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【取材】産休・育休中の給与を保障など、「大胆に働くため」のメルカリの人事支援制度

【取材】産休・育休中の給与を保障など、「大胆に働くため」のメルカリの人事支援制度

株式会社メルカリ

2018年02月23日

働くママにとって、子育てと仕事の両立は大変なことも多いですよね。近年、女性のワークライフバランスにかかわる働き方や妊活支援、保活など、さまざまなニーズに対してサポートする取り組みを始める企業も多いようです。そこで今回は、そんな企業のひとつをKIDSNA編集部が取材レポートします。

TVCMなどでも話題のフリマアプリ、「メルカリ」。実際に利用しているという方も多いのではないでしょうか。今回は話題の制度を実施している株式会社メルカリ(以下、メルカリ)を取材させていただきました。

mercibox(メルシーボックス)とは

メルカリでは、「mercibox(メルシーボックス)」という、産休・育休支援の拡充や認可外保育園補助など、社員が安心して働くための取り組みをパッケージ化しています。今回はメルカリ労務担当であるコーポレートプランニンググループの横井さんと上坂さん、産休・育休後に仕事復帰をした広報の大塚さんにお話を伺いました。

Go Bold-大胆にやろう

コーポレートプランニンググループ/上坂さん

「メルカリが大切にしているバリューの中に「Go Bold-大胆にやろう」という行動指針があります。大胆に働くためには、社員の持っている不安やリスクを減らすなど、ダウンサイドのケアが大切だと考えています。

『mercibox(メルシーボックス)』は、メンバーが『Go Boldにおもいっきり働ける環境』をより充実させていくために、2016年2月に導入した制度です」(上坂さん)

メルカリのバリューを社員が体現するために、不安や悩みに対してどのような環境作りができるか常に考え取り組んでいるそうです。

「“メルシー”はフランス語で『ありがとう』という意味なので、会社から社員へ、社員から会社への感謝を伝えていくという意味で名づけました。“ボックス”には、そうした思いや、その時々の状況に合わせて制度を増やしていこうという思いを詰めています」(上坂さん)

時代や社員の反応、そのときの状況に合わせて、制度を増やしたり見直していくこともあるようです。

社員の家族も含めて支える制度

産休・育休・介護休業支援で給与を100%保障

mercibox(メルシーボックス)には、産休・育休中(産前10週+産後約6カ月)や介護休暇中(最大3カ月)の給与を100%保障するという制度があります。

広報/大塚さん

「産休・育休中、介護中は働きたくても働けないという思いや給与が減ってしまうことに悩みや不安を抱えている社員もいます。給与を100%保障することで社員の不安を払拭し、復帰しても大胆に仕事ができるように支援しています」(大塚さん)

給与の保障以外にも、休暇に関するお金や仕事に関しての疑問を解決できるように相談できる機会を設けたり、復帰後は家庭の状況に合わせて勤務時間が選択できるなど、一人一人の社員が働き方を選択できるように個別に対応しているようです。

一歩踏み出すきっかけになる妊活の支援

妊活の支援とは、治療開始から10年間、妊活の費用を会社が一部負担してくれる制度です。

「不妊治療は費用が高額だったり、いつまで続ければいいのか見通しが立てづらい部分もあります。精神的、経済的なつらさに寄り添いフォローするためにこの制度はあります」(上坂さん)

コーポレートプランニンググループ/横井さん

「妊活は高額な費用がかかるというイメージから、なかなか踏み出せない方もいるようです。お金の面をクリアにすることで、少しでも不安を払拭できればと考えています」(横井さん)

女性社員だけでなく、既婚の男性社員の利用も多いことから、社員の家族を含めた支援の形になっているのがわかります。

自分のペースで復帰できる認可外保育園補助

認可外保育園補助は、認可保育園に入園できず認可外保育園に入園する場合、保育料の差額を会社が負担する制度です。

「保育園がなかなか見つからず、いつ復帰できるか不安な時期がありました。認可外保育園ならなんとか入園できるという状況だったので、本当にありがたいと思いました」(大塚さん)

仕事復帰までの期間が長引くと復帰して以前のように仕事ができるのか不安になる社員の方もいるようです。

一方でこの制度は利用せず、認可保育園が見つかったタイミングで復帰している方もいるそうです。社員それぞれの気持ちを汲み取り、自分のタイミングで復帰できるようにサポートしているのですね。

代表者が積極的に制度を利用

メルカリの男性社員の育休取得率は9割以上。子どもを持つほとんどの社員が制度を利用して産休・育休を取得しているそうです。制度を定着させるためにはどのような工夫があったのでしょうか。

「メルカリの社長と子会社のソウゾウの社長がほぼ同時期に育休を取得した時期もありました」(大塚さん)

制度があっても実際は利用されていないという企業がある中で、代表者や管理職の社員が積極的に制度を利用することによって、全てのメンバーが当たり前に制度が利用できる雰囲気作りができているようです。

育児に関する制度を通した社員の変化

制度の利用を通して、社員の方々にも変化があったようです。

「育休取得前に自分がいなくても業務が回るように、仕事を整理していた社員がいました。その結果復帰後の仕事もスムーズに進んだそうです」(大塚さん)

制度による取り組みの他にも、社員の家族を会社に招いてイベントをする「ファミリーデー」という取り組みも行っています。普段見られないママ社員やパパ社員の姿は、お互いを理解していくきっかけになったり、これからさまざまなライフステージを迎える社員にとっても貴重な体験となるかもしれませんね。

育休・産休を取得した社員のこうした姿勢が、他の社員の仕事に対する意識の向上にもつながっているそうです。

ファミリーデーの様子

ダイバーシティを尊重

メルカリでは、社員の声を聞き、社員と共に試行錯誤を繰り返して本当に必要とされる制度を作り出していました。

「ダイバーシティを尊重してそれぞれの社員が思いきり働けるようにしていきたいです」(横井さん)

ママであってもママでなくても、社員一人一人のバックボーンや個性を尊重し、理解し合うことで働きやすい環境は作られていくことがわかった取材でした。

株式会社メルカリ

メルカリは、”新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る”というミッションを掲げ、フリマアプリ「メルカリ」のサービス開発に取り組んでいます。

日本では既に6000万以上ダウンロードされている「メルカリ」は、ベビー用品も多く取引されているのでママやパパにもオススメです。使う期間が限られていて、新品を買うのはためらっちゃうベビーグッズを探してみたり、サイズアウトしたベビー服を売ってみては?

その他にも、地域コミュニティアプリ「メルカリ アッテ」、本・CD・DVD専用フリマアプリ「KAURU」、ブランド査定付きフリマアプリ「MAISONZ」もリリースしています。

メルカリで働くことに興味があるかたはこちらからどうぞ。

https://www.mercari.com/jp/jobs/

会社名

株式会社メルカリ

資本金

125億5,020万円(資本準備金含む)

代表者

山田進太郎

従業員数

600人

事業内容

フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用

所在地

東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー18F

ウェブサイト

https://careers.mercari.com