幼児の旅行はいつから?初めての家族旅行に必要な持ち物や役立つアイテム

幼児の旅行はいつから?初めての家族旅行に必要な持ち物や役立つアイテム

初めて子どもを連れていく家族旅行。幼児の旅行はいつからがベスト?必要な持ち物はなんだろう?と、悩むママやパパは多いはず。今回は、旅行デビューの年齢や、役立つ持ち物、旅行先で気をつけたいことを、体験談を交えてご紹介します。

幼児の旅行はいつからが良い?

年齢

子どもの旅行デビューの年齢は決まっていませんが、一般的に、赤ちゃんの首が座っていて、ママやパパがしっかりとサポートできれば大丈夫だと考えられています。

心配であれば医師に相談して決めても良いですね。実際に、子どもが0~2歳の頃に旅行に連れて行くという方は多いようなので、きちんと準備、計画をしていれば大きな心配はいらないでしょう。


初めての旅行先選び

今回、幼児の初めての旅行先について、子育てママを対象にアンケートを実施しました。

・知人に誘われて、知人宅近くにある軽井沢の宿に2泊3日(1歳デビュー/ママ<以下Aさん>)

・ママが気分転換のために旅行に行きたかったので、自然が多い軽井沢に2泊3日(0歳デビュー/ママ<以下Bさん>)

・親戚の法事をかねて、群馬県の温泉宿に1泊2日(1歳6カ月デビュー/ママ<以下Cさん>)


このように、海外などの遠すぎる場所には行かず、国内の宿泊先で短い期間滞在する方が多いようです。


宿泊施設の選び方についても聞いてみました。

・オムツをしていて温泉に入れなかったため、部屋に内風呂がついているところを選んだ。ベッドだと落下の危険性があるので、布団を敷いてもらえるところを選んだ。(Cさん)

・普通のホテルもあったが、コテージを選んだ。(Bさん)


このほかにも、宿泊先に頼んで子どもの食事の量を減らしてもらう、子ども用のキッズプレートを用意してもらうなどの工夫も必要でしょう。

施設によっては、食事や布団を利用しなくても料金がかかる場合があるので、気をつけてみてくださいね。観光スポットに行くときは子どもの年齢制限に気をつけると良さそうです。

宿泊先でどのようなサービスが受けられるのか、何ができて何ができないのか、事前にチェックしておくと良いと思います。


交通手段は?

ここでは、体験談を交えて交通手段のメリット・デメリットをご紹介します。


◆車

車内の赤ちゃん

〈メリット〉

・車中ぐっすり眠るので降りるときに元気でいてくれた。(Aさん)

・子どもが寝てくれた。荷物がかさばらない。交通費がかさまない。(Cさん)

〈デメリット〉

・おやつをたくさん与えてしまった。(Cさん)

・渋滞などに引っかかってしまうと予定が変わってしまう。
・子どもが酔ってしまう。


◆電車


〈メリット〉

・子どもが車窓からの景色を楽しんでくれた。(Cさん)

・運転ができないママパパでも子どもといっしょに行ける。

〈デメリット〉

・交通費がかさんだ。(Cさん)

・荷物が多くて移動が大変。
・子どもが泣いたり騒いだりしないように注意しなければならない。


◆新幹線、飛行機


〈メリット〉

・遠いところにすぐに行ける。子どもを膝にのせれば子どもの料金がタダで済む。荷物置き場があるので座るときが楽。景色が見れる。

〈デメリット〉

・子どもの行動に注意しなければならない。グリーン席に座るかどうかなどの配慮が必要。


アンケートを通して、交通手段には車を選ぶ方が多いように感じました。それぞれの交通手段の特徴を踏まえて選ぶと良さそうですね。

幼児との旅行にこんな持ち物が役に立つ

赤ちゃんの持ち物

幼児との旅行の持ち物リストの例

・オムツ15枚/おしりふき/着替え上下4セット/上着(薄手と厚着)/パジャマ/おやつ/飲み物(幼児用の水やお茶)/ペットボトルと粉/お気に入りのぬいぐるみやおもちゃ/離乳食(ビンのもの)/マグカップ/バスタオル/ハンドタオル(Aさん)


・オムツ10枚/着替え3日分/いざというときに備えて薬やブランケット/粉ミルクと哺乳瓶/携帯用の洗浄剤(Bさん)


・オムツは現地調達/肌着4枚/トップス4枚/ボトムス4枚/防寒用カーディガン1枚/帽子/ジュース/お菓子/スタイ/抱っこひも/ハンドタオル5枚/音の出る絵本1冊/仕掛け絵本1冊(Cさん)


服を汚す可能性が高いため、着替えは多めに持っていく方が多いようです。

また、着替えだけでなく、なるべく普段食べているもの、使っているものを持参して、子どもに安心感を与えると良さそうですね。


幼児との旅行に役立つアイテム

■抱っこひも・・・・・・観光地によってはベビーカーNGのところもあるため、あると良い(Cさん)

■スタイ・・・・・・食べ物をこぼしたときにあると便利だから(Cさん)

■ビニール袋・・・・・・宿泊中に替えたオムツをいれる袋として使えるから(Bさん)

■薄着・・・・・・トップスとしても下着としても使えるから(Cさん)

■チェアベルト・・・・・・子ども用の椅子が用意されていないところもあるため、持っていくと良い(Cさん)


幼児との旅行に持っていけば良かったもの

■ビニール袋をたくさん持っていけばよかった。(Bさん)

■チェアベルトまたはポータブル用の椅子、座布団があると良かった。(Cさん)


自分では準備万端だと思っていても、いざ旅行先に着いて「これを持っていけば良かった」、「あのとき、ああしていれば良かった」と後悔することもあります。

着るものを多めに持っていったり、オムツをいつもより多めに持っていったり、できる準備はなるべくしてから行くと安心ですね。

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幼児との旅行中に気をつけたいこと

旅行先での予測できないトラブルはどうしても発生してしまうものですが、なるべく最小限に抑えたいですよね。そんなときに備えておきたいことを聞いてみました。


■体温をこまめにはかっていた。(Bさん)

■もっと余裕をもって予定を決めたほうが良かった。(Cさん)

■体調の変化を気にしていた。常に大人と手をつなぐようにしていた。いつもの生活リズムをなるべく崩さないようにしていた。(Aさん)


子どもが体調を崩さないように気をつけているママは多いようです。常に体調をうかがい、一日のスケジュールをなるべく普段と同じようにするなどの工夫をすると良いでしょう。

幼児といっしょに旅行を楽しもう

車

「幼児の旅行デビューはいつから」といった決まりはありません。まだ小さいからといって諦める必要もないのです。ママ、パパが「行きたい」と思ったら行動しましょう。

万全の準備をしていけば、幼児の子どもとの旅行も思いっきり楽しめるはず。もしも困ったときは、一人で抱え込まずに周りの人を頼って楽しい計画を立ててみてくださいね。

2017年08月02日


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