげていたときは、噛みやすさを考えてパッケージに表記されている茹で時間よりも、多めの時間煮込むようにしていました。他の具材といっしょに一度煮込んで、火を止めた後少し時間を置くとうどんがより柔らかくなるように思います。
噛みやすさや飲み込みやすさを意識して、うどんを柔らかく煮込むようにしているというママの声もありました。うどんの種類によっては、コシが強いものや弾力があるものなどもあるようなので、歯ぐきで簡単に噛めるくらいの柔らかさになっているかを茹で時間の目安にするとよいかもしれません。
うどんを使った1歳児の簡単離乳食レシピ
ママたちに聞いた、簡単に作れるうどんを使った1歳の離乳食レシピをご紹介します。
野菜の煮込みうどんのレシピ
30代ママ
鍋に白だしとめんつゆを入れて火にかけ沸騰したら、細かく切ったうどんとにんじん、大根、カブなどの野菜を加えます。クタクタになるまで煮込んだら、最後に溶き卵を入れて一煮立ちさせると体が弱っているときにも食べやすい煮込みうどんの完成です。
繊維質が少なそうな食材を加えて、柔らかくなるまでよく煮込んだうどんのレシピを使って、離乳食を作ったママがいるようです。体調があまりよくないときの離乳食にうどんのレシピを使うときは、できるだけ薄味にするように気をつけたというママの声もありました。
野菜たっぷりの焼うどんのレシピ
40代ママ
下茹でして短く切ったうどんとツナ缶、玉ねぎやにんじん、小松菜などの細かく切った野菜をフライパンに入れて炒めます。最後に味つけでフライパンの脇から醤油を少量入れたら、野菜たっぷりの焼きうどんの完成です。
汁うどんに飽きてきたときは、気分を変えて簡単に作れる焼うどんのレシピを離乳食に取り入れてみてもよいかもしれません。ツナ缶の代わりに、ひき肉を使うとより食べ応えのある離乳食のレシピになりそうです。
うどんとしらすのおやきのレシピ
30代ママ
茹でたうどんとにんじんやブロッコリー、ほうれん草など好みの野菜を細かく刻んだものにしらすを加えます。全体に絡まるくらいの量の小麦粉と水を入れ、好きな大きさになるようにスプーンですくってフライパンで焼き目をつけると、うどんとしらすのおやきのできあがりです。
手づかみしやすく1歳頃の子どもの離乳食レシピにぴったりな、うどんとしらすのおやきを作ったママもいるようです。離乳食のおかずとしてだけではなく、おやつのレシピに取り入れてもよいかもしれません。
1歳の離乳食にうどんのレシピを活用しよう
ママたちは、1歳の子どもの下痢がおさまってきたときや熱があるとき、時間がないときなどの離乳食にうどんを取り入れているようです。うどんをあげるときは、量や長さ、柔らかさなどを意識したというママの声もありました。
他の食材との相性のよさや簡単に調理しやすいこともうどんのよさかもしれません。うどんを活用して、レシピのバリエーションを増やせるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。
新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月23日の記事作成時点のものです。
1歳の息子が下痢や熱があるときは、消化のことを考えてうどんを使った離乳食をあげることが多いです。下痢や発熱時にうどんを作るときは、子どもの様子を見て食べられそうであれば繊維質が少なそうな野菜や鶏の胸肉などを加えるようにしています。