子ども部屋の家具やインテリア選びとコーディネートのポイント

子ども部屋の家具やインテリア選びとコーディネートのポイント

「素敵な子ども部屋を作りたい!」と思っているママは多くいるでしょう。これから新たに子ども部屋を作る、または子ども部屋の模様替えをするとき、どのようなことに配慮し家具を選んだりコーディネートしたらよいのでしょうか。子ども部屋の実例を見ながらインテリアのポイントを紹介します。

子ども部屋の雰囲気を決める

素敵な子ども部屋を作るために、まずは部屋の全体的な雰囲気を決めるとイメージが持ちやすいようです。


色を統一する

元からある家具の色に合わせて子ども用の家具も同じような色合いで選ぶと、家全体に統一感がでて良いでしょう。

シンプルな子ども部屋を目指すなら、壁の色に合わせて床に敷くマットや家具を同系色でコーディネートすると部屋が整って見えそうですね。
模様替えをするときや新たに家具を選ぶときには、部屋全体のイメージを持ってシンプルなものを選び、色数も多くしすぎないことがポイントかもしれません。

また、壁の色が白など明るめの色だと部屋全体が広く見えるようです。


カラフルで元気よく

カラフルな部屋
Anna Baburkina/Shutterstock.com

色が多いと一見まとまりがないように思いがちですが、部分的にカラフルな家具を使うことで、元気でオシャレな印象になるようです。

カラフルな引き出しの色ごとに入れるおもちゃを決めれば、子どもの片づけ習慣に役立つかもしれませんね。


ウッド素材で温かみを 

ウッド素材の家具は、スチールやガラスに比べて木の温かみが感じられるようです。

黒などの暗い色でシックにまとめている部屋のなかにウッド素材の家具が入ると、雰囲気も変わってくるようです。
ナチュラルな木の素材は部屋の雰囲気を明るくしてくれて、いつまでも大切に使えそうですね。


和室をリメイク

DIYに挑戦し、自分で部屋をリメイクする人も増えているようです。押入れのふすまを外して本棚にしたり、壁紙を貼り変えて和室を洋室風にリメイクしているママもいました。

和室とリビングが近い間取りの家も多くあるようなので、子どもが小さい時期は和室に子ども部屋をつくるのもよいでしょう。

乳幼児ごとのインテリアのポイント

子ども部屋の棚
Africa Studio/Shutterstock.com

乳児と幼児ではインテリア選びの際、優先するポイントが異なる場合もあるようです。


乳児の部屋は優しい雰囲気に

子どもがまだ小さいうちはクッションやマットを置いて柔らかい空間を作っている家庭が多いようです。部屋をガーランドやウォールペーパーなどで飾るとかわいらしく優しい雰囲気になるので、取り入れてみるのもよいでしょう。


幼児は片づけやすい部屋に

幼児になると自分で片づけができるように、片づけやすさと遊びやすさの両面を考えて部屋をコーディネートすることも大切かもしれません。

引き出しやすい作りのインテリアや背の低い棚を使うなど、なるべく少ない動作で片づけられるように家具を選ぶと子どもが自分で片づけやすいでしょう。

おもちゃは種類ごとに分類してボックスを分けたり、きれいに並べて置けばインテリアのひとつとして取り入れられるかもしれませんね。


テキスタイルは変更を視野に入れて

カーテンや寝具などのテキスタイルは子どもの成長に応じて変更もしやすいアイテムのようです。

乳児期はママやパパが選ぶことが多いと思いますが、子どもが好みを持ち始める幼児期頃になったら子どもの好きな色や柄を取り入れ、お気に入りの部屋になるようにコーディネートすると喜んでくれそうですね。

こちらの記事も読まれています

インテリア選びの注意点

子どもが安全に過ごせ、お気に入りの部屋になるようにインテリアを選ぶためにはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。


幼児期は安全面を重視

子どもがまだ幼いうちは、安全面を重視して家具を選んだり部屋をコーディネートするママも多いでしょう。

角がなく丸みのあるデザインの家具は安全面だけでなく、部屋が優しい雰囲気にもなりますよね。

つかまり立ちをし始めたら転んだときのことを考えて、床にクッション性のある赤ちゃん用のマットを敷いてもよいかもしれません。


幼児期は遊びやすさも

3歳頃になったら、子どもが遊びやすい空間づくりも大切になってくるでしょう。

動きが活発になってきて落書きやおもちゃで汚れることも考え、壁紙は汚れに強いタイプのものを選ぶとよさそうですね。

子どもの手の届く高さの家具を選ぶことで片づけもしやすくなるので、家具を選ぶ際は高さも考慮して選んでみてはいかがでしょうか。


観葉植物を置くときは

何でも口に入れてしまう乳幼児期には、部屋の観葉植物の土も口に入れてしまう場合があるようです。

観葉植物の置き場を考えたり、カバーをかける、ベビーゲートで覆うなどの工夫が必要でしょう。

過ごしやすい快適な子ども部屋を作ろう

子ども部屋
united photo studio/Shutterstock.com

子ども部屋の実例を見ていると、家具やインテリアに統一性を持たせてコーディネートするとオシャレな子ども部屋になるようです。乳児と幼児でできることや注意点も変わってくるので、年齢に合わせて模様替えをするなど工夫してお部屋を作っていくと子どもも楽しい気持ちで過ごせるでしょう。

子どもも大人も心地よく過ごせるお気に入りの子ども部屋をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

2018.03.23

インテリアカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。