子どもの習い事は何歳から?ママたちの習い事の体験談と最も多い年齢は

子どもの習い事は何歳から?ママたちの習い事の体験談と最も多い年齢は

子どもに習い事をさせたいけれど、何歳くらいから始めればいいか悩んでいるママは多いでしょう。親の願いはいろいろあれど、子どもが興味を持ち、積極的に取り組んでくれる習い事を選びたいですよね。今回は、子どもに習い事をさせるのはいつからがベストなのかを調べました。同じ悩みを持ったことのあるママの体験談とともにご紹介します。

いつから習い事を始めるの

最近では早く始める傾向にある

最近では、幼稚園や保育園に通いながら習い事をしている子どもが多くおり、習い事を始める年齢は段々と早くなってきています。自分ができなかったことを子どもに託したい、いろいろなことを経験させたいという願いから、早い時期から習い事を始めさせる親が増えているのでしょう。


最も多いのは3歳くらいから

魔の2歳と言われるイヤイヤ期を抜け、親の言うことがほぼ理解でき、自分の感情も少しずつコントロールできるようになってくる3歳。ピアノなどの楽器教室や体操・バレエなどの体を動かす教室は、それなりの体格や集団生活を送れることが必要になってきます。そのため、習い事の選択肢の幅が広がるため、3歳頃から習い事を始める子が増える傾向にあるのです。

また、3歳は幼稚園入園前の年でもあるので、集団生活の基礎づくりにもつながります。

子どもの習い事、どう選ぶ

子どもの興味を優先しよう

幼い頃の習い事は、興味があるかどうかが重要なポイントです。親が良かれと思って始めた習い事も、子どもが興味を持っていないと、上達もしませんしその習い事に対して悪いイメージを持ってしまいかねません。

子どもの頃の習い事は、強要するものではなく、楽しめるものを選ぶことが重要。そのためには、日常生活から我が子がどんなことに興味を持っているのか、得意なのかを観察するように心がけることが大切です。


スポーツ系

1~2歳で始める習い事として、体操やリトミック教室は人気があります。習い事というよりも、リズム感をつけたり体を動かしたりするのがメインで、遊びの延長線という感覚で習え、得意なことがわからないまだ見えていない年代でも始められるのがメリットです。


芸術系

5、6歳の小学校入学前の女の子に人気があるのが、ピアノ教室です。最近では、ギターやドラムなどの教室も増えてきており、男の子でも音楽系の習い事をしている子が増えています。書道や絵画教室も、根強い人気のある習い事です。まだ基礎ができる前の年齢で習い事を始めることで、基礎能力を養うことができます。


勉強系

小学校でも英語の授業が始まっている今、英会話教室はとても人気があります。小学校入学前に勉強の基礎づくりをするため、幼児教室や学習塾に通う子も多いです。勉強として英語を習い始めると苦手意識を持ってしまう子もいますが、幼児教室や学習塾では遊び感覚で英語にふれ合うことができます。

習い事のメリットは

習い事

多くのことを学べる

家族と自分という狭い世界しか知らなかった子が、習い事を始めることで新しい世界を知ることができ、親からは学べないことも習い事から学ぶことができます。幼い頃は、吸収力が高いので習い事を通して多くのことを学べます。


協調性が身につく

子どもの頃の習い事は、ひとりでするものよりも集団で行うものが多いです。始まりや終わりのご挨拶をしたり、みんなで同時に同じ行動をしたりすることで、協調性を養えます。幼稚園や保育園に入ると集団生活が基本です。その基礎である協調性を身につけておくことで、スムーズに集団生活を送ることができるでしょう。

こちらの記事も読まれています

習い事のデメリットは

費用がかかる

習い事はひとつずつの費用は大きな金額ではなくても、複数掛け持ちするとひとりの習い事でも多くの費用がかかります。子どもの将来のためとは言え、やはり家計の負担になりますよね。費用の問題は、習い事をする上で避けては通れない大きな問題です。


時間の管理が増える

習い事を始めると、曜日や時間が拘束されてしまいます。子どもがまだ小さいうちは、朝早く起きてしまい、お昼寝の時間が早まるなど、毎日同じリズムで過ごすことが難しく、スケジュール通りにこなせない場面も多々あります。

時間に余裕を持って過ごしていても、想定外のことが起こることもよくあるので、時間だけでなく気持ちに余裕を持つことが大切です。

何歳から始めた?習い事の体験談

幼稚園前から

「娘は3歳から音楽教室に通い始め、その流れでピアノを習いました。内容が簡単な頃は楽しんでいましたが、難しくなりはじめると練習を嫌がるようになりました。一旦、そこの教室は辞めて、7歳頃から他のピアノ教室に通い始めると楽しんで通うようになりました。

やはり、教室の方針によって合う合わないがあり、始める年齢はあまり関係ないんだなと思いました」


小学校に入ってから

「小学校に入り、まわりの友だちがやっている習い事を見て子ども自身がやりたいと言ったことを習わせました。水泳、ピアノ、体操を習わせましたが、自分の興味があることをやっているので、どれも楽しんでいましたし、ある程度の基礎を身につけることができました。

受験や部活などの関係で、辞めていきましたがピアノは趣味で続けています。ずっと続けていることで子どもにとって自分にはこれがあるという自信になっているようです。時間に余裕があり、自分で選択できる小学校低学年が習い事を始める年齢として適しているのではないかと思います」

子どもの気持ちを一番に考えて

英語教室

親は、子どもの将来のことを考えて、習い事を通して、様々な体験をさせたいと思いますが、一番大切なのは子どもの気持ちです。

早く始めても興味がないと続かないので、日々の生活から子どもの興味を見極めることが重要。親は、子どもが楽しく続けられるようサポートしていくことが大切です。

2017.08.06

習い事カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。